2011年08月31日

京洛逍遥(199)「紫野源水」の茶菓でいただく薄茶

 結婚する娘が明日から別姓となるので、同姓の内にということで最後のお茶会を自宅でしました。
 持って行く荷物の整理に明け暮れる中でもあり、風炉も釜も用意が大変なので盆略手前となりました。

 お茶菓子は、近所の和菓子屋さん「紫野源水」の「涼一滴」です。小豆と胡麻風味の2種類がありました。煎茶茶碗に入った水羊羹で、夏季限定商品です。
 
 
 
110831_youkan
 
 
 
 「源水」という和菓子屋さんが、二条城前の全日空ホテルの東にあります。ここは19世紀初頭創業で、川端康成が愛した銘菓「ときわ木」があるとか。そしてこの「紫野源水」は、「源水」から27年前に暖簾分けして独立したお店だそうです。そんなことには関係なく、近いので何度かいただきに行っています。
 
 
 
110831_gensui
 
 
 
110901_gensui
 
 
 

 今日も、「桔梗」などの生菓子にしようと思ったのですが、お店の方に家族でお茶会をするのですが、と話をしたら、この「涼一滴」を勧められました。ご自慢の逸品のようです。

 「紫野源水」というと、『京都紫野 菓匠の殺人』(柏木圭一郎、小学館文庫、2010.9)を思い出しました。この本は、昨年、ちょうど私が無事に手術を終えて退院したころに刊行された、書き下ろしの文庫本です。近所の和菓子屋さん「紫野源水」さんがイメージされる話なので、読んでみようと思って買ったままになっていました。
 昨夏よりお茶のお稽古をはじめたこともあり、いつか読もうと思いながら気にはなっていました。
 今日、「紫野源水」さんの和菓子をいただいたことでもあり、この際、読んでみることにします。紹介はまた後日に。

 さて、家族でのお茶会です。
 娘が点てる薄茶を妻と一緒にいただきました。夜ということもあり、急ごしらえの盆略手前です。
 お茶碗は、お茶の先生が結婚祝いにくださった、おめでたいお抹茶茶碗です。
 
 
 

110831_tea1
 
 
 
 大事なお茶碗なので、古袱紗に乗せていただきました。
 
 
 

110831_tea2
 
 
 
 松竹梅に桜・撫子・菊が青海波を背景にして描かれています。
 
 
 

110831_tea3
 
 
 

 これからも、このような家族でのお茶会を、季節季節に持ちたいものです。
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎京洛逍遥
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]