2009年06月19日

30年かかって体得したバックアップ

 1980年のマイコンキットNEC〈TK-80〉でスタートした私のコンピュータの活用も、そろそろ30年になろうとしています。
 いろいろなことがありました。そのほとんどが、後悔ばかりでしたが、なんとラッキーなことがありました。

 これまで、たくさんのデータを突然のトラブルで失ってきました。『和泉式部日記』のデータは、出版間際にすべてが消えてしまい、再入力と再構成に1年以上の徒労の日々を送りました。あほらしさをじっと我慢するしかなかったことが、今でも痛恨の一時として思い出されます。

 バックアップの必要性は、毎回痛感しながら、つい怠っていました。パソコンやメディアが頻繁に壊れる中で、懲りもせずにデータを作成することばかりを考えていました。機器やデータが一瞬のうちに壊れることを、何度となく痛いほど体験してきました。しかし、いつも悲惨な現実に身を置くまで、大丈夫だろうと楽観的に思っていただけで、その果てに後悔することの連続でした。

 ところが、私にも学習能力が少しはあったようで、偶然ではありますが、今回はデータのバックアップをしていたために助かったのです。

 過日、クラッシュして全滅した、バックアップ用のハードディスクに入っていた写真データが、ひょんなことからUSBメモリの中から見つかりました。どうやら、念のために、ソニーのデジタルカメラ・サイバーショットで撮影していたデータは、16ギガバイトのメモリースティックにバックアップをとっていたようです。そのことを、すっかり忘れていたのです。

 これで、本年2月から3月までの2ヶ月間に撮影した、約800枚の写真が復活しました。
 バックアップをとる癖は少しは芽生えてきたようです。後は、それがどこに散在しているか、ということを自覚することです。

 全滅した8万枚の写真のうち、ほぼ8割方は回収できました。これでよしとします。またいつか、何枚かは見つかることでしょう。

 後は、クラッシュしたバックアップ用ディスクに入っていたテキストデータです。ただし、テキストは容量が知れているので、外付けのハードディスクにわざわざ退避させていないはずなので、損害は少ないはずです。

 コンピュータは、いつ壊れるかわからない。
 データは、いつ読めなくなるかわからない。

 30年前から肝に銘じていたことが、いまだに甘い認識のもとで、コンピュータを活用した日々を送っています。
 仕事に取り組んでいる内の、8割方は機器のご機嫌取りに浪費されている、という現実は、今も続いています。

 面倒がらずにバックアップをとる。
 肝に銘じて、実践したいものです。
posted by genjiito at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記
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