2011年08月18日

東京には鱧がない

 京都では祇園祭の7月になると、鱧(ハモ)が日常的にスーパーマーケットなどに並びます。祇園祭の別名が鱧祭といわれるほどです。

 8月にはさらに安くなり、鱧を連日お酒のおつまみにしたりします。
 私は、梅肉や酢味噌で食べるのが好きです。
 我が家では、こんな姿の鱧を買い、片栗粉を着けて湯に通します。
 
 
 
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 先日行った京料理の「えのき」では、おいしい鱧のおすましと湯引きの2種類が出てきたことは、本ブログで紹介した通りです。二品に鱧を食材に使うのですから、榎木さんの料理の背景を覗いた思いがしています。
 
 
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 鱧は押し寿司や握り寿司にもなります。
 わたしがよく行く回転寿司「むさし」などでも流れているので、関西では本当に日常生活の中の一般的な魚です。
 いろいろな料理に合う、夏の季節の魚です。寿司や吸い物に留まらず、土瓶蒸し・天ぷら・蒲焼と、多彩に姿を変えて供されています。

 この間は、自宅近くのイタメシ屋さんで、鱧と茄子のパスタをいただきました。
 
 
 
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 今日、東京の宿舎の近くで、熊本産の鱧の天ぷらを看板に掲げる店を見かけました。東京でも、料理屋さんに鱧はあるようです。高級食材ということのようです。

 同じウナギ目の魚の中でも、鰻は東西で調理の仕方が異なるにしても、両地方にあります。しかし、鱧は東国には見あたらないのです。

 回転寿司屋のポン酢が東京に少ないように、鱧も食文化の違いを示す一つのようです。
 西に行けば、まだ鱧が食べられます。来週の帰洛が楽しみです。
posted by genjiito at 22:50| Comment(0) | *美味礼賛
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