2020年08月08日

文化庁の京都移転は22年の8月に

 やっと、文化庁の京都移転の時期が公表されました。場所は、旧京都府警本部庁舎です。移転完了の時期は、あくまで予定です。国と京都府の合意は、2022年8月下旬をめどに新庁舎へ移転する、というものです。
 新聞報道によると、確認された文書には、「22年8月下旬に新庁舎の工事完了を目指すとし、その後に「速やかに移転」すると明記。ただ業務開始は「22年度中」と幅を持たせた。」(京都新聞、2020年8月5日)とあります。何となく回りくどい歯切れの悪い表現です。また変更されることを見越したかのような記事です。
 これによって、東京から職員の7割弱にあたる250人以上が京都に来られるようです。本当でしょうか。今は、話半分に聞いておきます。

 この問題については、「文化庁が京都に来る意味を考える充実したシンポジウム」(2018年10月03日)で詳しく報告しました。その後半に記したように、「東京の発想が、そのまま関西では通用しない、させないという文化の違い」が鮮明になったシンポジウムでした。さて、このバトルが今後はどうなるのでしょうか。移転の担当者はすぐに変わりました。しかし、東西のこの文化の違いは、お役所仕事では解決できないことは明らかです。あの日、「これまでにも権力者が京都にやって来てはいつしか去っていった」とおっしゃった方の意味が、今でも思い起こされます。建物の移転はともかく、その中に入る内実をめぐる問題について、注目して見ていきたいと思います。
 数年後には、文化庁がまた東京に戻って行くという事態にならないように、建物以外での移転の意味を、さらに議論しておく必要があるように思います。
 
 
 
posted by genjiito at 19:29| Comment(0) | ◎情報社会