2010年03月06日

吉行淳之介濫読(1)「路上」「雪」

■「路上」
 何を言いたい小説なのかが、よくわかりません。
 しかし、色鮮やかなことばが印象的です。男と女の向き合い方がいいと思いました。
 それでも、2人の心の中が、よくわかりません。
 自分を押し殺すことで、自分を見つめようとする男が、どうしても私にはわからないのです。
 話のテンポが軽快なので、つい読み進んでしまいます。【2】

掲載誌︰『世代』(復刊号)昭和22年9月
『吉行淳之介初期作品集』(1967年、冬樹社)収録
 
 
 
■「雪」
 色彩を楽しむ小説です。
 雪という白、鉛色の背景、そして花売り娘。
 雪と花が散る小説と言えます。【2】

掲載誌︰「葦」(第1号、昭和21年3月、昭和20年11月稿)
『吉行淳之介初期作品集』(1967年、冬樹社)収録
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | □吉行濫読
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