2010年03月20日

お彼岸は河内高安の里へ

 墓参のために、かつて住んでいた大阪府八尾市の高安に行きました。
 高安は、『伊勢物語』の「筒井筒」の段でよく知られています。
 我が家のお墓がある高安の地については、これまでにも何度か書きました。
 詳しいことは以下の記事に譲りましょう。おついでの折にでもご笑覧を。

「【復元】古都散策(24)龍田大社へ初詣」2007年1月1日

「演劇「なりひらの恋」」2007年11月13日

「残念だった演劇「なりひらの恋」」2008年2月25日

 京都の地に引っ越ししてからは、高安への墓参に2時間ほどかかります。
 家族みんなで行くときにはレンタカーを使います。
 しかし、今日は子どもたちが来ないので、電車で行きました。
 京都市営烏丸線、阪急京都本線、JR大阪環状線、近鉄大阪線、近鉄信貴線と乗り継ぎます。
 奈良の西大寺駅を通って行くことも可能です。しかし、京都市営烏丸線、近鉄京都線、近鉄奈良線、近鉄大阪線、近鉄信貴線という経路では、かえって時間がかかるのです。ましてや、京阪電車も使えますが、これまた乗り換えが多くなります。

 JR大阪環状線の鶴橋駅で、近鉄大阪線に乗り換えたときです。向かいの難波方面に行くホームに、昨春から神戸・三宮に乗り入れている近鉄電車が来ました。
 
 
 
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 この鶴橋駅は、私が高校時代に毎日通った駅です。近鉄大阪線は難波まででした。それが、今では三宮まで行けるのです。便利になりました。奈良・大阪・神戸が1本でつながったのです。

 今日の私は、この鶴橋駅から準急で八尾の河内山本駅まで行きます。河内山本駅で信貴山口行きに乗り換えるときに、次の駅である高安行きの各駅停車が来ました。これまた、懐かしい電車です。
 
 
 
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 山本駅から単線で二つ目の駅が、信貴山口駅です。
 
 
 
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 この駅からケーブルカーに乗り換えると、高安山や信貴山へ行けます。
 駅前は、40年前とほとんど変わっていません。
 これが、私が高校のころに通学で使った駅です。当時の切符売り場は、改札口の右側にありました。いずれにしても、こんなにきれいではありませんでしたが。
 
 
 
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 お墓には、この駅前から出ている霊園行きのマイクロバスに乗ります。バスは、私が小学校と中学校に行くときに使った、山沿いの道を走ります。同級生の家が、今でも何軒かあります。

 墓地から大阪平野を見下ろすと、靄がかかっていました。天気がいいと、六甲連山や淡路島が見えます。
 
 
 
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 手前左の薄茶色のグランドが見える所が、私の通った南高安中学校です。その手前に、南高安小学校があります。この小学校には、5年生の時に転校してきました。
 今は、この2つは幼稚園と小学校になり、中学校は写真右手前の、薄茶色のグランドが少し見えるところに移転しているそうです。

 お墓には、京都の我が家の玄関先に咲いていた花をお供えしました。
 母が好きだった花です。
 
 
 
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 お参りを終えて帰ろうとすると、山際に「自然廟」と「樹木葬」という表示が目に入りました。
 
 
 
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 今は、お墓に葬るのではなくて、そのまま野山に葬るのが好まれるようになってきているようです。
 死後については、さまざまな取り組みがなされているようです。許可された場所での「風葬」という報道を見たことがあります。火葬や土葬に留まらない、新たな流れが今後ともなされるようです。

 私も、ここのお墓に葬ってもらうのもいいですが、こうして小さい頃に遊んだ山に埋めてもらうのもいいな、と思うようになりました。
 愛着のある地で、土の温もりに抱かれて、ゆっくりと休むのもいいかもしれません。
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ・ブラリと
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