『源氏物語別本集成 続』の底本にさせてもらっている、陽明文庫本の最終確認です。
陽明文庫の庭にも、春の草花を見かけるようになりました。
フリティラリアという花で、アミガサユリとも呼ばれる花が、玄関に咲いていました。
裏には花畑があるようなので、また報告します。
写本には、不思議な魅力があります。
20年ほど前に「あ」と読んだ文字でも、今じっくりと見ると、「あ」で正しいのですが、書写者は「お」と書いたとしか思えない例などがあります。
文字が写された情況が見えてくると、そこに書かれた文字も、字形だけでは読めないことばの世界が広がってきます。
翻刻の難しさを痛感すること、しばしばです。
今日は、22玉鬘から27篝火までの6帖を拝見しました。
虫食い箇所が多いので、〈判読〉とせざるをえないものが、たくさんありました。
自転車での帰りがけに、名和先生から我が家までの裏道を教えてもらいました。
今日は、北野白梅町から大将軍を西に向かい、かつて娘が住んでいたマンションの前を通って妙心寺沿いに来ました。
立命館大学から竜安寺への道は、近いのですが坂が急です。そこで、坂のない道を迂回したのです。
それでも、30分ほどかかりました。
教えてもらった帰り道は、陽明文庫の入口に近いところにある、小さな石段を抜けて行く方法でした。
電信柱の陰の石段を数段登ると、御室八十八カ所霊場巡りのための、成就山八十八カ所巡拝道路に出ます。
自転車は、抱え上げて行くことになります。
巡拝道に居並ぶ祠の、第三番から第八番の間を歩くように、と言われました。
第八番のお堂が、1つのポイントです。
このお堂が見えたら、すぐ右の細道に入ります。
なかなか趣深い道が続きます。
池のほとりを通り抜けると、宇多天皇御陵への石碑の前に出ます。
ここからは、平坦な舗装道路となります。仁和寺のちょうど真裏にあたります。
しばらく自転車を進めると、こんな道標に出会いました。
この次の機会に、光孝天皇、一条天皇、二条天皇の御陵にも参拝しましょう。
この後は、等持院、立命館大学の南側、平野神社、わら天神、千本焔魔堂、紫式部墓所を通って、我が家へと帰りました。30分もかかりませんでした。
生ぬるい風を受けながら、一仕事を終えてのサイクリングでした。
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