2013年06月05日

新出の源氏絵を堪能する

 今日は、『源氏物語』の各巻を描いた扇面画を、じっくりと拝見する機会を得ました。
 淡く彩色されたもので、丹念に絵筆が使われています。土佐派の手になるもののようです。
 小振りなので、メガネを掛けたり外したりと、忙しいことです。
 どの巻のどの場面を描いたものなのか、ああでもない、こうでもないと、推理を逞しくします。

 繰り返し描かれてきたパターンがあるので、メガネのピントが合わなくても、おおよそはわかります。わからない図様の絵は、手近な図録のページを繰りながら、よく似た構図の絵を探します。朧気な記憶を頼りに、『源氏物語』の場面当てゲームを楽しみました。

 総体的に、庭の植物が淡泊な描かれ方をしているように見えました。これまで、あまり見掛けない図様もありました。どうしても同じ巻を描いたとしか思えない絵が、いくつかありました。54枚のセットが2組あったと考えていいでしょう。
 土佐光則前後の源氏絵と較べると、おもしろいことがわかることでしょう。

 新しい資料に接すると、いろいろと想像がふくらんでいきます。そして、残りのツレの出現が待ち遠しく思われます。日本には、『源氏物語』に関するいろいろな受容資料が、まだあるところには眠っているようです。長生きをして、1点でも多く見たいとの思いを強くしました。

 夕刻になってから上京しました。晩ご飯は、京都駅構内の伊勢丹で買った、「京都きたやま南山」の「糖質オフ焼肉弁当」です。
 
 
 

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 以前、「京洛逍遥(273)SUVACO・ジェイアール京都伊勢丹」(2013年4月30日)で紹介した弁当です。あの時は食べるのが先で、中の写真を撮らずじまいでしたので、今日は忘れずに。
 
 
 

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 牛肉の右に、もやしと豆腐干糸とが盛られています。

 そうこうする内に、過日決定した池田亀鑑賞について、岡嶌偉久子さんの『林逸抄』が受賞したことに関する情報が入りました。朝日新聞の朝刊1面下の広告枠が取れた、とのことです。6月7日に東京から以北に、11日に中部から以西に掲載される予定だそうです。
 こうした広告も含めて、池田亀鑑賞が一人でも多くの関係者に知られるように、折々に情報を流していきたいと思います。
posted by genjiito at 22:22| Comment(0) | ◎源氏物語
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