2008年08月30日

祇園で聴いた女言葉

 京都・祇園で同窓会をしました。
 20年来のコンピュータ仲間たちとです。

 『源氏物語別本集成』の母体となった組織の面々は、それこそ当時は、世界の最先端の魅力的なプロジェクトを推進していました。今もその仕事は継続していますが、あの頃の情熱とパワーは、いかんせん衰えてきたことは認めざるをえません。

 今は、みんなそれなりに当時を土台にして生きています。そうだからこそ、久しぶりに合うと、とりとめもない話であっても、楽しく語らえます。
 大したことを話しているのではないのに、心華やぐ思いを味わいます。
 先頭を一緒に走っていた仲間は、お互いが持つ自信の裏打ちを共有するからこそ、何でも楽しく語れるように思います。

 無理をしなくてもいい仲間は、本当にいいものです。
 相手を、褒めたり貶したりと、好き勝手なことを言い合っていました。

 場所は華やかな所にあります。
 四条から八坂神社へ向かって歩き、途中で建仁寺の方へ右折したところで集まったのです。


080830gion祇園


 写真の右手前の、こじんまりした居酒屋風の店です。
 我々は,大和西大寺駅前の焼肉屋でスタートしたメンバーです。こうした店が一番似合っています。

 飲みながら、食べながら、喋りながら、盛り上がっていた時に、突然違和感のある言葉が耳に届きました。
 お店の人が、

 「〜おくれやす

 と言ったのが聴こえたのです。
 それも、カウンターの中の男の人が、です。
 どう考えても、祇園で男が使うことばづかいではありません。

 壁の張り紙に、

 「お手洗いは こちらどすぅ

 と書いてありました。
 これも、変な京ことばです。

 それ以上は詮索しませんでしたが、男言葉と女言葉は、日本の文化の中ではうまく共存して来たと思います。
 そのありようが、揺れ出したのでしょうか。

 場所が場所だけに、よき伝統としての京言葉の使われ方に、興味を持ちました。
 もちろん、何をどう調べようというのではありません。
 ただ、何となく、京言葉の使われ方が知りたくなっただけ〈どすぅ〉。
posted by genjiito at 23:57| Comment(1) | TrackBack(0) | *身辺雑記
この記事へのコメント
その節はありがとうございました。
私の思いもこの文面に表れているような気が致します。
例の京言葉、あの時申しませんでしたが、おそらくは観光客向けにそれらしく使っているのではないかと思いました。使っている本人も京都以外の関西出身のアルバイトであるとか・・・
単なる想像ですけれども。
Posted by 某O at 2008年08月31日 22:11
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