2011年03月19日

緑川真知子さん受賞おめでとうございます

 緑川真知子さんが、第12回紫式部学術賞を受賞されました。
 対象となった研究書については、昨秋、以下のような記事を書きました。
 
「緑川真知子著『『源氏物語』英訳についての研究』の重み」(2010年10月29日)
 
 昨春、小川陽子さんが同賞を受賞された時にも、その好著を紹介した後でした。

「小川陽子さん「紫式部学術賞」おめでとう」(2010年3月19日)

 昨年に引き続き、今年も私の眼力は確かだった、ということのようです。
 というよりも、読書感想文的な、論文とは名ばかりの雑文を好まない私は、こうした文献資料を大切にした実証的な研究が高く評価される状況を大歓迎します。思いつきの随想ではなくて、資料による実証的な研究は、手間と時間がかかります。えてして敬して遠ざけられます。しかし、若い方々にこそ実践してほしい研究手法です。
 私の興味の範囲で言えば、『源氏物語』の本文の研究です。これが、手間と時間がかかることもあり、研究が大きく遅れている基礎研究の最たるものです。

 今後とも、こうした着実な手法による研究が評価され、若手の研究者がそれに続くことを期待したいと思います。
posted by genjiito at 02:20| Comment(0) | ◎源氏物語
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