2020年07月15日

京洛逍遥(640)「GoToキャンペーン」に関して

 「GoToキャンペーン」が22日(水)から始まります。
 昨日の読売新聞のニュースで、次の内容が流れました。

 政府は観光や飲食などの消費を促すため、国内旅行の代金の支援などが盛り込まれた「GoToキャンペーン」を、当初予定していた8月上旬の開始時期から大幅に前倒しし、今月22日から始めることを決めた。

 そんな中、京都市の門川大作市長はインターネットを通じ、西村経済再生担当大臣に感染拡大の防止と社会経済活動の両立の重要性を訴えた。

 門川市長は、観光自体を自粛する必要はないとした上で「率直に申しまして、この間の感染拡大の中に東京との交流というのが散見されるというのが事実であり、緊張感を持っております。少しでも健康に不安のある方は旅に出ていただかない。これは徹底していただく必要があると思います」と語った。


 京都流の、それとなく入洛を拒否したい気持ちを伝えておられます。声高に、京都に東京方面から来られるのは迷惑だ、とはストレートに言わない、奥ゆかしい断り方です。この表現方法が、相手方に伝わっていればいいのですが……

 今日の京都新聞には、こんな記事が出ていました。

コロナ禍前に見られた混雑やマナー問題の再発を防ぐため、同隆盛期から観光事業者や観光客の行動規範の策定に着手する。同協会は「市民と観光の心理的距離にも配慮しながら、新しい生活様式に合った京都観光をつくっていきたい」とする。(笹井勇佑)


 市民の目線が観光行政に盛り込まれることは大歓迎です。これで、観光に関するまっとうな議論ができます。これまでは、観光業者の論理だけがまかり通る観光論であり、観光学の分野が成熟しない原因となっていたと思っています。これからは、観光学が社会貢献できるように、新しい観光学の樹立に参画したいものだと、素人ながら思っています。これを機会に、いろいろな意見が寄せられることを楽しみにしています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎京洛逍遥