2007年08月13日

養林庵の庵主さん

Kofu16po_s庵主さん


 一昨年、母親が亡くなった時に、仏事をお願いするお寺を変えました。それまでは、奈良には曹洞宗のお寺が少ないこともあって、臨済宗のお寺さんのお世話になっていました。しかし、母のかねてよりの希望により、我が家の宗旨に合った曹洞宗のお寺から来てもらうことになりました。大阪の柏原市にある薬師寺の庵主さんは、気さくに何でも楽しく話のできる方でした。
 それも、今回の引っ越しにより、わざわざ京都までお出でいただくわけにもいきません。ご挨拶に伺った折に、京都でのお寺さんを紹介してもらいました。それが、養林庵でした。我が家から地下鉄で一駅の近さです。お盆の供養をしていただく前日に、妻と共にご挨拶に伺いました。
 この庵主さんも、気さくに話のできる方でした。当日は、車で迎えに行きました。わざわざ門前で待っていてくださいました。

 庭に面した和室に仏壇を据え、少し足が痛いとおっしゃる庵主さんには、椅子にかけてもらいました。我が家にいつからか伝来する木魚は、畳の上に置いていたので、前かがみの窮屈な姿勢で叩いてもらうことになりました。この次には、木魚を置く台を作っておきましょう。

 30分ほどでしたでしょうか、丁寧なお経をあげてもらい、しばし歓談となりました。
 京都では、ロウソク立ては一つでいいのだそうです。

 仏壇にあげたお膳は、息子が朝から丁寧に作ったものでした。

Va1wycy7_sお膳


 これまでにも、何度か法事などでお膳を作ってくれました。今はイタリア料理を勉強している息子ですが、最初は和食からスタートしたことが、こうして役立っています。

 庵主さんは、お膳の出来栄えの見事さに感心しておられました。プロを目指す者の手になるだけあって、細かい芸が忍ばせてあるようです。

 ただし、庵主さんから食器の位置について助言をいただきました。写真の配置がお薦めのできあがりとなります。
 最初、息子は左下の高皿に盛った漬物は中央に置いていました。中央にある、煮物や胡麻和えを盛ったツボ腕は、最初は左下にありました。この2つは、入れ替えた方がいいそうです。
 息子の説明によると、食器が納めてあった入れ物に説明書が添えてあり、その通りの位置に並べたとのこと。
 庵主さんの話では、業者の方はよくそう言われるが、我々はそうはしていないんです、とのことでした。
 食器の並べ方についても、いろいろとおもしろいことがあるようです。
 そうそう、箸の向きも直してくださいました。仏様が右手に箸を持って食べられるようにするのです。
 細かなことですが、主役が誰かを考えると、納得のできるお作法だと言えましょう。

 慌ただしい日々の中ではありますが、新しいお寺さんを迎えての、気持ちを一新してのお盆を迎えることができました。

 そうこうする内に、私は息子と大阪・八尾の高安山の中腹にある我が家の墓地に、妻は亡父の初盆のために秋田へ飛び立ちました。そして、今週末の横浜の宿舎の引っ越しのために私は上京し、妻は秋田から横浜に手伝いに来るという、またまた目まぐるしい日々がまっています。
 とにかく、私は横浜の宿舎の荷物を、段ボール箱に詰めなければいけないのです。単身赴任なので、家具は少ないとはいうものの、本などはそれなりにあるので、面倒な作業が待っています。
 元気に引っ越しが終われば、すぐにスクーバ・ダイビングのアドバンスド・コースの講習と海洋実習が待っています。次は、伊豆・下田湾の近くを潜ります。
 仕事の合間とはいえ、休む隙のない毎日です。回遊魚と言われるままの生活を続けているのは、まさに天命なのでしょう。
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | *身辺雑記
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