2010年01月14日

大相撲解説者トゥムルバートルさん

 トゥムルバートル・デレグさんは、モンゴルでは日本の大相撲解説者として有名な方です。知らない人は、モンゴルにはまずいません。1995年からモンゴル国営テレビ局スポーツ番組を担当されていました。
 モンゴル国立大学言語学部卒業後、1989〜1990年まで東京外国語大学に留学なさっています。
 日本の大相撲初場所が今月の10日(日)からはじまり、大忙しのところにもかかわらず面談に応じてくださいました。それも、相撲放送の直後という慌ただしさの中を、きさくに長時間お話を伺うことができました。

 トゥムルバートルさんの肩書きは、書くのも大変です。

 ・モンゴル・日本文化文学センター(NGO)代表
 ・「ニッポン・ニュース」新聞編集長
 ・モンゴル囲碁協会会長
 ・モンゴル将棋協会会長
 ・モンゴルそろばん協会会長
 ・モンゴル・日本研究協会理事
 ・ラジオ・ウランバートル日本語放送初代エディター兼アナウンサー
 ・モンゴル国立工科大学日本語教師

 著作物もたくさんあります。

 ・「日本語独習書」著作・出版、1991年
 ・川端康成著「伊豆の踊り子」翻訳・出版、1991年
 ・大江健三郎著「不意の唖」翻訳・出版、1995年
 ・司馬遼太郎著「最後の将軍」翻訳・出版、1996年 
 ・芥川龍之介著「馬の脚」翻訳・出版、1999年
 ・那須田稔著「空とぶオートバイ・本田宗一郎物語」翻訳・出版、2000年
 ・司馬遼太郎「明治という国家」翻訳・出版、2000年
 ・伊藤左千夫著「野菊の墓」翻訳・「ニッポン・ニュース」新聞連載、2001年
 ・森鴎外著「護持院原の敵討」翻訳・「ニッポン・ニュース」新聞連載、2004年
 ・「初心者向きの囲碁ルールブック」著作・出版、2004年
 ・「大相撲が好きな貴方に」モンゴル人向きの大相撲紹介本。著作・出版2006年
 ・新渡戸稲造著「武士道」日本語から翻訳・出版、2007年2月

 また、たくさんの受賞があります。

 ・司馬遼太郎著「最後の将軍」のモンゴル語翻訳により、「1996年度モンゴル翻訳同盟賞」受賞(1997年2月)
 ・日本文化紹介の功績を評価し、日本駐在モンゴル大使から感謝状受賞(2000年10月)
 ・モンゴルに大相撲を紹介した功績を評価し、モンゴル日本式相撲協会から「大相撲紹介功績者」賞受賞(2005年5月)
 ・日本文化紹介の功績を評価し、在モンゴル日本大使から表彰状受賞(2009年9月)

 とにかく、モンゴルを代表する日本との文化交流のキーマンです。

 お一人で編集発行されている「ニッポンニュース」をいただきました。6千部を発行しているとのことで、その精力的なお仕事ぶりが伝わってきます。
 
 
 
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『武士道』の精神は、これまで以上にこれからのモンゴルの人々に必要な精神的な基盤になる、という話は心に残りました。
 日本とモンゴルの文化交流の大切さと、その背景にある不断の努力に思いを致す面談となりました。
 
 
 
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posted by genjiito at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎国際交流
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