2012年04月03日

今西科研の報告書と正徹本のデータ

 昨日の記事の最後に記した、現在進行中の今西裕一郎・国文学研究資料館館長の科学研究費補助金・基盤研究Aの平成23年度の成果報告書が完成しました。
 
 
 
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 この科研では、写本に書かれた「仮名」と「漢字」がどのように写し分けられているのかという視点から、多くの写本の書承関係や位相の解明をめざしています。従来の異文研究の成果を継承しながら、「表記」に注目することにより、〈表記情報〉の分析に取り組んでいるものです。

 平成23年度の報告書となる『日本古典籍における【表記情報学】の基盤構築に関する研究 第1号』(今西裕一郎編、2012年3月31日)には、DVDが付録として添付されています。
 
 
 
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 これには、国文学研究資料館蔵『源氏物語』(正徹本)全巻の翻字と影印が収録されており、個人的な利用に限り自由に正徹本が画像閲覧と翻字検索ができるようになっています。
 収録されているデータは「01国文研蔵正徹本源氏物語(画像)」と「02国文研蔵正徹本源氏物語(翻字).pdf」の2種類です。

 少部数の印刷でもあり、広くは配布されていません。ただし、この収録データに関しては、平成24年度中に国文学研究資料館のホームページから公開の予定となっています。いましばらくお待ち下さい。
posted by genjiito at 22:45| Comment(0) | ◎源氏物語
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