2010年10月25日

西国三十三所(24)善峯寺

 西国20番札所の善峯寺は、大原野の奥の山の中にあります。バスは1日3本しかありません。
 自家用車なら本堂のそばまで上がれます。しかし、バスで行くと、急な曲がりくねった山道を手すり伝いに歩いて10分ほど登ることになります。
 
 
 
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 この寺は、阪神淡路大震災以来、落ちないということで、御守りが有名になりました。
 崩れ落ちた高速道で、バスが半分ほど身を乗り出すようにして踏み留まっていて写真が、何度も報道されました。あのバスの運転手さんが、この善峯寺の御守りを持っていたことから、その御利益が話題になったのです。
 おかげで、この寺も運転手さんも、別な意味で注目されだしたのです。受験と結び付き、忙しくなったそうです。

 また、どのようなものか楽しみにしていた薬湯風呂は、2年前になくなったそうです。残念です。

 樹齢600年の遊龍の松という五葉松は、全長50メートルもあり日本一だそうです。
 
 
 
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 この松は、見る角度を工夫するとおもしろいと思いました。
 狭い角度から見る今のあり様は、イメージが膨らみません。これは、博物館でいう、展示の方法になります。検討の余地があります。

 本坊の回遊式庭園が特別公開中でした。小さいながらも、いかにも日本庭園という趣です。紅葉が似合いそうです。
 
 
 
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 この庭は、京都の庭師で有名な小川治兵衛(植治さん)の7代目が、大正時代に造った庭だとありました。7代目は、山県有朋の無隣庵や平安神宮、円山公園などを手がけた方です。

 ここも、ただ開放したというだけの感じです。本坊の縁側に上がって見ることができると、その印象はグッと違ってきます。特別に公開されているので、あまり個人的な意見は控えるべきでしょう。
 善峯寺は、棚田のような狭いスペースにあるお寺です。二次元に留まらず、三次元の視覚を配慮してもらうと、参拝者はもっとお寺を楽しめます。ぜひとも検討してください。

 お地蔵さんが、舞台造りのところにおられました。
 地震があったら後ろに落ちないか、こちらがハラハラします。
 
 
 
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 と、まあ、いろいろな事を考えさせてもらえたお寺でした。

 善峯寺の御詠歌は、次の通りです。


のをもすぎ
やまぢにむかふ
あめのそら
よしみねよりも
はるるゆふだち
 
 
 
 

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posted by genjiito at 22:37| Comment(0) | ・ブラリと
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