2008年11月19日

ハーバード(1)寒さに震える

 成田で、円から米ドルへの両替のレートは、ちょうど100円でした。
 円安が騒がれていますが、小旅行ではあまりお得感はありません。

 ジェット気流に乗ったとはいえ、東京からシカゴまで10時間。
 昨日に向かって飛ぶ長い旅です。

 機内では、2本の映画を観ました。『まぼろしの邪馬台国』と『赤いハンカチ』です。
 前者は、竹中直人と吉永小百合が大熱演でした。

 話の中身は大したことはありません。その台本の不出来を、2人が懸命に盛り上げようとしていました。
 夫の一部になろうとして献身的に尽くす妻と、目が見えなくても夢を追い求め続ける夫の物語です。
 観るものの心情に訴える状況設定は、最初から用意されています。そこに加えられるものを期待しました。学説や研究者というものを映画の中でどう扱うのか、興味を持って観ました。
 しかし、すべてが「努力」の一語でぼかされました。
 情に流れてしまったのが、この作品の評価を低くせざるをえない決定的な要因です。広く一般に、というのでは、この種のテーマでは難しいと思います。

 『赤いハンカチ』は、音声が聞き取り難かったので、集中して観られませんでした。
 それでも、おもしろい作品でした。
 カッコいい石原裕次郎と、キレイな浅丘ルリ子でした。

 シカゴで乗り換えです。
 入国審査では、両手のすべての指紋を採られました。おまけに顔写真も。
 ボストン行きのチェックインでは、靴まで脱がされました。

 テロ防止というお題目のためなら、何でもしていいのがアメリカ流です。

 ボストンからケンブリッジにあるハーバードに入りました。
 アメリカのケンブリッジというのは、イギリスのケンブリッジと紛らわしいですね。
 ハーバード大学の方からのメールに、ケンブリッジより、とあるのには、いつも勘違いしてしまいます。

 ここには、3年前の2月にも来ています。あの時は、雪が積もっていました。
 今日は、道端の水溜まりに氷が張っていました。
 風が耳を切るように吹きます。予想以上に寒いのです。

 もっと衣類を持ってくるのだったと、早くも後悔しています。
posted by genjiito at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎国際交流
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