2013年03月14日

江戸漫歩(59)電車が止まる強風下の東京で

 どうなっているのか、とにかく最近の天候は極端です。
 先日来、寒暖の差の激しいことに戸惑っています。
 コートの要らない日だったかと思えば、翌日はしっかりと着込んで通勤電車に乗りました。

 花粉の飛散に加えて、黄砂やPM2.5に留まらず、北関東からは砂嵐まで襲ってきました。
 いつもは宿舎から外に出ると、隅田川の散策路から永代橋越しにスカイツリーが見えます。しかし、一昨日は突如発生した砂嵐のせいで、淀んだ空気の中でかすかな姿が認められる程度でした。

 今日は、折からの強風のために、出勤途中だった国立駅あたりで、中央線の電車が止まりました。今日の通勤は、2時間半もかかりました。いつもよりも30分以上余計にかかりました。東京から京都へ、新幹線で帰れる時間です。

 帰りは、会議が連続だったので疲れたこともあり、いつものように歩くのではなくてモノレールで立川駅に出るつもりでした。しかし、外に出てその風の強さが半端ではなかったので、モノレールに乗るのは避けました。一本の柱を跨ぐようにして走るモノレールが、この強風で無事に走れるとは思えなかったのです。

 身の安全を考えて、歩いて立川駅に向かいました。しかし、身体にまともにぶつかってくる風の強さに、恐怖心すら抱きました。風の音が凄かったのに加えて、街路樹や工事中のフェンスの揺れが、いやでも目に飛び込んできます。

 突風でフェンスが倒れたり、看板などが飛んでこないか、あたりを見回しながらの行軍というありさまです。
 ソロリソロリと駅に向かって歩きました。いつもは20分ほどの徒歩のところを、風に逆らいながら倍の40分をかけて立川駅に辿り着きました。

 中央線の東京行きに乗りました。やはり、徐行などがあり、大幅に遅れています。そして、東京行きのはずの電車が、立川駅を出るやいなや、新宿止まりに変更するとの車内放送がありました。

 中野駅で乗り換えて、地下鉄東西線に乗りました。最初の表示は津田沼行きだったのに、走り出してから西船橋行きに変更する、とのことでした。総武線が止まっているためだとか。いくつかの駅で、時間調整という理由でしばらく止まっていました。

 何とか宿舎には、無事に着きました。帰りは3時間の小旅行でした。
 災害や被害にあわなかったのは幸いでした。時間がかかっただけでよかった、と思っています。
 ニュースによると、都内では風速27メートル以上だったとか。納得できる風の威力を感じました。

 それにしても、なにやら日常生活に自然界の変な出来事が割り込んで来ている日々です。
 小さな地震も、このところ続いています。
 京都にいる時には感じない、言うに言えない不安な気配が、今の東京の生活には混在しています。

 縁起でもないことは考えないことにしています。
 それでも、何かあったらという心構えは、常にするようにしています。そして、準備もしています。
 具体的には、妻と息子の携帯端末iPhoneで、「友達を探す」というアプリを活用して、お互いが今どこにいるのかを表示できるようにしているのです。何かあったときに、家族が今どこにいるのかがわかると、合流を含めて最善の連絡を取り合えるからです。

 そこまでして、とも思います。しかし、それが現実味を増して実感させられる状況を痛感する日々なので、これも自衛処置だと思っています。
 桜の開花も早まっているそうです。隅田川の桜と、賀茂川の桜は、今年はどうでしょうか。
 それを今から、ささやかな楽しみにしているところです。
posted by genjiito at 00:07| Comment(0) | ・江戸漫歩
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