2008年03月01日

立川の謎の回転寿司屋

 今週から立川へ通うようになりました。
 予想外に大きな街でした。
 駅前には、伊勢丹、高島屋、ビックカメラ、ダイエー、ルミネが林立し、おまけに駅の中にはデパートがあります。どこからこんなに、と思うほどに人が行き交っています。

 見知らぬ街に行った時に、私が最初にすることは、回転寿司屋を探すことです。これは、日本国内に限らず、世界各国でやっていることです。
 今週は月曜日から連日、駅の周辺を歩きました。あらかじめ地図を見たり、ネットで調べたりしないところがおもしろいのです。
 街をブラブラ歩くと、さまざまな発見があります。
 初めの4日間で、回転寿司屋を4軒見つけました。駅の北側に2つ、南側に2つです。そのうちの2軒に入りました。
 まだあるかもしれないと思い、ネットで調べました。すると、立川市に回転寿司屋は7軒あるようです。
 そのリストをもとに一つずつを地図で確認したところ、立川駅から少し離れたところが4つで、駅の周辺は3つです。

 あれっ?と思いました。
 一昨日の午後7時頃に私が入った回転寿司屋が、どうしてもネットの情報で見当たらないのです。

 駅の南側の路地の一角に、小さな回転寿司屋がありました。かつては普通の寿司屋だったことを思わせる店構えです。
 握ってくれるおやじさんは、いかにも寿司職人という風体です。
 客はだれもいません。レーンも止まっています。蝋細工のウニやイクラなどが乗った寿司皿が、止まったままのレーンの上にポツン・ポツンと置かれています。レーンは大括弧( ] )の型で、椅子は10個もない、狭い店内です。

 ほしいものを注文してくれ、とのことだったので、いくつか頼みました。そして、赤だしを注文すると、それはサービスで付くと、おばさんが耳元で大声で言ってくれました。あまりにも狭いので、距離感覚がマヒします。そんなに近くでしゃべらなくても … 。

 寿司はしっかりしたもので、ネタも回転寿司とは思えないほどの良品でした。下町の寿司屋です。何か事情があって、回転寿司屋に改装したのでしょう。
 値段は少し高めでしたが、いいお寿司を食べさせてもらいました。握ってくれるおじさんの姿が気に入りました。奥の仕込み場に、若い兄ちゃんがいました。この3人でやっているのでしょうか。明るくて元気な人たちのようです。

 結局、客は誰も来ませんでした。もっと遅くなると来るのでしょうか。心配になります。
 折を見て、また行こうと思います。
 これだけ客がいないのに、こんなに狭い店なのに、お店の人はまったく客に気を配っている様子がないにもかかわらず、客であるこちらは気楽に、あまり余計な気を遣わずに寿司が食べられるのです。
 不思議な雰囲気の店でした。

 ひょっとして、あのおやじさんは、かつては銀座の名の知れた店の腕の立つ人だったのかも知れません。『将太の寿司』の漫画のネタにできそうです。





posted by genjiito at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記
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