2011年01月17日

与謝野晶子と蜻蛉日記の講演会

 与謝野晶子と蜻蛉日記に関する講演会が、下記の要領で開催されます。
 興味と関心をお持ちの方は、あらかじめお申し込みの上、与謝野晶子文芸館へお越しください。

 この講演会は、晶子の自筆原稿のデータベース化に取り組んでいる国文学研究資料館が、『源氏物語』に続いて『蜻蛉日記』をウエブ上に公開することに合わせて開催されるものです。
 講演は、平凡社ライブラリーの与謝野晶子訳『蜻蛉日記』で監修解説をなさっている、今西祐一郎・国文学研究資料館館長です。

 晶子の現代語訳『蜻蛉日記』の自筆原稿は、今回初めて公開されるものです。
 昨夏、私がガンの告知を電話で受けたそのすぐ後に、晶子の自筆原稿の確認と調査を実施するために与謝野晶子文芸館へ電車で向かいました。そして昨秋、退院して直ぐに、与謝野晶子文芸館での写真撮影に立ち会いました。この晶子の『蜻蛉日記』の自筆原稿は、私にとって思いこもごもの仕事になりました。

 貴重な資料の公開に踏み切られた堺市と関係者のみなさまに、お礼申し上げます。特に、堺市文化部の足立匡敏さんは、晶子の原稿を丁寧に整理しておられます。昨年の国文学研究資料館での国際日本文学研究集会では、この晶子訳『蜻蛉日記』の自筆原稿に関する研究発表をなさいました。本ブログ「第34回 国際日本文学研究集会−職場復帰報告」で、足立さんの発表について少し紹介しています。

 いい仕事といい研究を、これからも弛まず続けて行かれることと思います。若手の研究を支援する意味からも、できるかぎり応援したいと思っています。

 
 
与謝野晶子文芸館 開館10周年記念講演会


今西祐一郎氏「与謝野晶子と蜻蛉日記」

与謝野晶子文芸館


講師:今西祐一郎氏(国文学研究資料館館長)

日時:平成23年2月11日(祝) 午後2時〜3時30分

場所:堺市立文化館2階ギャラリー
(JR阪和線「堺市」駅下車徒歩約3分)

参加費:500円(晶子館・ミュシャ館もご覧になれます)

定員:40名(先着順)

主催:財団法人堺市文化振興財団 堺市立文化館
後援(申請中):大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館

内容:
『源氏物語』の現代語訳で知られる与謝野晶子は、源氏以外にも『栄華物語』や『和泉式部日記』を明治末から
大正初期にかけて立て続けに訳しています。
ところが同じ平安朝女流文学でも、女流日記の大作『蜻蛉日記』の現代語訳の出版は、遅れて昭和も13年になってからでした。
『蜻蛉日記』だけがどうして遅れたのでしょうか。晶子の『蜻蛉日記』訳の原稿の出現を機に、晶子と『蜻蛉日記』との関わりを
考えます。

申込み方法:往復ハガキ、または下記メールアドレスに、
氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号を記入して
「与謝野晶子文芸館講演会係」まで。

住所:〒590-0014 堺市堺区田出井町1-2-200 堺市立文化館内
締切り:平成23年2月4日(金)
メールアドレス:akiko☆sakai-bunshin.com(☆を@に変更してください)
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ■古典文学
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