2010年01月02日

京洛逍遙(118)下鴨茂神社へ初詣

 古いお札を収めに、下鴨神社へ行きました。
 
 娘と着物で出かけました。
 昨日と打って変わって、車が非常に少ないと思いました。
 そして、着物姿の参拝客も、昨日の元日とは雲泥の差があります。
 特に、男の着物姿は、探すのが大変です。
 
 
 
 100102simogamo2橋殿から楼門を臨む
 
 
 
 
 下鴨神社の参道脇には、国歌でしられる「さざれ石」があります。
 石が成長するという「生石伝説」は、もう日本で知る人が少なくなりました。
 国歌の歴史的な背景については、政治的な意図に基づく説明は多くの人ができるようです。しかし、和歌としての解釈は、日本人のほとんどできなくなりました。
 
 
 
100102simogamo4
 
 
 
 この国歌の「君」と「代」の解釈は、日本人の中ですでにおかしくなっています。天皇と御代をうまく結びつけた説明は、いったいいつからなされるようになったのでしょうか。
 歴史の先生方が中心となって、学校教育の中で推進されたのかもしれません。
 国歌の歴史的・政治的な解釈です。
 そのような時代の流れの中で、国語科の教員は何をしていたのでしょうか。

 かつて、私は高校で全学的に国歌を授業で扱いました。この和歌の解釈を、日本語の歴史をたどりながらやりました。
 たくさんの先生方から、新鮮だったとの評価をいただきました。
 ただし、社会科の先生からは、偏っているとの批判をもらいました。
 しかし、それでは国歌を現代語訳してみてください、というと、天皇が統治する国家の時代を賛美する歌という理解に留まるものがほとんどでした。

 国語教育が大切であることと、国語の先生がもっと自信を持って日本語に対面すべきだと思いました。
 今は余裕がないので、このことは機会を改めて書きます。
 
 下鴨神社の南には、鴨長明で知られる河合神社があります。
 
 
  
100102simogamo5
 
 
 
 
 その境内では、鴨長明が棲んだ方丈を再現しています。
 移動式の簡易住宅の発想が、ここにはあります。
 
 
 
100102simogamo6
 
 
 
 下鴨神社に来ても、この河合神社には立ち寄らずに帰られる方が多いようです。
 ここも、ぜひ脚を留めてほしいところです。

 下鴨神社の御手洗川が由来という、みたらし団子を買って帰りました。
 のんびりとしたお正月です。
posted by genjiito at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎京洛逍遥
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