2012年12月01日

薬を使った糖尿病対策の試行錯誤

 昨日は京大病院で、糖尿病内科の2ヶ月おきの定期検診を受けました。

 自転車で病院を目指しながら賀茂川の上流を見やると、北山の紅葉が少し靄った彼方に望めます。
 
 
 

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 実は、昨日主治医の診察を受けるにあたっては、薬を使ったカロリー制限食の糖尿病対策ではなくて、昨夏から1年間試みてきた糖質制限食に戻したい、という相談を持ちかける心積もりで、診察室のドアを開けました。しかし、診察前に行った生体検査での血液と尿の検査結果を聞き、急遽判断を変えました。

 ヘモグロビン A1cが退院時より上がっていることから、今後どうするかを先生の方から問われました。
 退院時よりも上がっているのは、体重を増やすことを優先した食事をしてきたためです。その理由はわかっています。ただし、私が個人的に毎月中野のケアプロで測定しているヘモグロビン A1cの数値を加味して見ると、秋の退院後は徐々に下がっているのです。

7.1 → 7.0 → 6.9 → 6.7

 先生からは、2ヶ月後は6.5を目指しましょう、とのことでした。

 これからは糖質制限食にするつもりだ、ということを言いそびれているうちに、先生からはもう少し強い薬を使って様子を見ては、という提案がなされ、それに乗っていました。つまり、今の処方薬であるベイスンは効果の緩いもので、さらに強いものにすればもっと効果が期待できる、とのことです。

 薬を呑むことには抵抗があります。しかし、今処方されているのは、消化を遅らせる薬であり、インスリンの量を調整するものではありません。また、糖質制限食を推奨しておられる江部先生の高雄病院でも、このベイスンに代表される α−グルコシダーゼの働きを阻害する薬は、プチ糖質制限食などにおいては処方されているものです。

「グルコバイ、ベイスン、セイブルと糖質制限食」(2008年08月04日)

 消化を遅らせる薬として、この前、京大病院を退院する時にベイスンをもらいました。しかし、私は炭水化物が高そうな時にだけ呑んでいました。
 今日、先生は、毎日の食事毎に呑んだ方が血糖値は安定する、とおっしゃいました。私は、どれくらいベイスンが効くのかを調べる気持ちで呑んでいました。そこへ、この先生からの、よりよい食生活と身体のためのアドバイスが提示されたのです。

 とにかく、私の身体に薬の効果はあるようです。それなら、さらに強いものはどんな効果があるのか、自分の身体を使っての実験を自認している私は、これもチャレンジしてみたくなりました。そこで今回もらった薬は、セイブルでした。
 これまでのベイスンよりもよく効くとのことなので、この次の2ヶ月後の診察までには可能な限り毎食前に呑んで、その効果の程を確認したいと思います。

 糖質制限食をすれば、確実に血糖値は下がります。そのことは1年間の実験でわかりました。ヘモグロビン A1cの数値も低めに安定します。しかし、やはり食生活は普通ではなくなるのが問題なのです。
 糖質制限食では、外食で食べるメニューが限定されます。何を食べたらいいのか、街を彷徨うことがしばしばでした。また、ご飯などを残す量が増え、精神衛生上よくないのです。残すことがもったいなくて、いつも罪の意識にさいなまれるのです。

 その意味では、この薬を呑めば、これまで通り(?)にみなさんと一緒に食べられます。もちろん、何でもというのではなくて、自制すべきことは依然として残ります。過剰な炭水化物は避けます。それでも、食生活は、禁欲的な糖質制限食よりも豊かになります。食事のメニューにおいて、選択の余地が拡がるのですから。スーパー糖質制限食ではなくて、プチ糖質制限食の感覚で取り組むつもりです。
 何を食べるとどれくらい血糖値が上がるのかは、これまでの我が身を使った人体実験で、身体が覚えています。その感覚を有効に利用しながら、また新たな取り組みに挑戦することにします。

 私の場合は、糖尿病といってもまだ重症ではないので、消化を遅らせる薬の段階での足踏みです。そういう状況に我が身があることがわかったこともあり、先生の提案を受け入れて新しい薬を試すことにしました。

 薬漬けのイメージは、まだ私の意識の中では払拭しきれていません。しかし、無理のない豊かな食生活を考えると、これは、なかなか無難な選択ではないか、と思っています。京大病院の先生が言われることを信用して、またしばらくは我が身を預けることにします。

 気持ちが揺れながらも、試行錯誤はまだまだ続きます。
 さて、来春2月の結果が、今から楽しみです。

 昨日の記事ですでに書いたように、病院から京都市考古資料館に向かいました。
 そして、その帰りには同社大学の北側にある古刹相国寺の境内を過ぎりました。
 比叡山を背景にして、色鮮やかな紅葉が見られます。この境内一画は、清々しさがあって好きな散策コースです。
 東京の都内では、イチョウの黄葉は多く見かけます。しかし、紅葉が少ないので、こうした燃える赤は京都ならではの色彩です。四季折々の色の変化がこうして道々で楽しめるのは、本当に心躍るものです。

 京都散策には、ぜひとも自転車をお薦めします。
 
 
 

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posted by genjiito at 21:18| Comment(0) | *健康雑記
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