2010年04月11日

京洛逍遥(134)京都御所の一般公開 -2010-

 昨夜からの雨も上がり、薄曇りの中、京都御所の一般公開に行きました。
 昨年と一昨年の様子については、以下をご覧ください。共に、秋の一般公開でした。

2008年「源氏千年(75)京都御所の一般公開」


2009年「京洛逍遙(108)御所の秋季特別公開」


 春の御所は久しぶりです。
 京都御苑の桜は、みごとな満開でした。
 
 
 
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 今日は、蹴鞠が行われる時間に間に合いそうなので、それを楽しみにして自転車を漕いで行きました。
 蹴鞠は、本来なら建春門の前で行われます。蹴鞠の庭ではありません。
 
 
 
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 しかし、昨夜からの雨のため、今日は宜秋門のそばの新御車寄の前でありました。
 掛け声と共に、うまく蹴り続けておられました。衣装といい、鞠の形といい、サッカーのようにはいきません。そこが、またいいのですが。
 
 
 
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 今日の蹴鞠で使われたのは、平成11年に作られたものだそうです。
 
 
 
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 その後、御所の中を散策しました。
 
 
 
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 紫宸殿の前には、左近の桜が散り始めていました。
 
 
 
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 この紫宸殿は、学生時代には「ししいでん」と読むと教わったのですが、今では「ししんでん」と御所の冊子にもふりがなが振られています。有職読みも、寛容さが広まったようです。もっとも、有職も「ゆうそく」とも「ゆうしょく」とも読むのですから、あまり難しい顔をして拘らないのがいいようです。
 清涼殿に向かって左側の竹を「漢竹」といいます。この読み方を、私は「からたけ」だと思っていました。しかし、今日、ローマ字の読みを見ると、「Kawatake」とあります。「かわたけ」なのです。知りませんでした。
 帰ってから電子辞典を調べてみると、「漢竹」を「かわたけ」と読むものは一例もありませんでした。清涼殿には「呉竹」と「河竹」があるという記述は、いくつもあります。とすると、御所で「かわたけ」を「漢竹」としているのは、特殊な漢字の用い方なのでしょうか。今はよくわからないので、また調べてみます。

 今年は、「和舞」の人形がありました。
 
 
 
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 しばらく行くと、「五節舞」があります。これは、昨秋もありました。
 
 
 
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 さらに、「久米舞」もあります。
 
 
 
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 こうした人形を観ていると、少しずつ平安時代の宮中や儀式のさまが思い描かれてきます。いい勉強になります。御所の一般公開には、行けるときには足を運びたいと思います。
 
 
 その後、今宮神社の「やすらい祭」に行き、賀茂川でまだ咲き誇る桜を満喫しました。
 北山大橋から南は、少しずつ散りかけています。
 
 
 
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 しかし、北山の方を見ると、まだまだ満開の道が上賀茂神社の方に延びています。
 
 
 
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 桜を身近に親しめることは、日本の誇るべき文化の一つです。
posted by genjiito at 23:54| Comment(0) | ◎京洛逍遥
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