2013年01月24日

写真や画像のデジタル化への取り組み

 昨日、「井上靖卒読(156)『河岸に立ちて』」をアップしてから、パソコンの中のアルバムをブラウズしてみました。私も、川や海が好きなので、たくさんの写真が見つかりました。これらの内のいくつかは、明日にでも報告します。

 写真はたくさん撮る方です。しかし、なんでもかんでも Macintosh の画像管理ソフトである iPhoto に転送しているだけで、特に整理はしていません。ソフトが勝手に撮影日で並べ替えてくれているままにしています。
 手を入れているとしたら、写っている人の顔で検索ができよるうに、顔と名前の認定をたまに確認していることくらいです。

 十数年以上前は、写真と言えばロールフイルムによる撮影でした。写した後は、写真屋さんに持って行き印画紙にプリントしてもらい、冊子のアルバム帖に貼り付けてメモを添えていました。
 その冊子状態のアルバムが50冊ほどあり、その総量も尋常ではありません。

 京都の自宅は80年以上も前に建てられた木造で、おまけに2階の押し入れにそのアルバムを一時保管していました。しかし、重みが柱によくないということです。
 そこで最近、妻がすべての写真を剥がして、箱に時系列に並べてくれました。これを、いつか時間をとってデジタル化し、スライドショーを作ることを考え始めたところでした。子どもたちの写真が大半なので、早くスライドにしたものを渡そうと思っています。しかし、なかなか取り組めない現実にあることも事実です。今の目標は、定年を迎える4年後には着手するつもりです。

 手元のデジタルライブラリを、パソコンの画面を通してパラパラと見ました。すると、1996年7月に学生と一緒にヨーロッパへ研修旅行に行き、ベネチアで「ワールド・ワイド・リサーチ倶楽部」を立ち上げた記念の集合写真が、デジタル撮影による写真の最初のものとなっています。

 当時使ったと思われるデジタルカメラは、アップルの「QuickTake」というものだと思われます。
 最初の製品である「QuickTake 100」は、双眼鏡のような形でした。同じ頃、コダックとカシオのデジカメも併用していました。

 ソニーのデジタルビデオカメラの映像をパソコンに取り出して、デジタルの写真として活用もしました。
 このあたりのことは、何か手掛かりになる資料なりデータが見つかれば、個人の写真撮影記録の一つとしてまとめておきたいと思います。

 私がインターネットでホームページを立ち上げたのが1995年9月なので、その前から画像データをデジタルで作成し出したようです。プリントされた写真を、エプソンのフラットベッドのスキャナや、キャノンのフイルムスキャナで取り込んでいました。

 私がフイルムスキャナを使い出したのは1992年です。
 さまざまなものを、スキャンしてデジタルデータにしていました。当時はいろいろな制約から、640×400ピクセルという大きさのものとなっています。
 Macintosh を使う前だったので、今でいうウインドウズの前身である MS-DOS というシステムのパソコンに、画像を処理する高価なボードを装着してのものでした。今でもそうですが、マイクロソフトは画像や音声が苦手なので、その意味からウインドウズが出だした頃に、画像と音声が得意な Macintosh の世界に移ったのです。
 ウインドウズに見切りをつけるのが早かったのは大正解でした。

 手元の写真を見ると、1998年9月からはデジタルカメラを中心に撮影しているようです。それまでのものは、フイルムとデジタルが混在しています。

 私が国文学研究資料館に着任したのが1999年4月なので、その前年からデジタル化に移行している、ということになります。
 折しも、1999年12月3日には、〈第5回シンポジウム コンピュータ国文学「二十一世紀の源氏物語研究〉と題したイベントを国文学研究資料館で開催しました。その折には、広島大学にいらっしゃった稲賀敬二先生にネットワークを駆使して、このシンポジウムに参加していただきました。そのために、私は直前に広島まで行っていろいろと打合せをしました。画像と音声をデジタル化して遠く離れた会場をつなぐという、当時の国文学の世界でのイベントとしては画期的なことを実験しました。そして、そこで話題にしたものも、『源氏物語』を データベースとして CD-ROM 化したものでした。
 なおこのイベントの詳しいことは、拙著『源氏物語の異本を読む−「鈴虫」の場合−』(臨川書店、2001年)をご参照ください。

 1999年は、そんな時代だったのです。その流れに、私は素直に乗っかっていた、ということのようです。
 そして、翌年は2000年問題として騒がれたものです。コンピュータの時計が狂い、さまざまなトラブルが起きるとして、社会問題となりました。もっとも、大混乱は起きませんでしたが。
 こうしたことも、いつかまたまとめて書きます。
posted by genjiito at 00:09| Comment(0) | ◎情報社会
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