2012年04月29日

不運が一転して幸運になった1日

 今朝も賀茂川には、神々しい朝日が比叡山南側の稜線からゆったりと昇ります。
 
 
 
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 京都の曙は、清少納言の言葉を待つまでもなく、感動的なものです。
 我が家からも、額縁のような窓から比叡山が望めます。しかし、こうして河原に出ると、その目を射るばかりの光線の魅力に圧倒されます。

 また今日も、出雲路橋の下では鯉が群れていました。数えると、この真下に21匹いました。少し下流に数十匹いたので、ここ数日に限っても賀茂川を好き勝手に泳ぎ回っている鯉は、優に40匹はいることでしょう。
 
 
 
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 午後から、お茶のお稽古に行きました。
 歩いて地下鉄の駅に行くと、ちょうど出て行く電車の姿を、階段を降りながら見送ることになりました。
 その地下鉄から近鉄京都線に乗り換える竹田駅に電車が入ると同時に、乗り継ぎたかった電車が素知らぬ顔で出て行きました。
 さらに西大寺駅で、近鉄京都線から奈良線に乗り換えようとしてホームに降りる途中で、無情にも電車のドアが閉まりました。つい、ドアを閉めてまだ首を出していた車掌さんを睨んでしまいました。
 近鉄奈良線から生駒線に乗り換える生駒駅でも、15分間隔の単線電車を13分も待ちました。これも、出たばかりだったようです。
 いつもは平群までの道中を2時間と見ています。しかし、今日は3時間近くもかかりました。東京から京都の片道に匹敵する、小さな旅になりました。

 今日のお稽古は、運びの薄茶を2回繰り返してやりました。
 水屋での仕度がよくわかっていなかったこと、お辞儀で頭を上げるのが早いこと、茶碗を置くときの手の離し方が不穏な動作になっていること、歩くときに手を軽く握ること、等々、まだ身に付いていないことが自ずと自覚されます。
 ただし、自宅で昨日も娘から特訓を受けたこともあり、流れるようにとまではいかないまでも、お点前の流れは掴めてきています。どうしてもわからなくて今日も混乱しているのは、釜に水を差すタイミングです。ここがつながると、もっと流れがスムーズになることでしょう。

 今日の最大の収穫は、お茶を点てていて茶碗の縁に抹茶の粉の線が出来た時、「の」の字を書いて茶筅を引き上げるどさくさ(?)に、茶筅の腹で線の際を擦って誤魔化す(?)ことです。これはすぐにマスターできました。みなさんなさっている、ちょっとしたコツなのでしょうが……

 とにかく、1つずつ身体で覚えるしかありません。

 帰りに、先生から筍をいただきました。
 妻が大好きで、先日まで筍の煮物が食卓に並んでいました。平群の筍は立派です。不運だった1日が、オセロのようにこの筍によって、一転して幸運な日に変わりました。すみません。単純です。

 電車で帰る途中、たまたま結婚式帰りだった娘の檀那さんと西大寺駅で待ち合わせ、娘夫妻と私の三人でお刺身を食べながらお酒を飲むことになりました。
 友達の結婚式の様子も酒の肴となって、終電近くまで飲むことになりました。

 それにしても、家族が1人増えるだけで、昨日も今日もこんなに楽しい時間がもてるのです。あまり誉めると何なので控えたいところです。そうは言っても、なかなかいい婿殿が見つかったことは、これまた幸運というべきでしょう。

 これまで自分自身では、いつも代打、代走、ワンポイントリリーフ、守備固め役という控え選手を自認してきましたし、そのように振る舞って来ました。常にサポート要員だったはずなのです。それが、一昨年の夏にガンで命拾いをしてからは、幸運を感じることが多くなりました。

 最近は、仕事のペースも意識的にスローダウンしていて、いろいろな方に迷惑をかけていることはわかっています。しかし、それなりに成果をあげ、スローペースではありますが何とか仕事をこなしていると、自分では思っています。以前のようには、次々と仕事をこなしてはいません。しかし、そうした姿勢をわかってくださる方がいらっしゃることは、甘えるようではありますが、ありがたいことだと思っています。

 最近とみに自覚する腹痛が気になるので、日々の活動を自制しながらも結果に結びつけていきたいと思います。
 我慢しながら見つめて下さっている方々に恐縮しながらも、温かいまなざしに感謝の気持ちを忘れずに仕事をし、生きていきたいと思っています。わがままでですみません。もうしばらく、気長に見ていてください。
posted by genjiito at 23:55| Comment(0) | *健康雑記
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