2010年10月07日

西国三十三所(7)頂法寺(六角堂)

 頂法寺(通称、六角堂)は、四条通りの北側にある錦市場から、烏丸通り寄りを西北へ少し上ったところにあります。
 
 
 
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 この寺は、華道の家元・池坊の発祥の地として有名です。

 最近は、烏丸通り側にあるスターバックスでゆったりと珈琲を飲みながら、このお寺の雰囲気が大きなガラス越しに眺められます。コーヒー店が、なかなか癒しの空間となっています。
 このお店の裏口から、六角堂の境内にそのまま出られます。異次元体験ができるのも、楽しいところです。

 このお寺の歴史は古く、平安時代からのようです。藤原道長の『御堂関白記』や、藤原実資の『小右記』に記載が残っています。

 非常に個人的なことですが、今から25年ほど前になるでしょうか。亡父のために初めて西国巡りをスタートさせたときのことです。あろうことか、この六角堂で掛け軸に書いていただいた朱印が、大きく左にズレていたのです。中心に西陣織で象られた観音様に食い込むように、いびつな書き方をされました。

 「西国三十三所(1)5周目は石山寺から」(2010年7月19日)の記事の最初に、この最初のお軸の全体写真を掲載しました。
 
 
 
 この六角堂の朱印の部分だけを拡大すると、その歪み工合がわかります。
 
 
 

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 お軸が台無しになったので、この寺にはあまり好感を持っていません。実は、当時はこの池坊さんが内紛の中にあったことも、いい加減にお軸に朱印を書かれた背景にあったのではないでしょうか。

 不思議なもので、今でもこのことを覚えていて、今回お軸にご詠歌を書いてもらうときにも、きちんと各場所の位置を間違っておられないかを、ジッと見つめていました。
 今回は、大丈夫でした。
 
 
 御詠歌は、次の通りです。


わが思う 
心のうちは 
六の角 
ただ円かれと 
祈るなりけり


 
 
 
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posted by genjiito at 22:02| Comment(0) | ・ブラリと
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