2013年05月02日

茶道資料館で香道具を見たあと筒井先生にお目にかかる

 裏千家 今日庵の茶道資料館で開催中の、春季特別展「永青文庫所蔵香道具展」に行きました。これは昨日に続き、大学院生の武居雅子さんとご一緒でした。というよりも、香道と茶道の先生をなさっている武居さんに、初学者である私がご教示いただきながら観た、と言った方が的確です。
 武居さんに詳細な説明をしていただきながら、細川家に伝わる秘蔵の数々を拝見しました。いい勉強の機会となりました。また、茶道と香道の接点についても、認識をあらためる場ともなりました。

 一番記憶に残ったものは、「香木 銘 白菊」のどっしりとした姿です。
 また、十種香と盤物についても、実物を見ることで理解が深まりました。
 何でもかんでも聞きながらの観覧でした。武居さん、ありがとうございました。

 呈茶席で柏餅と薄茶をいただいた後、茶道資料館の副館長をなさっている筒井紘一先生と親しくお話をすることができました。筒井先生は、京都造形芸術大学で武居さんの博士課程前期(修士)の指導教授だった方でもあります。武居さんは、今は総合研究大学院大学の博士課程後期(博士)に進まれ、私が所属する国文学研究資料館の学生です。筒井先生は「私を蹴って貴方の所へ行った」と、笑いながら冗談をおっしゃっていました。
 筒井先生は今日庵文庫の文庫長もなさっており、その幅広い活動と研究の成果であるご著書については、また後日ここに記します。

 現在、香道に関する勉強会を予定しておられるとのことでした。私が『源氏物語』の勉強をしているということから、武居さんと一緒にどうですか、というお誘いを受けました。
 聞くところによると、三条西堯水氏(御家流香道宗家)や山田英夫氏(山田松香木店社長)などがご参加とのことです。香道に留まらず、多くのことが学べそうなので、よろしくお願いします、とありがたく参加したい気持ちをお伝えしました。
 さらには、その内容について検討中とのことだったので、武居さんの博士論文にも直結する大枝流芳について、候補の1つにしていただくことをお願いしました。
 さて、この話はどのように展開していくのでしょうか。大いに楽しみです。

 帰りに、山吹越しに如意ヶ岳の大文字がきれいに見えました。
 
 
 

130502_daimonji
 
 
 

 賀茂川には、オレンジのひなげしが菜の花に混じって咲いています。
 
 
 
130502_kawara
 
 
 

 まだ肌寒い日々ではあっても、確実に初夏に向かっていることが、目や耳や鼻を通して実感として身体に伝わってくるようになりました。
posted by genjiito at 22:46| Comment(2) | 古典文学
この記事へのコメント
三条西家の方とお会いしたいのですが、よくお会いされるのですか?
Posted by 世良 康雄 at 2013年11月12日 12:33
返事が遅くなりました。
お問い合わせの三条西堯水氏については、まだ1度もお目にかかっていません。
そのようなお誘いを受けたのですが、まだ実現していません。
取り急ぎの返信です。
Posted by genjiito at 2013年11月21日 08:38
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