2012年07月27日

腹痛に苦しみ耐え抜いた一日

 早朝より、静脈からグルカゴンという薬を入れて血糖値を上げ、採血しながら様子を見る検査がありました。これによって、インスリンの働き具合がわかるのだそうです。私の体内で、血糖値の管理に直接関与するインスリンがどのように働いているのでしょうか。結果が楽しみです。

 朝食に食パンが出ました。食パンは、何年ぶりでしょうか。懐かしい思いで食べました。
 
 
 
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 午前中に、一昨年の胃ガン摘出手術でお世話になったO先生が病室にいらっしゃいました。半年毎の検診の予約が来月23日に入っていたのですが、出張で代診になるという連絡でした。CTは3ヶ月待ちなので、変更しない方がいいとの判断です。
 先生のお顔を拝見するだけで、懐かしさと有り難さが自然と頭を擡げます。わざわざ足を運んでくださったことに感激しています。忙しい日々の中を大変ですね、と労ってくださいました。私よりもお若い先生なのですが、父親のような親しみを感じます。

 グルカゴンという血糖値を上げる薬を早朝に血管に入れたこともあり、朝食後40分の血糖値は475にも上がっていました。食後60分は364に落ち、2時間後は147と急落です。その後、昼食前には83になったので、血管の中は大戦闘が繰り広げられたのです。

 昼食前には、栄養士の先生がいろいろとお話をしに来てくださいました。今一番食べたいものは、という問いかけには、間髪を入れず「お寿司です」と答えました。1年前までは、毎日のように食べていたのですから。海外に行っても、インド以外では必ず食べていました。お寿司は、糖質制限食にしてから絶っています。しかし、食べていいのならそれに越したことはありません。先生は、無言でした。果たして、この無言がどちらに転ぶのか、退院するときにわかります。

 今日の昼食会にも、息子が家族として陪席してくれました。土用の丑の日ということで、ウナギ丼でした。
 
 
 
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 昼食会に引き続いて、糖尿病教室となりました。講師は、先ほど病室に来てくださった栄養士の先生です。しかも、今日のテーマが「今後、おすしは何個食べられますか?」ということで、あまりにも出来過ぎの内容で狐につままれたみたいです。

 実際に先生が先ほど買ってこられた8個入りの握り寿司を出され、これの総カロリーを計算しよう、ということです。
 参加者は8人。一人1個ずつ選び、ご飯とおかずと野菜に分けて、それぞれの重さを量りました。お寿司解体実習の様相を呈してきました。
 私は海老の握りを、息子は海苔巻きを選びました。
 お寿司一皿8個のご飯の量は200グラム、おかずは64グラム、野菜8グラムでした。これを計算したところ、494キロカロリーでした。あらかじめ聞かれた時、私は800キロカロリーという予測を言いました。実際には握り寿司が手まり寿司だったので、普通の握り半分のご飯の量だったため、と言い訳をしておきましょう。
 ここでのご飯の量がものがたるように、お寿司は炭水化物の塊です。そして、野菜がほとんどないことも特徴です。この野菜がないと、噛むことが少なくなり、満腹感が得られずに食べ過ぎてしまうそうです。いい実践的な勉強になりました。

 昼食を食べ終わって実習を受けてしばらくしてから、急激にみぞおちのあたりが痛くなりました。1時間ほどは続いたでしょうか。あれほど好きだったお寿司を解体した祟りかと思いました。

 3時に補食として出されているマリーのビスケットと牛乳を飲んでから、「糖尿病とともに歩む」というカンバセーション・マップに参加しました。これは、参加した患者がお互いに目の前の図を見ながら、クイズをしたり意見を言ったりするものです。今日のテーマは「わたしの目標」です。栄養士の先生と患者5人が参加しました。みなさん、いろいろな経過の中でここにいらっしゃいます。これは、日頃接することのない生きざまを聞く機会となり、いい勉強になりました。

 最後にアンケートがありました。それぞれの質問に、私は以下のように答えました。

問)この話し合いで学んだ内、あなたにとって重要なこと
答)炭水化物の役割

問)何を改善したいか/あなたの目標は
答)食事内容の改善/お寿司を食べる生活

問)具体的な行動
答)食後1時間の血糖値のコントロール

問)いつから始めるか
答)進行中

問)誰があなたを支えてくれるか
答)妻・子供・医師


 この討論形式の講習会の最中に、また内臓が痛み出しました。今度は下腹部です。ズキズキと痛みます。我慢しながら受けた後、すぐに病室に帰って休みました。

 夕食になっても痛みは続いていました。ゆっくりゆっくりと食べました。
 
 
 
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 4時間以上も痛みの中にいました。その間、M先生が3度も様子を見にきてくださいました。3度目の時は、お話をしている内にスーッと痛みが引いていきました。運動不足もあるのでは、ということで、痛みが収まったのを機に病院内を散策することにしました。
 2年前、胃を切除した手術の後は、とにかく院内をくまなく歩き回りました。あの日々を思い出しました。あの時は南にある癌病棟からスタートしました。今回は北の病棟からのスタートです。20分ほど歩くと、すっかりよくなりました。

 帰るとまもなく、最初に外来で対応してくださった担当医のO先生が様子を見に来られました。じっくりと話を聴き、物静かに私の身体の現状と今後についての見通しを話してくださいました。

 まだまだ時間がかかりそうです。しかし、着実に解決策を見いだす方向で動いていることが、私にも伝わってくるようになりました。
posted by genjiito at 22:30| Comment(0) | *健康雑記
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