2009年01月07日

心身(28)認知症が他人事ではなくなった

ドキュメンタリードラマで、認知症に関するものをしていました。
何気なく見ているうちに、他人事ではない内容なのです。
最後まで見てしまいました。おまけに、妻に電話をして、それを見るように言ったりもしたのです。
いつか、自分が妻の面倒をみるかもしれないし、いや、多分に自分がこうして面倒を見てもらうことになるように思えたからです。

紹介されて登場する人たちは、アルツハイマーになった自分に対して、内心では悔しい思いをしている、ということが共通しているようでした。思うようにならないことに対して、できるはずのことができないことが、本人にとっては本当に悔しいようです。

最近、私もどうしようもなく悔しい思いをすることが多くなりました。
「なんでー!」と、舌打ちをしたくなる場面です。
それは、こんな時です。

・書類の記入欄をまちがう
・新聞の頁がめくれない
・机の脚に躓きぶつける
・鍵穴にキーが入らない
・何度も聞き返された後
・突然方向音痴になる

今は、まだ自分のミスや思い違いや注意力が散漫だったことがわかるので、思うに任せないことがあっても、後で納得できます。しかし、これらもいずれは、なぜそうなのかわからなくなる日が来ることでしょう。
そうした生活の訪れを前提として、これからは、忘れたり、思い出せなかったり、悔しい思いに意気消沈することなく、今のことに集中して齢を重ねたいと思います。

思いがけないことに動揺せず、いろいろなことが出来たかつての自分と比べることなく、今の自分を大切にしていきたいとの思いを強く持つようになりました。今だからこそできることがあるはずです。そのことを探す楽しみができた、と思ったりもします。

60歳にもならない今、こんなことを思う自分を想像だにしませんでした。あまりにも他人事とは思えないドキュメンタリーを見たせいでしょう。
しかし、これも避けられない事実なので、それを受け止めた上で、これまで通りの回遊魚のような生き方を続けようと思います。立ち止まらない、それが私にとっての最善の防止策と言えるでしょう。
posted by genjiito at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | *健康雑記
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