2011年10月07日

陽明文庫展の内覧会

 明日から、国文学研究資料館を会場にして、陽明文庫展が始まります。実際には、特別展示[近衞家陽明文庫 王朝和歌文化一千年の伝承]と言います。
 それに先立つ今日は、たくさんのお客様をお迎えして内覧会が開催されました。
 セレモニーとしてのテープカットの様子です。
 
 
 
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(右から、伊井春樹前館長、名和修陽明文庫長、近衛家御当主奥様、松野陽一前々館長、今西祐一郎現館長です。)

 今回、国宝7点や重文を始めとする貴重な資料が並ぶ展覧会が実現しました。
 展示替えが3回ありますので、国宝などすべてを見るためには3度は立川に足を運んでいただくことになります。

 陽明文庫にある数多の重要な古典籍をトラックに載せ、その助手席に名和先生ご自身が乗り込んで、立川まで運んでくださったのです。
 2008年の源氏物語展の時は、学芸員の資格を持っている私と、同じく資格を持つ同僚のA氏と共に、天理図書館から陽明文庫、京都文化博物館、京都府立総合資料館、鞍馬寺を経て立川までの長距離を、トラックに乗って展示資料を運び込みました。
 あの時の様子は、次のブログをご笑覧ください。

「瀑布に打たれ続ける日々」(2008年9月28日)

 今回、同じように名和先生は京都の陽明文庫から立川までの長旅を、トラックに乗ってお越しになったのです。ただただ頭が下がります。

 昨日は、展示のために国文学研究資料館に連日お出でになっている名和先生が、私の部屋にお越しになりました。展示の作業で疲れた、眠たいとおっしゃりながら、午後にはまた精力的に展示室で奮闘なさっていました。

 とにかく、すごいお宝が立川に並んでいます。
 図録も、立派なものができています。
 週末にでも、立川にお出かけください。
 
 
 
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 以下、国文学研究資料館のホームページで公開している記事を引きます。


特別展示「近衞家陽明文庫 王朝和歌文化一千年の伝承」 会期:平成23年10月8日(土)〜12月4日(日)※期間中、月曜日は休室(10月10日を除く)

前期:10月 8日(土)〜10月30日(日)

中期:11月 1日(火)〜11月20日(日)

後期:11月22日(火)〜12月 4日(日)

開催時間:午前10時〜午後4時30分※入場は午後4時まで

場所:国文学研究資料館 1階展示室

特別鑑賞料:300円  ※高校生以下無料  ※身体障害者手帳保持者は手帳提示により、介助者と共に無料です。


展示のみどころ
特別展示「近衞家陽明文庫 王朝和歌文化一千年の伝承」では、陽明文庫に収蔵されている近衞家伝来の品の中から、王朝和歌文化に関連する資料を多数出品します。特に本展は、特定研究「陽明文庫における歌合資料の総合的研究」(研究代表者:中村康夫教授)の成果として、平安時代に編纂された歌合の記録や、近衞家の歴代当主の文芸活動を示す和歌懐紙、近世の近衞家と皇室との関わりを示す宸翰(歴代天皇の筆跡)なども併せて展示します。 さらに、近衞家伝来の名宝として有名な古筆の名品も多く展示することで、近衞家という家を核として伝えられた王朝和歌文化の世界を実感していただきたいと思います。

陽明文庫について:
「陽明文庫」とは、1938 年(昭和13 年)に当時の内閣総理大臣近衞文麿(近衞家29 代当主)が、仁和寺の北西部に設立したものです。藤原道長自筆の日記である「御堂関白記」(国宝)、名筆の集大成である「大手鑑」(国宝)、美麗な唐紙に和漢朗詠集を書写した「倭漢抄」(国宝)等、五摂家の筆頭である近衞家が宮廷文化の中心として護り伝えてきた貴重な文書や宝物を収蔵しています。

問い合わせ先:TEL.050−5533−2910
       FAX.042−526−8604
posted by genjiito at 23:49| Comment(0) | ■古典文学
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