2011年03月14日

京都と東京を慌ただしく往復した一日

 今朝は、関東地方の交通機関の運行状況を見ながら、東京の同じ宿舎にいる2人の同僚とは電話で情報をもらい、職場とは電話とメールで連絡をとりながら、タイミングを見計らって京都駅から新幹線に乗り込みました。

 出発する間際に、東京で振度4の地震があったので、そのまま新幹線に身を委ねることに躊躇がありました。しかし、仕事のためには、命がけでも行くしかありません。
 それでいて、立川地区は午後から停電だそうです。
 モノレールも午後は止まるとか。
 難行苦行の一日となりそうです。

 名古屋駅を出てしばらくした頃に、新幹線の自動ドアの上にある電光掲示板が目に付きました。
 以下の表示が流れていました。


【JR東日本首都圏・新幹線 運行状況】山手線・京浜東北線(赤羽〜蒲田)・中央快速線(東京〜立川)・常磐快速線(上野〜松戸)・常磐緩行線(綾瀬〜松戸間)・埼京線(大崎〜大宮)・上越・長野新幹線※その他の線区は終日運転を見合わせ


 この電光板は、一度に7文字半だけ表示されるものです。8文字目が順次右から左へと流れるようにして押し出されてくる方式です。

 これを見る限り、「長野新幹線」に続く「※その他の線区は終日運転を見合わせ」とある字句が、その間にコンマも中黒点もスペースもないので、その前の字句とどういう関係になるのか、即座にわかりませんでした。
 肝心の字句が「運行状況」の中に含まれています。運行中と理解していいのか、その後の「※」印の「見合わせ」とどのような関係にあるのか、私には理解できません。

 次に流れた情報は、こうでした。


【JR東海 運転状況】終日運転見合わせ 東海道線(熱海〜函南間)・御殿場線(国府津〜下曽我間)


 さらに、こう続きます。


【JR東海 運転計画】計画停電の影響で、次の線区、時間帯で運転を見合わせます。《東海道線》函南〜三島間 9:20〜13:00頃、沼津〜富士間 15:20〜18:20頃、函南〜富士間 18:20〜19:00頃、 函南〜三島間 19:00〜22:00頃


 これなら、最初に「終日運転見合わせ」とか「時間帯で運転を見合わせます。」とあるので、それ以下の内容の意味がよくわかります。

 通りかかりの車掌さんに聞くと、手持ちの機器を操作して、「中央快速線(東京〜立川)」は運行している、との回答を得ました。

 この電光掲示板の日本語の表示は、結論がわかれば、「※」の前までが運行で、その後が見合わせだったんだ、と何となくわかります。しかし、流れ続ける固有名詞の羅列の長文を読解するには、なかなか大変な労力を強いられる文章だと思います。何が運行中なのかが明記されず、読み手に推測させている文だと思います。
 とにかく、「※」が理解を混乱させています。

 東京には、定刻に着きました。
 ホームに降り立つと、矢継ぎ早の放送が耳に届きました。流れ続ける放送によると、電力会社の計画停電のため、エスカレーターは停止しており、エレベーターを利用してくれ、とのアナウンスです。

あれッ?


 地震の時には、エレベーターを使うなと、昨夜からテレビでしつこく言っていたのに、この東京駅ではまったく逆のことを言っています。それも、新幹線に乗る直前に東京で振動4の地震があったことを知っているので、アナウンスが奇異に聞こえます。
 確かに、エスカレーターはロープが張ってあり、止まっています。
 エレベーターへ急ぐ人の群れを尻目に、階段を使って改札に向かいました。

 すぐに、東京駅に着いたことを職場へ知らせました。
 予定の時間までは1時間半あります。幸い、東京と立川間は電車が走っています。電話で、間に合うはずだと伝えました。わかりました、との返答でした。

 立川駅のルミネには、こんな張り紙がしてありました。
 
 
 

110314_lumine
 
 
 

 職場には、無事に予定より15分前に着きました。
 入口には、展示の案内パネルに、張り紙がありました。
 
 
 
110314_tenji
 
 
 
 また、エレベーターにも、計画節電の張り紙がありました。
 
 
 
110314_eleveter
 
 
 

 新幹線でとんぼ返りをする前に、宿舎の地震による被害を確認するため、少し寄り道をしました。
 京葉線は運休とのことなので、地下鉄東西線で門前仲町まで行きました。途中、竹橋駅で停車中に、地震が東京地方にあったとのことです。しばらく電車が止まっていた間は、ここで津波に襲われたら終わりだと、観念して座席に座っていました。電車内は、ものすごい混みようです。
 ようやく宿舎にたどり着き、部屋の無事を確認しました。

 部屋の大きなテレビが前のめりに倒れていました。液晶パネルは大丈夫でした。
 書斎の本棚も無事でした。すっくと立っています。しかし、上に乗せていたガラス戸付きの棚が落ち、ガラスが辺り一面に飛び散っていました。本は、たくさん下に散乱しています。
 パソコンの液晶モニタもひっくり返っていました。しかし、それだけです。無傷です。幸いでした。
 部屋はそのままにして、京都へ向かうことにしました。

 京葉線は依然として運休です。東西線の門前仲町駅が、改札制限のために、入場は2時間待ちになっていました。ものすごい人が、改札の前で列を作っていました。
 仕方がないので、大江戸線を使って浜松町経由で東京駅に出ました。

 こうなると、諦めてノンビリ帰るしかありません。
 新幹線で京都の自宅に帰り着いたのは、夜の11時でした。

 関東東北地方で震災に遭われた方々のことを思うと、こんなことは大したことではありません。
 いろいろなことがあった、京都と東京を往復する一日でした。
posted by genjiito at 23:58| Comment(1) | *身辺雑記
この記事へのコメント
京都と東京、本当にご苦労様でした。
電光掲示板の件、「※」との間に中黒点かスペースが必要ですね。
エレベーターの件は、節電の観点からみるとエスカレーターは停止すべきとは思います。テレビで地震の時には、エレベーターを使うなと言っていたのは、地震管制装置付きのエレベーターは、震度5弱程度以上の揺れがあった場合、安全のため自動停止する機能があるためと思われます。
しかし、身体の障害等の理由により階段が使用できない方もあるでしょうので、「階段を使え」とのアナウンスも無理がある気がします。(階段に大勢の人が殺到し、将棋倒しになる可能性もあります。)
 というか、そもそも駅や鉄道などが停電すること自体、波及する影響が大きすぎるので、停電の対象から除外することが不可能なのかと思うのですが。
 また、宿舎の被害、お見舞い申し上げます。割れたガラス等の後片付けが必要なようですので、くれぐれも慎重になさってください。
 また、今回の東北地方巨大地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
Posted by 源俳猫 at 2011年03月15日 06:39
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