2008年07月02日

心身(17)帝国ホテルで人間ドック(1)

 今日は、1泊2日の人間ドックです。元気な割には、何かと身体に問題を抱えているので、毎年の定期点検は欠かせません。

 数年おきに泊まりのドックに入っています。これまでは、目黒にある三宿病院へズッと行っていました。それが、昨夏より通勤経路が変わったこともあり、気分転換に受診病院を変えました。

 東京駅に近いところを探していたら、皇居前の帝国ホテルの中にある内幸町診療所というところでも検査できることがわかりました。決め手は、近いところというよりも、帝国ホテルに宿泊しての人間ドックだったことです。そして、食事もホテルの中のレストランが使えるのです。日ごろは無縁な高級寿司を、一度は食べてみたかったのです。
 もう、遊び半分の健康チェックです。


Tbdasakw_sドック入口



 病院選びの動機が不純だったせいか、受付早々に問題が … 。
 胃カメラを口から入れるというのです。
 以下のブログで報告しているように、時代は、「口から」ではなくて「鼻から」です。
 

(1)「胃カメラを鼻から入れる」
http://www.npo-genjimonogatari.org/blog/genjiito/index.php?categ=1&year=2006&month=5&id=1148381592


(2)「鼻からの胃カメラは良好です」
http://blog.kansai.com/genjiito/47


 もう、あの苦しい口からの胃カメラはごめんです。震え上がるほどの恐怖体験です。

 それなのに、東京のど真ん中のクリニックでは、いまだに過去の遺物である「口から」の胃カメラだったのです。そんな旧式の病院があるとは思わなかったので、事前の確認を怠っていました。
 パンフレットにある、
「より質の高い快適な医療空間をあなたに」
というのは、真っ赤な嘘です。詐欺です。

 これは恐ろしいことになりました。2度とあの地獄のような苦しみは味わいたくはありません。
 目からは、苦汁の涙がドボドボと噴き出すのです。
 吉村昭氏の小説『光る壁画』を思い出しながら、胃カメラの開発に命を懸けた先人の苦労を思わずには、とても我慢できるものではありません。

 受付でしばし黙考。身体は帰る角度になろうとしていました。
 すると受付嬢は、最近は以前よりも少しチューブも細くなりました、と、慰めにもならないことばをかけてくださいました。
 ノドへの違和感が、嘔吐を催すのです。この施設での検診をキャンセルすることにしたところ、次の病院への手続きなどに、また1ヶ月以上がかかるようです。胃カメラだけを別の病院で受けると、今回の文部科学共済保険の補助が適用されません。自費となれば、また大変です。

 そんなこんなで、さらに唸った挙げ句、ついに命を天に任せる勢いで、身を預けることにしました。何かと多忙な日々に追われているので、早く済ませてしまおう、という結論に達したのです。これまでにも、お腹を全開したり、顔の皮膚を捲ったりと、過酷な人体解剖を経験しています。それを思うと、嘔吐とノドの苦しみなどは、大したことではないのです。
 受付嬢からは、担当医師にお気持ちを伝えておきます、という殊勝な慰めの台詞が……。観念して、着替えました。

 この施設は、病院ではなくて人間ドック専門のところだったので、待つこともなく、スムーズに1日目の検診が終わりました。
 iPodをポケットに入れていたのですが、聞く暇もなく、次から次へと移動しました。
 これまでの病院では、一般の患者さんの中に割り込んでの検査だったので、優先的だったとはいえ、待ち時間が間に入っていました。それがないのですから、順調です。スタッフも多くて、体制はよかったと思います。
 明日に予定されている、恐怖の「口からの内視鏡」以外は……。





posted by genjiito at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | *健康雑記
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