2007年12月24日

京洛逍遥(19)北山杉の里

 川端康成の『古都』の舞台となった、北山杉の里を散策しました。
 スックと伸びる杉木立を見渡すと、背筋も自然と伸びるような気がします。


Bzrygnbt_s杉木立



 この北山杉は、室町時代あたりから茶室建築に用いられたとのこと。道々、磨かれた杉が立て掛けてある様子が、京の町中とは違った趣でいい感じです。今にも、『古都』にでてくる、丸太磨きの作業を終えた女性たちが出てきそうです。

 北山グリーンガーデンという所で休憩をしました。すると、入口に、川端康成の文学碑の案内がありました。



Ewroziir_s文学碑



 庭園の中に入ると、右に碑がありました。


B6snpk3__s文学碑



 説明は省略しましょう。

 左の奥には、「古都 再会」と題するモニュメントがあります。


Qkhm7mdt_s再会の苗子



 膝を突いて空を見上げるのが苗子、その苗子の懐に顔を埋めるのが八重子です。

 後ろに回って見ました。


Kwouvfau_s八重子



 2人を像として描き分けるのに、このモニュメントの作者がいかに苦心したかが、この構図から伺えます。
 八重子を見ようとして像の背面に回ると、おのずと、北山を見上げる苗子の視線と肩越しの緊張感が伝わってきます。

 このグリーガーデンには、北山杉資料館もあります。食後に、ここにも足を運びました。


Lt7jdw3z_s資料館



 中は、北山杉の歴史などを、パネルや人形などで見せてくれます。



5s4qkkn5_s丸太磨きの女性



 写真よりも、こうした人形が、その様子を思い描くのに役立っています。

 また、館内には、ノーベル賞を受賞した川端康成に関する資料も展示してあります。

 映画化された『古都』の写真がありました。岩下志麻と山口百恵の2作品は、いずれ見てから紹介したいと思います。

 京都の町家や茶室などで使われている床柱などに、今後は注意を払って、その味わいを感じてみたいと思います。


posted by genjiito at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ◎京洛逍遥
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