2009年06月30日

京洛逍遙(89)有料ガイドブック〈1〉

 無料の京都ガイドブックだけでは心もとない、という方に、独断と偏見で有料の書籍を列記します。

(1)『京都の観光便利帖 2009〜2010年版』(京都観光旅館連盟、B5判、240頁、800円)
 
 
 
090623benri2009-2010版
 
 
 
 これは、京都を観光するための資料集です。ただし、カラー写真は一枚もありません。

 とにかく、素っ気ないの一言です。学生時代に、国語や社会や理科の授業で使った資料集だと思えばいいと思います。
 しかし、京都観光に関する情報は、とことん網羅しています。
 この本に掲載された情報のすべてを確認しようと思うと、10回以上生まれ変わっても終わるかどうか……。
 驚嘆の資料集です。

 観光業界の方々には、手放せない本でしょう。よくぞこれだけ集めたものだと、ページを繰りながら感心します。
 京都をいろいろと歩いた方は、頭の中がハイビジョン京都になるに違いありません。

 奈良、大阪、滋賀の観光情報もたっぷりとあります。

 これだけの内容で800円です。ただし、京都駅の観光案内所くらいでしか入手できません。
 何とかして、書店で購入できるようにしてほしいものです。
 さらには、デジタル化して、CDかDVDで提供してほしいものです。ネットでの公開なら、なおさらです。

 今後を期待したいと思います。
 
 
 
(2)『文化で旅する京都案内』(京都新聞出版センター、2008.4、A5変型判、208頁、1,260円)
 
 
 
090623hontoniそろそろ、ほんとの京都旅。
 
 
 
 これは、上記資料集とは対照的な、カラー写真満載の本です。
 今の京都を支えている文化という視点から、さまざまな情報を収録しています。
 巻末の地図は、カラーで見やすくなっています。
 何よりも、各項目の解説が簡潔なので、読んでいて疲れません。
 京都の文化を読むための本となっています。

 1つだけ気になりました。
 冒頭の文章で、「平安時代の歌人・清少納言は」とあります。
 間違いではないのですが、全体的に好感の持てる文章と編集で構成されているので、少し気になりました。

 以上、(1)と(2)の2冊で、京都の歴史と文化が頭の中で再構成され、そして完結します。
posted by genjiito at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎京洛逍遥
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178934016
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック