2009年05月12日

京洛逍遙(74)鴨長明と河合神社

 賀茂川と高野川の合流地点にある下鴨神社は、いつ行ってもリフレッシュできるところです。
 その境内である糺の森の中に、河合神社があります。
 ここは、鴨長明のゆかりの地として知られています。


090505kawaijinjya1河合神社の表門



 鴨長明は、下鴨神社の祢宜の次男として生まれました。
 その後、50歳で隠遁し、各地を移動しました。
 その時に棲んでいたとされる組み立て式の方丈が、河合神社の境内に庵として再現されています。


090505kawaijinjya2鴨長明の方丈



 五畳半ほどの広さです。

 鴨長明は、こんな歌を残しています。


石川や瀬見の小川の清ければ月も流れをたずねてぞすむ

                  (新古今和歌集)


 河合神社の横を流れる瀬見の小川には、今も清い水が絶えず流れています。


090505simogamo01瀬見の小川


 瀬見の小川と河合神社との間にある馬場は、緑のトンネルとなっていました。
 私が行ったのは、ちょうど流鏑馬が行われた翌日だったので、まだ前日に馬場として使われた名残がありました。
 これも、勇壮な行事です。来年にでも報告しましょう。


090505simogamo02緑のトンネル



 この糺の森を散策すると、緑の木立の中で自然の息吹が身体の中に溶け込んでくるように感じられます。

 折しも今日12日は、葵祭を前にしての御蔭祭(みかげまつり)が行われ、この河合神社の前を神迎えの行列が通っています。
 そして、糺の森の参道で、舞楽の東遊びが披露されています。
 実際には見に行けなかったので、されているはずです、ということにします。
 これもまた、来年の楽しみとしましょう。
posted by genjiito at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎京洛逍遥
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