2020年10月03日

京洛逍遥(661)西院春日神社の「御東場」

 阪急西院駅の近くにあるジョーシン京都1番館に、マッキントッシュの周辺機器を買いにフラリと行ってきました。ここは、淳和院の跡地に建っていることもあり、外装が和風のデザインです。四条のアップルストアも和風であるように、こうした建物がポツリポツリと市内には点在しています。

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 この近くにある春日神社は、平安時代に淳和天皇の内親王である崇子内親王が疱瘡(天然痘)に罹った折、それを一夜で治したという由緒ある神社です。奈良の春日大神を勧請しています。今の新型コロナウイルス下において、ついでと言っては失礼ながら、通りかかったご縁でお参りをしてきました。

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 トイレをお借りしようと思い、社務所におられた方にお尋ねすると、別棟に案内されました。
 靴を脱いで建物に入ると、どうやらここがトイレのようです。男女は色で分かれていることと、描かれた鹿に角があるかどうかで区別があるようです。

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 それにしても、「御東場」を何と読むのかわかりません。調べてみると、宮家では「おとうば」と言っておられるようです。曹洞宗のお寺ではトイレを「東司(とうす)」と言っていることは、我が家がその宗派なので知っていました。ちなみに、同じ禅宗でも臨済宗では「雪隠(せっちん)」と言います。トイレにまつわる話は、おもしろいものが多いようです。

 帰りに通りかかった、少し南に下った一画の路地の雰囲気が気に入りました。こうした風景は、いつまでも残していきたいものです。

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posted by genjiito at 21:04| Comment(0) | ◎京洛逍遥