2010年01月30日

ワシントンの中の日本

 宿泊先のホテルの近くに、銀座というお店がありました。
 
 
 
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 議会図書館への往復だけで終わったアメリカ滞在だったので、この店の開店時間に行くことができませんでした。
 ウインドーを見る限りでは、日本らしさが感じられるグッズを売っているようです。
 またの機会があれば、どのようなものを日本的なものとして陳列しているのか、日本の見られ方を知るためにも、立ち寄ってみたいと思います。

 結局、今回の旅では、おみやげは何一つ買いませんでした。お菓子なども、まったく買う気にならず、議会図書館のグッズにも触手が動きませんでした。すべてが陳腐に見えたのです。
 1507年に、初めて地図にアメリカと記されたそうです。その地図でもあればよかったのですが、見つけることができませんでした。いつかまた、ということにしておきます。

 帰りのダラス空港でのセキュリティーチエックは、思ったよりも簡単でした。ただし、空港内の表示が少なくて、聞きながらでしか搭乗ゲートへは行けません。首都ということもあるのでしょうか、旅行客を大事にしていないと思いました。自分達の殻に閉じこもったワシントン、というものが見えました。

 最後に一つだけ朗報が。
 搭乗ゲートの近くに、お寿司屋さんがあったのです。
 案内の表示を見て、思いがけないサプライズに嬉しくなりましました。
 
 
 
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 大急ぎで行くと、まだシャッターが降りています。
 
 
 
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 中の人に聞くと、あと30分で開店だとのこと。
 たまたま近くに、サービスの電器コンセントがある休憩所があったので、そこでパソコンを使っていろいろな資料の整理をして、時間を潰しました。

 時間になったので、またお寿司屋さんへと急ぎました。
 カウンターで食べるようです。
 
 
 
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 ここも、食べたいもののリストにチェックを入れて、おじさんに渡します。このメニューの単語には、間違いのスペルはありませんでした。
 ここでも、店の人は中国人でした。
 世界各国で感じることですが、日本人はお寿司を提供する立場から遠離ってしまったようです。日本人が高級な寿司をありがたがっているうちに、こうして日本人ではない人たちが商売にしているのです。
 海外のお寿司の市場は、完全に日本人抜きで成り立っていることを痛感します。本当に、寂しいことです。
 さて、出てきた握りは、酢飯の味と固さといい、味といい、なかなかいいものでした。
 
 
 
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 お寿司が日本の伝統的な食べものであることは、海外ではもう犬の遠吠えに近い状況になってきました。私は、残念に思いますが、それも仕方のないことです。日本人が、高級さに目が眩んだための、当然の帰結だと思います。
 韓国の方が、寿司は韓国のものを日本人がマネをしている、と声高にネット上で叫んでおられることに、もう日本人は反論する勇気をなくしています。
 理不尽にも、海外ではお寿司が韓国の食べ物だとされていくことに、悔しさを感じます。
 しかし、この流れは、もうどうしようもないことなので、一人静かにお寿司を見つけては食べ歩くことにします。
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎国際交流
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