2020年08月14日

『源氏物語』は39種類の言語で翻訳中(200814版)

 これまで、『源氏物語』は36種類の言語で翻訳されていることを報告してきました。「愛知文教大学で翻訳本に関する出張授業」(2019年10月16日)の記事が、最新のものでした。
 その後の調査と収集活動の成果として、「日本点字訳」「ペルシャ語訳」「カタルーニャ語訳」があることが確認できました。この3点の情報を、以下に記しておきます。

(1)「日本点字訳」
 日本ライトハウス情報文化センター点字製作係に依頼して、科研費による翻訳活動の一環として『十帖源氏』の「須磨・明石」2巻の日本点字訳を作成しました。点字で打ち出した現物と点字データは、大阪大学箕面キャンパスにある総合研究棟6階の伊藤研究室にあります。

(2)「ペルシャ語訳」は、現在私の手元にはありません。しかし、以下の紹介があるので、現在入手の手配をしているところです。
ISBN:9786008955184
出版社HP:https://parandepub.ir
HPの源氏物語紹介ページ:
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=auto&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fparandepub.ir

これによると、与謝野晶子の源氏訳の中から、第4巻「夕顔」をペルシャ語に翻訳したもののようです。

(3)「カタルーニャ語訳」は、アマゾンの情報によると、以下のように記されています。
翻訳者  Xavier Roca Ferrer
・出版社  Destino CAT
・刊行年  2006
・ISBN   978-8497100908

200812_catalan.jpg
 これは、ロッカ・フェレールのスペイン語訳をカタルーニャ語に翻訳したものかと思われます。ただし、まだ原本が手元に届いていないので、あくまでも推測の域を出ません。


 上記の(2)と(3)については、まだ原本を入手できていないので、存在することが確認できた、というレベルの報告です。これらを含めて、さらなる情報をお持ちの方からの連絡をお待ちしています。

--------------------------------------

【『源氏物語』が翻訳されている39種類の言語一覧】

(2020年8月14日 現在)

アッサム語(インド)・アラビア語・イタリア語・ウクライナ語・ウルドゥー語(インド)・英語・エスペラント・オランダ語・オディアー語(インド)・※カタルーニャ語・クロアチア語・スウェーデン語・スペイン語・スロベニア語・セルビア語・タミル語(インド)・チェコ語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・テルグ語(インド)・ドイツ語・トルコ語・(現代)日本語・※日本点字訳・ハンガリー語・ハングル・パンジャービー語(インド)・ビルマ語・ヒンディー語(インド)・フィンランド語・フランス語・ベトナム語・※ペルシャ語・ポルトガル語・マラヤーラム語(インド)・モンゴル語・リトアニア語・ルーマニア語・ロシア語

 
 
 
posted by genjiito at 19:34| Comment(0) | ■科研研究