2010年10月22日

心身雑記(92)招かれざる患者となる

 右目が重く、ゴロゴロする感じが次第に強くなりました。
 また、これまで気になっていた飛蚊症が酷くなったらしくて、右目を払う仕草が最近とみに多くなりました。

 悪化しないうちに、と思い、昨日、通い慣れた京大病院に行きました。

 実は、一昨日も行ったのです。しかし、眼科は初診で予約がなかったこともあり、本当にタッチの差で診察は受け付けてもらえませんでした。11時まで受付のところを、窓口には2分遅れでたどり着いたのです。

 自転車で賀茂川沿いを走っていたら、突然子供が飛び出してきました。急ブレーキでかわし、様子を確認して走り出しました。すると今度は、目の前をベビーカーだけがコロコロと、ゆっくり川の方に移動しています。芝生にいたお母さんは、横の子供に気を取られていて、川に向かって動きだしたベビーカーには気付いていないようです。

 赤ちゃんでも乗っていたら大変なので、大急ぎで自転車の前輪を使って待ったをかけるようにして、賀茂川に落ちる寸前のベビーカーを止めました。
 その様子を見たお母さんが、慌てて跳んで来られました。ベビーカーに赤ちゃんは乗っていませんでした。一安心です。

 そんなこんなで、数分だけですが、病院の受付に間に合いませんでした。

 受付時間を過ぎてから来た者の順番カードは、めでたく1番でした。間もなく呼ばれ、診てもらいたい症状を伝え、しばらく待っていると、紹介状がなく、受付時間も過ぎており、担当医がいなくて、救急の先生も手が離せない、ということで、その日の診察は受けられないことになりました。
 受付の方も、気の毒そうにしておられましたが、どうしようもありません。そのまま、岡崎の図書館へ向かいました。

 そして昨日、今度は受付時間に間に合いました。また、窓口で紹介状のことを聞かれました。

 しばらく待たされてから、視力や眼底検査を受けました。
 その後の診察の結果、特に問題はないとのことでした。目薬をさしてもらうしかないが、それもどうしても、というものでもないとか……
 何か治療があると思っていたので、いささか肩透かしです。

 診察をしてくださったお医者さんは、これくらいのことでいちいち大学病院へ来てもらっても……と言われました。
 意外なことばだったので、面と向かってストレートにこう言われると、どう反応していいのか困ります。
 お医者さん曰く、こういう症状は、町の眼科へ行って診てもらって十分だとも。
 要するに、もっとややこしい症状のときに来るのが大学病院だ、と言うのが、この診察をしてくださったお医者さんの言い分であることが、いやというほど伝わってくる対応でした。また、そのような表現をなさっていました。
 露骨に、こんなことで大学病院に来てほしくない、という言われ方でした。

 こちらとしてもどうしようもないので、一ヶ月前にこの病院を退院したばかりで、それ以降に目が重くなったことを、言い訳がましく答えました。すると、何の病気かと聞かれ、胃ですと言うと、冷ややかに笑い飛ばされました。いやはや、立つ瀬がありません。私としては、そう容易く来てもらっては困る、とおっしゃるので、先月退院した後の流れで来たという趣旨の説明をしたかったのです。それすら、伝わらなかったのか、目薬を出すが、使っても使わなくてもいい、と言われて診察は終わりました。

 這々の体で、診察室を飛び出しました。
 招かれざる客であったことを痛感しながら、精算の列に並びました。

 どうも、大学病院というのは、そう気安く利用するところではないようです。紹介状があるような、町医者では手に負えないような、やっかいな病気を診てもらう施設としてあるようです。
 私が、最初にガンというやっかいな病気で入ったために、つい他の病気もその流れで診てもらえると思い込んでいたようです。また、「まいこネット」に加入したので、カルテが一元化され、病歴が自宅でも確認できるというメリットを考え、この京大病院で診察を受けようと思いました。

 しかし、今日のような冷たいあしらいを受けたことで、この病院で診察を受けることには気を付けたいと思います。
 しかし、自分の症状が研究対象となるほどの病気かどうかの見極めは、素人の患者には難しいことのようにも思えます。そのためには、まずは町医者に行き、それでもだめなら紹介状を持ってくるように、ということなのでしょう。その意味はわかります。
 しかし、また、しかしですが、症状を緩和したいという思いは、誰しも同じです。
 安心して高度な医療が受けられる環境作りが、これからの高齢化社会では大切な課題としてあるように思いました。

 スッキリとしない思いのままに記しました。いろいろとこのことには問題があるようなので、今、よくわからないままに書くことは控えます。また機会を改めて、病院のありかたの背景が理解できてから、この問題を考えたいと思います。
posted by genjiito at 22:47| Comment(0) | *健康雑記
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