2020年07月31日

京洛逍遥(645)北大路橋からの定点観測

 雨も上がり、川はいつもの川の姿を見せています。
 上流も下流も、いつもの散策路を歩き、走る人が点々とおられます。

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 あと2週間となった京都五山の送り火は、今年は大々的な点火がないので準備の様子がよくわかりません。

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 比叡山は、千年以上も変わらない姿を、今日も見せています。

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 夕方から、駅ビルの上にあるスポーツクラブで、ゆったりとひと泳ぎしてきました。
 利用者はほとんどいません。プールはガラガラなので、のんびりと歩き、泳ぎ、ジャグジーに身を委ねました。みなさん、ウイルスを警戒しておられるようです。
 8月の休会手続きの案内がありました。しかし、私は休まずに折々に通うつもりです。

 夜、雲一つない空に輝く月が、気持ちを穏やかにしてくれました。

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 新型コロナウイルスの感染者が、京都でもこのところウナギ登りです。
 明日は、大阪観光大学で行事があるために、京都から和歌山に向かって一路南下します。
 距離にして100キロ少々です。今は、この大阪縦断の移動が、一番の心配事です。
 感染しないことを祈りながら、自衛専一を心がける小旅行です。
 
 
 
posted by genjiito at 23:24| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月30日

読書雑記(291)夏山かほる『新・紫式部日記』

 夏山かほる『新・紫式部日記』(日本経済新聞出版社、2020年2月)を読みました。

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 歴史的な背景と人物描写がしっかりしているので、安心して読み進められます。最初は歴史をなぞった物語です。よく知られた逸話などをもとに、物語は進展します。
 その流れが、藤式部の出産にひき続いて彰子の出産の場面で、俄然語りが急変します。敦成親王と賢子をめぐる話は、本書の読みどころです。ドラマが一大転換するのを、読者は固唾を飲んで見守ることになるのです。そして、背後に「人の親の心は闇にあらねども 子を思う道に惑いぬるかな」という兼輔の歌が響きます。
 『源氏物語』が書き継がれる経緯を、政治的に物語を利用しようとする道長や、熱心な読者である彰子の姿を織り交ぜて語ります。『源氏物語』の背景をなす平安時代を生きた人々や、『伊勢物語』などの平安文学のいくつかの作品を、あらためて読み直したくなります。【4】
 
※作者は、本作で第11回日経小説大賞を受賞し、作家としてデビューしました。
 
 
 
posted by genjiito at 20:22| Comment(0) | ■読書雑記

2020年07月29日

読書雑記(290)うおやま『ヤンキー君と白杖ガール 4』

 『ヤンキー君と白杖ガール 4』(うおやま、KADOKAWA、2020年6月)を読みました。

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 ヤンキーの黒川とユキコがお互いの愛情を表現するのに、回りくどい方法と考えでドタバタ喜劇を演じます。若者の気持ちをうまく描き出しています。
 ユキコの姉のイズミは、シシオが好きです。しかし、シシオは男にしか興味がない、同性愛者でした。これが、今後どのように展開していくのか、大いに楽しみです。
 この巻では、強く生きる弱視のユキコが前面に出ています。この逞しさに満ち溢れる話には、読む者に問題点の所在を気付かせ、やがて共感と元気を与えてくれます。心憎い表現手法だと思いました。
 アルバイトを諦めそうになった時、「やりたいこと」が大事だ、と教えられます。そして、最後に「メリットがありますか? ハンデのあるあなたを あえて雇うメリットが」というフレーズが印象に残りました。作者は読者に、登場人物を介していろいろなメッセージを送ってきます。その多彩さは、再読するとまた別の視点から新たな気付きに導かれます。
 特に大きな問題提起がある巻ではありません。しかし、思うように物が見えない人を取り巻く人々の反応や変化が、手堅く着実に描き出されています。共感を得ながら理解が深まる環境が生まれていく様が、こうしたコミックというスタイルを通して若者たちに読まれていく意義は、非常に大きいと思います。
 前向きに生きる若者たちの群像が、弱視の少女の生きざまを通して語られていくのです。
 次巻が、また楽しみです。【4】
 
 
 
posted by genjiito at 22:56| Comment(0) | ■読書雑記

2020年07月28日

9月4日に伊藤科研_第14回研究会を計画中

 本年9月4日に、伊藤科研「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(課題番号︰17H00912)の第14回研究会を開催することを計画中です。
 これは、前回同様にフィットレル・アーロン先生の研究会(日本学術振興会外国人特別研究員P19302「古典和歌の翻訳、および和歌と西洋詩の比較研究」)と合同で開催するものです。
 前日の9月3日には、フィットレル・アーロン先生の研究会が別途予定されています。
 今回の合同研究会は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮して、Zoomによるオンラインでの開催を予定しています。
 発表者はほぼ決まり、題目が検討されているところです。
 詳しいことが決まりましたら、このブログですぐに報告しますので、いましばらくお待ちください。

伊藤科研 第14回研究会 「海外における平安文学」

 基盤研究(A)17H00912
「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」

 ※フィットレル・アーロン先生の研究会(日本学術振興会外国人特別研究員P19302「古典和歌の翻訳、および和歌と西洋詩の比較研究」)との合同開催

・日時:2020年9月4日(金)13:00〜17:00

・概要:研究発表 20〜30分(質疑応答を含め30分程度)
    研究発表 20〜30分(質疑応答を含め30分程度)
    研究報告 10〜20分(質疑応答を含め20分程度)
    研究報告 10〜20分(質疑応答を含め20分程度)

 
 
 
posted by genjiito at 18:37| Comment(0) | ■科研研究

2020年07月27日

スポーツクラブでひと泳ぎ

 散歩はできても、なかなか運動までは手足が伸びない、そんな余裕のない日々にいます。これではいけないと思い、今月は2回目となる、駅上のスポーツクラブに行きました。
 新型コロナウイルスのことがあるので、スタジオとマシンジムには行かず、プールだけにしました。感染の危険性は、ロッカールームにある、と言われています。手当たり次第に除菌しながら着替えて、プールへと急ぎました。
 シャワー、打たせ湯、水中ウォーキング、平泳ぎ、クロール、スチームサウナ、ジャグジーをするだけで、今日はお終いです。大風呂には入らず、シャワーで済ませます。すべて、感染を避けるためのメニューなのです。
 体重が、ようやく47キロまで戻りました。開腹手術後の先月は、44キロまで落ちていたのが、その後は44キロから46キロの間を行き来していました。それが、このところ47キロに届くようになりました。目標とする50キロが見え出しました。ただし、この2年以上、一度も達成していません。届きそうで届かないので、もどかしい思いをしています。
 もっとも力を抜いて、動き回る生活を心がけることにします。
 
 
 
posted by genjiito at 20:56| Comment(0) | *健康雑記

2020年07月26日

京洛逍遥(644)悩ましいことをいくつか抱えて四条へ

 一昨日来の雨が、賀茂川の水嵩を上げています。北山方面には、珍しい雲がかかっています。

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 雨の中を河原町四条の錦天神へ、学業成就と疫病退散を願ってお参りに行きました。
 新京極は大混雑です。連休に加えて「Go To キャンペーン」の影響なのでしょう。新型コロナウイルスの拡散を考えると、良いのか悪いのか、いずれにしてもこの賑わいは久しぶりです。

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 お昼ご飯は、蛸薬師のお寿司屋スシローへ。フロアーにいる店員さんは、お皿の数を数えることと片づけるだけです。あとは、入店時のタッチパネルでの席の案内からタッチパネルで注文、そして自動支払機での精算と、人との接触が極端に切り詰められています。ここにさらにAIが導入されたら、それこそ無人に近い回転寿司屋となります。これから、人間はどの分野で人間としての役割を担った仕事をするようになるのか、考えてしまいます。

 次は、麩屋町にある佐川急便の京都麩屋町営業所です。
 年明けに、手をかざすと石鹸が出る機械を3台買いました。その内の1台がすぐに故障したので、電話で修理を依頼しました。3月の中旬だったと思います。メーカーからは、交換品を送るのが7月20日頃になる、とのことでした。耳を疑う気の遠くなる話ながら、本当のことです。そして2週間前に、1週間も早く突然、不良品の交換品が届きました。その際、故障品をすぐに引き取って持ち帰ってもらうはずが、急なことだったので梱包に手間取っていると、忙しいので後で回収に来るのでここへ電話を、と手書きのメモを置いて行かれました。少ししてからその番号に電話をすると、今は使われていません、とのことです。いろいろと調べても、連絡先がわかりません。京都営業所に電話をし、担当者に連絡をしてもらったはずなのに、その日はいつまで待っても着払いの返還品を引き取りに来てもらえないのです。翌日、指定した午前中にも来られなかったので、また電話をしました。それから2週間。返還品が玄関に放置したままというのも嫌なので、仕方なしに四条にある営業所に私が持参しました。
 これまでに何度も取り上げた、相変わらずの佐川急便さんです。そのでたらめさのほんの一端は、「東西を迷走した佐川急便の荷物」(2016年07月02日)をご笑覧いただければと思います。

 仕事で使っているアップルのMacBook Proの裏ブタが、パカっと口を開け出したので、その対処の相談でアップルセンターに立ち寄りました。

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 しかし、お決まりの冷たい対応だったので、後日ネットで予約をして行くことにします。
 実は、この前まで使っていた MacBook Proも、内部の充電池部分が盛り上がり、トラックパッドは下から押し上げられて使えなくなり、キーもいくつかが下からの圧力で入力できなくなりました。その症状をこの四条のアップルストアで診てもらったところ、高額の修理費の見積もりを渡され、それを拒否すると何もしてもらえませんでした。仕方がないので、今の MacBook Pro に買い替えました。それが、またしても裏ブタが盛り上がりました。今度は開いた口が大きいので、さらなるトラブルに展開しない内に、また買い替えです。修理をしてもらえたらラッキー、くらいの気持ちで、ネットで修理の予約をしようと思います。
 すでによく知られていることながら、私と機器との相性は相変わらずです。欠陥商品を、いまだに渡されつづけています。

 さらに西に移動し、大丸の中にある鞄屋さんに行きました。過日、三条のマザーハウスという店が、気に入った鞄を置いていました。しかし、ファスナーが固かったのでそこでは買わず、同じものがある大丸で同じ商品を確認しました。そこのものも固かったので思案していると、店員さんがいろいろと手を尽くしてくださいました。2度の電話を経て、再度届いたものを見てほしいとのことだったので行きました。確かに、お店の方が申し訳なさそうに言われる通り、取り付け位置の関係で、これはどうしようもない現象であることが明らかになりました。残念です。また、鞄探しをやり直します。
 鞄のファスナーは、特に両側から閉まるものは、取り付け位置によってはガリガリと音がして、引っかかって開けにくいのです。意外と知られていないことのようです。

 河原町通りに引き返し、バルの丸善で、今朝の京都新聞に紹介されていた本を探しました。
 お目当ての『山犬物語』(山下泰三(五条一馬)、文芸社、2020年7月)は、目の見えない方が書いた、目の見えない馬との交流をテーマとする童話2編を収録する絵本です。しかし、お店の方に探してもらっても在庫がないのです。注文なら、2週間ほどかかるそうです。私は、本との出会いを殊の外楽しみにしています。ネットはもちろんのこと注文も、よほどのことがない限りはしません。本との出会いには、本を読むのと同じくらいに楽しい物語があることを体感しているのです。これもまた、楽しい出会いの旅の始まりとなります。
 
 
 
posted by genjiito at 20:46| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月25日

何もしない日(7月-2)

 相変わらず慌ただしい月となっています。
 今日は、何もしない、何も考えない1日とします。

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 これまで回遊魚と言われて来ました。
 マグロは泳ぎ続けないといけません。
 しかし、寄る年波を自覚する日々に、そういつまでも身体は持ちません。
 そこで、何もしない日を毎月2回は作るようにしています。
 
 
 
posted by genjiito at 19:40| Comment(0) | *健康雑記

2020年07月24日

京洛逍遥(643)河原町三条から四条の若々しい賑わいの復活

 いつものように、お寿司をいただきに河原町に出かけました。
 河原町三条は、多くの人の波ができていました。
 三条通はごった返しています。
 頭上からは、祇園囃子のコンチキチンが降り注いでいます。
 新京極通りを四条に向かって南に下ると、ここも賑わいが今年の3月以前に戻っていました。
 ただし、これは新型コロナウイルスに起因するものなので、海外からの観光客はほとんど見かけません。
 これは、「Go To キャンペーン」の影響が大だと言えるでしょう。
 日本人(?)が雲霞の如く(?)集結している、という状況です。
 しかも、若者が大挙してこの河原町周辺に集まっている、と言っても過言ではありません
 懐かしいほどの、若々しい熱気すら感じさせます。
 これは、気持ちのいい、本来の京都の街の姿だと思います。
 この現象を評するだけの情報を持ち合わせていない私には、何もコメントができません。
 明日以降のマスコミの報道や、識者の見解を楽しみに待ちたいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 21:23| Comment(0) | ◎国際交流

2020年07月23日

気になる連休中の旅行者と観光地の様子

 連休の最中にもかかわらず、私は「Go To キャンペーン」とは無縁の、仕事のために片道3時間の小旅行をしています。
 今日の日根野から京都への帰りは、電車もバスもガラ空きでした。いつもなら帰宅のラッシュ時にあたります。みなさん、すでに街中から旅立ち、東京以外の観光地に移動なさったのでしょうか。
 今日からの連休の旅行は、キャンペーンが早まって昨日から割引対象となったことにより、効果がどれくらいあるのでしょうか。来週の報告と分析を、今から楽しみにしています。
 今回の連休において、旅行者はどのような行動パターンを見せているのでしょうか。特に、割引となるようにあの手この手を尽くしての旅となっているはずです。また、新型コロナウイルスの感染被害を気遣い、外出を自粛した人々は、来週どのようなコメントを、向けられたマイクに向かって話されるのでしょうか。これも興味津々です。
 そして、マスコミからあまり相手にされず、沈黙を守っておられる観光学者は、この状況を踏まえての観光論を、どのように展開なさるのでしょうか。私はこの分野の関係者ということになるので、情報を集め回っているところです。
 とにかく、連休後の報道に注目しましょう。
 自分が旅人になれない現状に、残念な思いを抱きながら……
 
 
 
posted by genjiito at 20:38| Comment(0) | ・ブラリと

2020年07月22日

京都と東京の源氏講座が中止となるお知らせ

 京都・船岡山の〈紫風庵〉で開催している「源氏物語と三十六歌仙を変体仮名で読む会」では、新型コロナウイルスに関して警戒すべき時期がまだ続いていると判断しています。そのため、〈紫風庵〉での勉強会を再開する状態ではないと思われるので、今週末の7月25日(土)の勉強会はお休みとします。
 来月8月22日(土)は、東京とは違う状況も考えられるので、開催できる状態になっていることを祈りながら、今のところは保留とします。

 また、東京の日比谷図書文化館で開催している「古文書塾 てらこや」では、伊藤が担当している「翻字者育成講座『源氏物語』を読む」は、新型コロナウイルスの影響を考慮して中止となりました。東京都の警戒レベルが最高の「4」という状況を踏まえての判断です。来月8月と共に、9月の講座も中止です。
 3月からずっと中止が続いています。講座を申し込み、参加を楽しみにしておられるみなさまがたには、本当に申し訳ないことです。
 10月期は開催できるはずですので、もうしばらくお待ちください。
 
 
 
posted by genjiito at 22:32| Comment(0) | ■講座学習

2020年07月21日

関西でもウイルスの感染被害が拡大しそうな予兆

 ガラガラだったバスが、先週辺りから混み出し、今日は吊革を握る人でギュウギュウ詰めでした。私は、車内の棒を摑んで立っていました。周りの人とは、バスが揺れるたびに身体がぶつかりそうになります。
 新型コロナウイルスに対する警戒感が薄れるとともに、以前の生活様式に安心感を求めてか、過密な通勤に先祖返りをしています。これは習性なので仕方がないと諦め、自衛策として通勤時間をずらすしかありません。
 残念ながら、阪急電車もバスと同じように混み合っていました。ソーシャルディスタンスという言葉はもはや形骸化し、お題目と化しています。短命だったので、今年の流行語大賞から脱落です。
 現在、大阪大学の箕面キャンパスの研究室では、科研(A)「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(課題番号︰17H00912)に取り組んでいます。ゆったりとした部屋で、科研費で雇用する8名の研究員が、調査・研究・資料整理などの作業に専念しています。両手を広げても届かない距離での業務は快適です。

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 さて、新型コロナウイルスの第2波を前にして、早々と感染被害が巷に拡大していく様子を、通勤途中に無情にも観察している気分になりました。これは、恐ろしいことです。
 国策として「人命軽視、経済最優先」が叫ばれ、「Go To キャンペーン」などと平和ボケしたことをしている背景には、こうした危機感の喪失があります。この時代を生き抜くためには、とにかく自分の身は自分で守る、ということを強く自覚して実行するしかありません。
 今日の往路は、今さら引き返すわけにもいかないので、もうどうしようもありません。帰りの時間については、今日から従来のパターンにもどそうと思っていました。しかし、往復共に混雑の中に身を置くことを避けるために、少し早めに研究室を出ました。
 あの非常事態宣言が出された頃の引き締まった社会を、何とかして思い出し、一人でも多くの方々と危機感を共有したいものです。このような弛緩した機運に包まれると、つい自分は大丈夫だろうと思いがちです。しかし、そんな太平楽なことを言ってはいられないのです。せめて自分だけは新型コロナウイルスに罹らないようにしよう、他人に迷惑をかけないようにしようと、我が身だけは守ることに徹したいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 18:19| Comment(0) | *健康雑記

2020年07月20日

盲学校の授業にフォーカスするETV特集

 国立民族学博物館の広瀬浩二郎さんからの情報を紹介します。
 今週末に、ETV特集「心が躍る生物教室」という番組が放映されます。

 本放送: 7月25日(土)23:00〜23:59 Eテレ
 再放送: 7月30日(木)0:00〜0:59 Eテレ

 この内容については、次の広瀬さんからのコメントをお読みください。
 一人でも多くの方が、「触る」ということの大切さに思いを馳せてもらえたら、その活動を支援している一人として幸いです。

最近、僕の母校である筑波大学附属盲学校の生物の授業が注目されています。
 授業の様子を紹介する書籍も刊行されましたし、すでにNHKの番組でも2度放送されています。
 NHKの番組が好評だったということで、今回、拡大版としてETV特集で取り上げられることになりました。
 盲学校の授業にフォーカスするETV特集が放送されるのは画期的なことだと思います。

 このETV特集に、僕は盲学校の卒業生として協力しました。
 僕の民博での仕事、トーテムポールの触察シーン、コロナ禍に対する思い(インタビュー)などが紹介されます。
 僕自身が登場するのは短時間で、もちろん盲学校の生徒たちの成長がメインテーマです。
 見応えある番組に仕上がっているので、ぜひご覧ください。

 僕自身が「さわる文化」を提唱する根底には、盲学校での経験があります。
 盲学校の授業は特殊・特別なものではなく、普遍的な(ユニバーサルな)価値を有しているというのが僕の持論です。
 今回の番組取材を通じて、あらためて自分のルーツを確認することができたと感じています。

 
posted by genjiito at 20:33| Comment(0) | ■視覚障害

2020年07月19日

京洛逍遥(642)水が澄んできた高野川と賀茂川の夕景

 高野橋から比叡山を望みました。

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 出町柳に流れて行く高野川が、先日までの濁った色ではなくて、透き通った水になっています。
 川底に石が多いこともあってか、意外に早く水色になりました。気持ちのいい流れです。

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 賀茂川もきれいな水色を取り戻しました。
 鴨が気持ちよさそうに泳いでは休んでいます。

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 夕方の賀茂川散歩は久しぶりです。
 一気に陽が落ちたために、こんな写真が撮れました。

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 悲鳴をあげる暇もないほどバタバタするだけの日々の中で、河原を気ままに散策することで疲れを癒やしています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月18日

京洛逍遥(641)八坂神社の御神霊渡御

 四条寺町の御旅所で、八坂神社の御神霊渡御の神事に立ち会えました。疫病退散を願ってご町内を回る神事です。

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 八坂神社のチマキは、この御旅所でもいただけます。

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八坂神社のホームページより、説明文の一部を引きます。今年は多くの行事が中止となっているため、説明文にある日時は変更になっています。

 山鉾は本来、疫病等の災厄をもたらす疫神を鎮めるため、依り代(よりしろ)として鉾や山を作り、町中を回ったと考えられます。鉦や笛、太鼓で囃すのは、荒ぶる疫神(怨霊)を鎮めるためでした。神輿の渡御(17日夜神幸祭)に先立って、都大路の清祓をしたとも考えられています。
(中略)
三基の神輿、及び東若御座の神輿が氏子区域を渡御します。 7月10日の神輿洗式、15日の宵宮祭を経て御神霊をお遷しした神輿は、山鉾巡行の行われる7月17日夕刻八坂神社を出発し、主に鴨川以東、河原町などを通り、同日夜四条寺町の御旅所に入ります。山鉾巡行、花傘巡行の行われる24日まで滞在し、24日夕方より今度は寺町通以西の区域をまわり、夜遅くに八坂神社に戻ります。御神霊を神輿より本殿にお遷ししたあと、28日の神輿洗式をもって、神輿の神事は終了します。


 四条河原町にある高島屋では、祇園祭の山鉾のレプリカが展示されていました。

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 また、四条烏丸にある大丸にも、山鉾のレプリカが飾ってありました。

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 四条烏丸の交差点角には、長刀鉾の鳥居が飾られています。
 今年は山も鉾も建たないので寂しいところを、こうして盛り上げようとなさっています。

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 京洛では、いつもどこかでお祭りや法会が催されています。イベントだらけの街です。今は、新型コロナウイルスのこともあり、入洛は極力遠慮していただいています。悪疫の流行が落ち着きましたら、折々の季節にマナーを守って参加なさると、いつ来られても楽しい街になると思います。
 
 
 
posted by genjiito at 21:23| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月17日

品数豊富な梅田のヨドバシカメラ

 今日は仕事帰りに、梅田に立ち寄りました。久しぶりです。
 駅前のヨドバシカメラで、コーヒーメーカーを買いました。長年、自宅、職場、宿舎で、東芝の製品を3台、同じ型の製品を使っていました。
 東京から京都に引き上げて来る時に整理をしたため、今は東芝の製品は箕面キャンパスの研究室に1台だけあります。
 現在、自宅では象印を使っています。しかし、作りが甘いせいか、イマイチの製品だと思っています。高次脳機能障害者サポートネットの「珈琲焙煎工房 Hug」からいただく豆で香り豊かなコーヒーを楽しんでいるので、この豆と機械の相性は何とかしなくては、と思っていました。
 そんな折、ヨドバシカメラに行ったところ、私が気に入っている東芝の製品で、改良版が店頭に並んでいたのです。2年以上も、何かいいコーヒーメーカーはないかと探していました。これ幸いと、購入することにしました。ただし、この東芝の製品はすぐには入手できず、注文して届くものです。今月末に配送されることを了承して、購入しました。
 これでまた、おいしいコーヒーが自宅でいただけます。自宅で使っているコーヒーメーカーは、大阪観光大学の研究室に持って行き、会議の合間に慌ただしく飲むコーヒー用にしましょう。
 それにしても、ヨドバシカメラのコーヒーメーカーの売り場に置かれている商品の品数の豊富なことには驚きます。その多彩な品揃えには、度肝を抜かれました。京都駅前にもこのお店はあります。そこもしばらく行っていないのでわからないながら、多数の商品が並んでいるのでしょうか。
 行けばある、というのは、すばらしいことです。しかも、安く売られているのです。うまい商売だな、と思う反面、これには小売店は歯が立たないだろうなと、小売店を大事にしたい私は考え込んでしまいます。
 ネットにも、豊富な商品が並んでいるようです。しかし、ネットでの購入は、何が送られて来るのか不安が伴います。駅前の店舗に足を運ぶという労力が要るものの、実際に多くの商品を触ってみて、見比べて買う魅力は、なかなかのものがあります。
 さらには、お店の方に質問ができ、説明をしてもらえるのですから、楽しいお買い物ができるのです。
 久しぶりに、豊かな気持ちで買い物をしました。
 
 
 
posted by genjiito at 21:29| Comment(0) | *美味礼賛

2020年07月16日

通勤電車が込み合い出したこと

 通勤の電車が込み合い出しました。これでいいのか、大いに不安です。
 車中の乗客は、すでに社会的距離は保っていません。保てません。ギュウギュウ詰めの直前です。
 窓は開いているとはいうものの、息苦しい雰囲気となっていることには違いありません。
 仕事が始まり、学校も始まり、テレワークにも限界が見え出したこともあり、人々は家から出るようになりました。いつまでも家に籠もってはいられないのです。これは、致し方のないことです。とにかく、初めての体験なのですから、何事も試行錯誤です。この教訓を、秋口から予想されている新型コロナウイルスの第2波や、インフルエンザの流行に活かしたいものです。
 東京はともかく、関西は感染していると思われる人が増え出したとはいえ、ある程度コントロールされていると思われます。一気に人が溢れ出した駅を往き来しながら、感染者がこれ以上増えないことを祈るのみです。感染者というよりも、重症になる人が増えない施策を維持してもらいたいと思います。
 その意味では、マスクをする人が大多数であることはいいことです。会議やスーパーのレジでも、一定の距離を空けています。人が集まることに用心しながら、この調子で新しい生活を送れば、危機的な事態は避けられそうです。
 人々のモラルを信じて日々過ごすことを心がけるしか、我が身を守る術はありません。油断しないことを肝に銘じて、これからも安全な日常を送ることを心がけましょう。
 
 
 
posted by genjiito at 23:59| Comment(0) | *身辺雑記

2020年07月15日

京洛逍遥(640)「GoToキャンペーン」に関して

 「GoToキャンペーン」が22日(水)から始まります。
 昨日の読売新聞のニュースで、次の内容が流れました。

 政府は観光や飲食などの消費を促すため、国内旅行の代金の支援などが盛り込まれた「GoToキャンペーン」を、当初予定していた8月上旬の開始時期から大幅に前倒しし、今月22日から始めることを決めた。

 そんな中、京都市の門川大作市長はインターネットを通じ、西村経済再生担当大臣に感染拡大の防止と社会経済活動の両立の重要性を訴えた。

 門川市長は、観光自体を自粛する必要はないとした上で「率直に申しまして、この間の感染拡大の中に東京との交流というのが散見されるというのが事実であり、緊張感を持っております。少しでも健康に不安のある方は旅に出ていただかない。これは徹底していただく必要があると思います」と語った。


 京都流の、それとなく入洛を拒否したい気持ちを伝えておられます。声高に、京都に東京方面から来られるのは迷惑だ、とはストレートに言わない、奥ゆかしい断り方です。この表現方法が、相手方に伝わっていればいいのですが……

 今日の京都新聞には、こんな記事が出ていました。

コロナ禍前に見られた混雑やマナー問題の再発を防ぐため、同隆盛期から観光事業者や観光客の行動規範の策定に着手する。同協会は「市民と観光の心理的距離にも配慮しながら、新しい生活様式に合った京都観光をつくっていきたい」とする。(笹井勇佑)


 市民の目線が観光行政に盛り込まれることは大歓迎です。これで、観光に関するまっとうな議論ができます。これまでは、観光業者の論理だけがまかり通る観光論であり、観光学の分野が成熟しない原因となっていたと思っています。これからは、観光学が社会貢献できるように、新しい観光学の樹立に参画したいものだと、素人ながら思っています。これを機会に、いろいろな意見が寄せられることを楽しみにしています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月14日

何もしない日(7月-1)

 7月も、何かと慌ただしい月となっています。
 今日は、何もしない、何も考えない1日とします。

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 これまで回遊魚と言われて来ました。
 マグロは泳ぎ続けないといけません。
 しかし、寄る年波を自覚する日々に、そういつまでも身体は持ちません。
 そこで、昨年からは何もしない日を毎月作るようにしました。
 
 
 
posted by genjiito at 19:38| Comment(0) | *健康雑記

2020年07月13日

京洛逍遥(639)疫病退散を願い八坂神社へ

 今年は祇園祭の巡行が中止になったことに伴い、いつものチマキを手に入れることが難しくなりました。ネットでの注文は何事においてもしない主義なので、実際に頒けてもらえる場所に行くしかありません。
 いろいろと調べると、明日からの配布開始が多い中で、祇園祭の本家である八坂神社はすでに護符などの授与所でいただけることがわかりました。
 小雨の中を八坂神社へ行き、「蘇民将来子孫也」と唱えながら悪疫退散の茅の輪くぐりをし、無事にチマキをいただきました。

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 小腹が空いたので、四条大橋のたもとの壹銭洋食屋さんで食事をしました。

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 店内にある何体かの人形には、ハッとさせられます。今日は、黒木瞳さんと相席です。店内、いたるところに遊び心があるので、大いに楽しめます。

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 四条大橋の袂の南座は何度か紹介しました。しかし、出雲阿国の像は、写真に撮っていなかったように思います。

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 四条大橋から上手の三条大橋を見ました。鴨川の水は引いています。

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 川下は段差の関係か、少し波立っています。

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 祇園祭の賑わいがなくて、四条界隈はもの足りません。しかし、今は感染被害が広がらないように、お祭りの本義である疫病退散をお祈りすることしかありません。
 八坂さんのお力にすがることにしましょう。

 玄関には、昨年いただいた南観音山が飾ってあります。1年間、ありがとうございました。

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 早速、いただいたばかりの八坂さんのチマキを飾りました。

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posted by genjiito at 21:01| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月12日

休日にもかかわらず北浜で仕事

 このところ降り続いていた雨も、今朝はすっかり上がりました。賀茂川と高野川が合流する地点に架かる賀茂大橋は、橋脚に及ぶ水嵩がグッと低くなっています。まだ油断は禁物ながら、ひとまず峠を越したようです。

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 京阪出町柳駅からの電車は、日曜日ということもあってか、ガラガラでした。新型コロナウイルスへの対策が、適度に新しい生活規範を作り出しているようです。
 今日の行き先である北浜駅周辺は、私が好きな高田郁の小説の舞台です。『みをつくし料理帖』や『あきない正傳 金と銀』のシリーズでは、話の起点は大阪の高麗橋です。
 地上に出ると、付近の案内図が浮き出し文字による銅版のパネルとして置かれていました。

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 表示されている文字は漢字ばかりなので、目が見えない方々は手も足も出ないものです。おのずと、障害者への配慮という問題に思いが及びます。この案内板は、ユニバーサルデザインの発想で作られたものではありません。それだけに、今後の改善策へのヒントが多くもらえます。
 すぐ近くにある、大阪取引所の前には、五代友厚の像が立っています。

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 時間があれば、ゆっくりとこの辺りを散策したいところです。しかし、今は大事な仕事に追われての移動中なので、またいつか、と諦めて目的のビルに入りました。
 
 
 
posted by genjiito at 21:05| Comment(0) | ・ブラリと

2020年07月11日

京洛逍遥(638)5ヶ月ぶりにスポーツクラブで泳ぐ

 連日の雨で、賀茂川は濁った水が大量に流れ下っています。
 北山方面は、このところ景色が変わりません。
 中洲の浮き島も、相当流されたようです。

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 北大路橋の下は冠水しているので通れません。通行禁止のコーンとバーが設置されていて、通れないようにしてあります。

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 さて、この前にスポーツクラブへ行ったのは、2月16日でした。あれから5ヶ月間、新型コロナウイルスのために自粛していました。やっと、本当に久しぶりに泳いで来ました。
 施設に入ると、こんな表示がされていました。

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 そして、その下にはタオルとバスケットがあります。

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 長い休館をへてやっと再開したと思ったら、こんなに創意も工夫もない感染対策に失望します。いったい何を検討していたのでしょうか。あまりにもあたりまえのことなので、呆れてしまいます。知恵者が誰もいなかったようです。これでは、小学校の児童会で検討したことに留まっています。これで、このスポーツクラブは、今後とも感染対策をして運営できるのでしょうか。今後の第2波と言われるウイルスの流行は、この程度の知恵と対策では乗り切れないことでしょう。また長期休館の後に閉鎖、というお決まりの流れが見えています。ここの会員をいつまで続けるか、また考え出しました。

 帰りは、北大路橋から下流を見ました。

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 如意ヶ岳の大文字山は、雲に覆われています。

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posted by genjiito at 20:39| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月10日

ハッチャンとメダカたち

 ここ数日、家を空けていました。
 ハリネズミのハッチャンと5匹のメダカたちは、元気に出迎えてくれました。

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 またしばらく我が家で、いろいろと世話をしてやれます。
 ハッチャンが病気をして、気を揉んだ時がありました。
 しかし、こうして元気になると、今にでも死ぬのではないかと心配したことが、今では嘘のように思い出されます。
 私と共に高齢者です。
 身体を気遣いながら、日々元気に過ごすことが一番です。
 私は、とにかく歩くことを心がけます。
 ハッチャンも、せっせと車輪を回しています。
 
 
 
posted by genjiito at 22:10| Comment(0) | *身辺雑記

2020年07月09日

最近私が飛行機で出会ったCAの方々

 このところ、観光に関して考えることが多くなりました。多分に新しい仕事の関係からです。
 観光学は未成熟だと考えていることを、職場で素直に口にしています。専門の方々からは、そのことに関していろいろと教えていただいています。そうなのか、と思う反面、観光学は今の新型コロナウイルスに関してどのような社会還元をしているか、と自問します。そして、やはり未成熟なのではないか、との思いをあらたにします。
 素人考えで恐縮ながら、今こそ、観光を学問として再構築する好機だと思います。
 このことを考えていくためにも、自分の体験から、検討する上で参考になる事例を集め出しました。そのメモ群の中から、以下には飛行機の中で出会ったことを、思いつくままにピックアップします。

 これまでに私は、キャビンアテンダントの方々のことを、このブログに何度か書きました。良かったことと、酷かったことを、最近の記事から5例だけ引きます。

 搭乗してすぐに、前の方の乗客が声を張り上げて口喧嘩が始まりました。周りには緊張感が走りました。アテンダントの方が数人で宥めて席を移動してもらい、何とか収まりました。すると、また別の席の方がアテンダントの方に食ってかかっておられます。またまた、4、5人のアテンダントの方が集まってこられました。旅の始まりの人もいれば、これで旅の最後となる人もいます。自分の国に帰るので、気分が高揚しておられるのでしょうか。(「関空から中国広州へ一ッ飛び」(2019年12月20日))

 
 
 帰りの飛行機は、相当古い機体でした。モニタのタッチパネルがなかなか反応しません。画面のコントラストがまばらです。隣のA席は空いたままで荷物を置けました。ただし、座席のシートが壊れていて、置いた荷物を動かすとシートも一緒に外れて下に落ちる仕掛け(?)のものでした。この席に誰か座ったら、大騒ぎになったことでしょう。また、私の目の前の物入れのポケットは、マジックテープが古くなっていて、物を入れようとして触ると、ベリッと剥がれて落ちました。使い物になりません。何も入れないようにしました。昔懐かしい、肘置きのカバーが捲れ上がり、中の配線が剥き出しのままで飛んでいた、某航空を思い出します。腕が感電するのではないかと、ハラハラして乗っていたことを思い出しました。
 そういえば、来るときに、女性アテンダントの方のダラダラした態度が気になっていました。だらしないのです。見たくない姿だったので、帰りはと見ると、今度はキビキビした方ばかりでした。当たり外れが大きい航空会社なのでしょうか。(「中国での国際集会を成功裡に終えて帰国の途に」(2019年12月24日))

 
 
 機内映画で「のみとり侍」を観ていた時でした。機器の不具合か、5分もしないうちに音が途切れ、画面が乱れ、そして画面が消えるのです。アテンダントの方に不都合を伝えると、モニタをリセットしてくださいました。しかし、それでもダメです。結局は、3回もコンピュータをリセットしても、やはりフリーズします。1時間以上もそんな状況だったので、もうこのフライトでの映画は縁がなかったのだ、と諦めかけていた頃でした。アテンダントの方が何とかしようとなさっていて、さらに強いリセット(?)をかけるとのことで、また待たされました。
 私がつまらなさそうにしていたせいか、週刊誌などをたくさん持ってきてくださいました。しかし、文字を読む気分ではなかったのでお断りし、このフライトではとことん寝ることにしました。それもまた旅ならではのこと。今回の旅では、よりによって帰りの飛行機で、初めてのトラブル発生です。しかも、信頼していたJALでのことなので、こんなこともあるさと寝ることにしたのです。
 少ししてから、最後部に一つだけ空いている座席のモニタは使える、とのことです。今回の席は非常口のま横で、足元が広い席でした。一番後ろということで、アテンダントの方も申し訳なさそうに提案なさいます。私は、映画さえ観られたらどこでもいいので、荷物を持って移動しました。
 映画「のみとり侍」は、最初の部分を4回以上も観たことになります。これは、おもしろい映画でした。
 その後はたて続けに、「終わった人」、「空飛ぶタイヤ」、「グレートウォール」を観ました。映画漬けの、13時間にわたる帰路となりました。
 飛行機を降りる時に、アテンダントの方3人が、代わる代わるお詫びの声をかけてくださいました。こちらが恐縮するほどです。かといって、しつこくはありません。これも、JALのいい所なのです。(「多くの難題課題をこなしてハーバードから無事帰国」(2018年08月31日))


 今回の航空会社はユナイテッド航空です。終始、アテンダントの方々の態度が不愉快でした。
 通路側にいた私の席に、3回も四角い金属製の運搬車をぶつけられました。よく膝頭が粉々にならなかったものです。食事の配膳にはナイフもフォークもなかったので、身振り手振りでないことを伝えました。食事の時に私が注文した飲み物は、よそ見をしたまま別の人に渡した後、その人が違うと言うとやっと私が手を挙げていることがわかるという始末。真横でサーブしていてこの醜態です。注意力が散漫です。隣の人が落とした枕は、サッカーよろしく蹴り上げてキャッチ。後ろの配膳エリアでは、アテンダントのみなさんが寄り集まって高笑い。その金切り声がうるさいこと。

 ユナイテッド航空には滅多に乗らないので、いつも大体こんなものなのでしょうか。日本の航空会社ではあり得ないことだと思います。自由を標榜される国の方々は、とにかく気ままに楽しく勝手に自分流で仕事をする、ということなのでしょう。こうしたことは書くとキリがないので、これくらいにしておきます。

 ヒューストンでウツラウツラしながら、成田行きの乗り換えで3時間ほど待っていたら、ゲートからの放送で私の名前を呼んでおられるのです。慌ててカウンターに行くと、あなたが最後だと笑っておられます。乗り遅れるところでした。この一週間の疲れが押し寄せて来ているようです。

 今度のユナイテッド航空のアテンダントの方は、ごく普通の対応でした。これから約14時間の空中輸送の身となります。
(中略)
 預けた手荷物は成田で受け取りました。そして、出発の時に借りたWi-Fiルーターを返却し、伊丹行きのANAに乗り換えました。
 アテンダントの方々の態度が、それまでの方々とは明らかに異なります。気にならないというか、ごく自然に対応しておられると思えるのです。日本を贔屓目に見てではなくて、安心感の質が違います。社員教育のせいでしょうか。受け止め方の違いなのでしょうか。
 何はともあれ、多くの成果を携えて、ごく普通に帰ってきました。(「ペルーから帰国の日のことと機中で観た映画」(2018年08月19日))



 機内では、子どもが2時間にわたって泣きわめいていたために、どっと疲れる旅になりました。その子はほとんど涙が流れていない、嘘泣きなのです。弟とゲーム機の取り合いをし、お母さんやお父さんの気を引くための駄々だと思われます。これだけ泣き騒ぐ子を、父親は座席で言い含めていただけでした。ますます声を荒げるだけで、聞くはずもありません。キャビンアテンダントの方も、着陸間際にあやしに来られました。それでも、もう火が点いているので、どうしようもありません。

 もしこれがJALやANAだったらどうだったのだろう、と思うと、このエア・インディアの対応は無策としか言いようがありません。搭乗者は、本当にいい迷惑です。これだけ迷惑をかける子どもと親を放置した航空会社の責任は大きいと思います。
 これまでの経験からも、エア・インディアは可能であれば乗りたくない航空会社の一つです。これよりも酷かったのはKLMでした。KLMについてはすでに書いたことなので、ここでは繰り返しません。(「ハイデラバードへの機内で子どもの迷惑な嘘泣き」(2018年03月02日))


 
 
 
posted by genjiito at 22:01| Comment(0) | ◎国際交流

2020年07月08日

京洛逍遥(637)濁流が直撃する賀茂大橋

 今朝の賀茂川と高野川の合流地点の様子です。賀茂大橋の橋桁が隠れそうです。

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 この水の勢いを気にしながら、京阪出町柳駅から電車に乗りました。

 今夜は旅先での一夜です。まさに、久しぶりの小旅行。
 ネット環境が整っていないので、何かと手間がかかります。
 全国の災害情報を気にしながら、明日の仕事の資料を整理しています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月07日

京洛逍遥(636)水嵩が気になる今日の賀茂川

 全国各地で豪雨が甚大な災害を引き起こしています。
 目を覆うばかりの情報に接するたびに、新型コロナウイルスとはまた違う心配事に気持ちが揺れます。自然との闘いを実感する日々です。

 今日の賀茂川の様子を記します。

 北大路橋から北山を望みました。

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 中洲に樹木が生い茂って大きくなり、川を塞いでいた姿が一変しています。今日は水嵩が増したこともあり、浮き島もなくなり、一見してかつての水が豊かに流れていた時のように見えます。しかし、その水の勢いとその水の色は、穏やかに流れるいつもの川とは表情からして違います。何かに怒っています。

 北大路橋の下の散策路は、水が上がってきているので歩いて通ることはできません。
 左手奥の如意ヶ岳の大文字も、雨雲をいただいて靄っています。

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 カメラを左に振り、対岸の半木の道を撮ると、水の勢いがいつもと違うことが一目瞭然です。

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 比叡山の山頂も雲に包まれています。

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 今日の賀茂川は、静かに上流からの加勢を待つかのように、少し不気味な雰囲気を漂わせながら流れています。しばらく雨の予報なので、これで治まってくれ、と願うのみです。
 
 
 
posted by genjiito at 20:54| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月06日

中国語訳『春琴抄』8冊の表紙に関する情報

 科研費による「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(基盤研究A:17H00912)では、大阪大学箕面キャンパスの研究室を調査研究基地として、精力的に海外で刊行された翻訳本の整理などを進めています。
 そうした中でも、私が平安文学との関連で平行して調査収集している翻訳本の中から、谷崎潤一郎の『春琴抄』に関する中国語訳版8冊の整理が終わっているので、参考情報として以下に公表します。
 まだ、簡単な書誌と表紙を仕分けした段階です。それぞれの内容の比較検討は、今後の課題です。興味と関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、本ブログのコメント欄を通して連絡をいただければ、可能な限り研究に協力いたします。本の貸し出しはまだできません。しかし、研究室にお越しになって原本を調査なさることに関しては、お手伝いいたします。
 なお、この調査に関わっている伊藤科研の研究協力者全員に、この場を借りてお礼の気持ちを伝えます。ありがとうございます。今月に入ってからは、大阪観光大学のことがあり、なかなか連絡が密にとれていません。変わらぬサポートを、引き続きよろしくお願いします。

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【1】春琴抄:谭晶华・徐建雄/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 江苏凤凰文艺出版社
 ISBN978-7-5594-2744-1/232頁/150×215mm
 図版・付録(谷崎潤一郎略年譜)有り/参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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【2】春琴抄:刘子倩/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 江苏凤凰文艺出版社
 ISBN978-7-5594-1937-8/207頁/145×212mm
 カラー図版有り/参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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【3】春琴抄:吴树文/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 人民文学出版社
 ISBN978-7-02-012324-7/131頁/145×208mm
 図版・参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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【4】春琴抄:曹曼/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 天津人民出版社
 ISBN978-7-201-11828-4/86頁/146×215mm
 図版・参考文献無し/脚注有り/索引無し/2017年6月第1版 /中華人民共和国

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【5】春琴抄:廖雯雯/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 四川人民出版社
 ISBN978-7-220-10822-8/175頁/145×208mm
 序は廖雯雯/図版・参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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【6】春琴抄:林少华/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 北京联合出版公司出版
 ISBN978-7-5596-2402-4/191頁/133×190mm
 序は林少华/図版・参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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【7】春琴抄:刘剑/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 天津人民出版社
 ISBN978-7-201-13552-6/220頁/137×194mm
 図版・参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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【8】春琴抄:竺家荣/谷崎润一郎(谷崎潤一郎)
 北京联合出版公司出版
 ISBN978-7-5596-2805-3/202頁/136×195mm
 図版・参考文献無し/脚注有り/索引無し/中華人民共和国

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posted by genjiito at 19:53| Comment(0) | ■科研研究

2020年07月05日

京洛逍遥(635)三条東殿遺趾に建つ新装の新風館

 烏丸通の御池を少し下った所には、院政時代の三条東殿遺趾があります。

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 ここには、11世紀初めに藤原齊家の邸宅があり、その後、白河法皇・鳥羽上皇・後白河法皇は院の御所としました。待賢門院もここに住んでいました。平治の乱が勃発したのもここです。

 この場所に、商業複合施設の新風館がありました。それが、2016年3月に再開発のため閉館し、新型コロナウイルスのために遅れたとはいえ、今年の6月に新しくなってオープンしました。
 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅の真上にある、木の香漂う建築です。

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 エレベータに乗ると、まずは戸惑いが起こります。

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 旧京都中央電話局と新築棟が結びついた外観も、見ごたえがあります。

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 中には、ショップ、レストラン、シネマなど、20店舗が入っています。
 ほとんどが若者向けのお店ながら、小物などは楽しく見て回れました。
 新しいランドマークの誕生です。
 
 
 
posted by genjiito at 19:59| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月04日

京洛逍遥(634)賀茂川の水位が心配です

 九州熊本の水害が気になり、刻一刻と情報が更新されるのを追っています。
 賀茂川のことも気になり、今日の散策ではおのずと水嵩を見ていました。

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 北大路橋の下は水嵩が散策路まで上がっているので、もうすぐ潜れなくなります。

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 足を延ばして、高野川まで行ってきました。
 比叡山は雲を被りながらも、京洛をしっかりと見守っています。

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 これから、不安定な気候が続きそうです。
 新型コロナウイルスの感染が関東で一挙に拡大しているニュースに加えて、雨による災害が拡がらないことを祈る日々となっています。
 
 
 
posted by genjiito at 23:57| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2020年07月03日

電子機器の小物に関する心配事

 スマホを外出中に充電するために、モバイルバッテリーをいつも持ち歩いています。数年前のものばかりが、家には複数個あります。そのうちのいくつかが、すぐに高温になり、大げさではなくて火傷をしそうになる時があります。これは処分する時期だと思い、新しいものを買いました(写真左)。

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 こうした製品は、捨てる時期が難しいと思います。使えなくなったものなら思い切れます。しかし、まだ使えるものを使い続けるのに不安がある時は、処分の決断が微妙です。

 新しい移動経路の生活が始まり、持ち運んで活用できるiPad Proの出番です。しかし、意外と充電がすぐに切れるのです。1日も持ちません。そのため、この充電器も出先に必要です。

 仕事帰りの乗り換え駅である天王寺で、家電量販店の店員の方に相談し、まず購入したモバイルバッテリーも充電できる、iPad Proと共用の充電器を探してもらいました。アップルの純正があれば良かったのに、あいにくなかったのです(上掲写真右)。
 それぞれ2個ずつ購入したので、充電器を移動先に置いておくことで、充電切れを気にすることもなくモバイル機器が使えます。ケーブルおたくの私は、さまざまな接続ケーブルを持っています。充電する機器さえあれば、どのようにでも対応できます。

 私は、人との出会いには幸運に恵まれ続けているのに、機械運となるとまったく見放されています。昔から仲間内では有名で、欠陥商品と遭遇する話には事欠きません。

 さて、今回の小物が、発熱や発火で被害に遭わないことを祈りながら使うことにします。さすがに、お祓いまではしませんが……
 
 
 
posted by genjiito at 22:20| Comment(0) | ◎情報社会

2020年07月02日

夕陽ケ丘の地で開催された〈家隆忌〉に参加

 以下の記事は、本日公開した[学長ブログ](http://gakutyo.sblo.jp)を受けての内容です。
 「明浄学院高校で文科省のヒアリングを受ける」(http://gakutyo.sblo.jp/article/187658210.html)の後半からお読みいただけると、話の流れがスムースにつながるかと思います。
 
 大阪観光大学の併設校である明浄学院高校では、毎年〈家隆忌〉を開催しています。藤原家隆(1158〜1237)は、鎌倉時代初期の歌人です。上賀茂神社の境内を流れるならの小川に建つ歌碑「風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」は、『百人一首』の歌として知られています。
 その家隆の功績と遺徳をしのんで、明浄学院高校では1957年から毎年、夕陽ケ丘に立つ家隆塚の前で、生徒や教職員が詠んだ和歌を献歌しています。今年が第64回です。

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 プリントの横に置かれた虫よけスプレーは、参加する女学生たちへの心遣いです。

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 これまでに何度か来ているのに、この歌碑は初めて見ました。大阪夕陽丘ライオンズクラブの支援によるものです。

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 今回の式次第は、以下の通りです。

一、開会の辞 二、献茶 三、献歌 四、焼香 五、祭文 六、朗詠 七、献詠 八、講話 九、閉会の辞


 しっかりと袱紗を着けての献茶です。

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 献歌では、各学年ごとに選ばれた歌が、生徒の代表によってすべて詠み上げられました。

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 教職員の献歌の中に、今回の民事再生手続きに伴う再建計画をはじめとする学院運営で、主動的な立場にある中井管財人の和歌があることに気付きました(左端から2首目)。

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 お話によると、今年の入学式で吹奏楽部の演奏を聴いての思いを歌ったものであり、初めて作りました、とのことです。生徒たちを励ますお話も、混乱する今の高校の状況に触れながら、わかりやすい心の籠もった内容でした。お話の巧さに感心しながら拝聴しました。

 なお、私の出身高校である夕陽丘高校は、このすぐ近くにあります。この辺りは、テニス部のキャプテンをしていたこともあり、基礎練と言って部員を引き連れて坂道を走り回った場所です。不思議な縁を感じています。
 家隆塚は、地下鉄谷町線の四天王寺前夕陽ケ丘駅から徒歩3分のところにあります。ぜひ一度足を留めてください。

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 今日も、疲れを感じる暇もないほどの、充実した一日でした。
 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ■古典文学

2020年07月01日

車中の隣で大揺れに船を漕ぐ女性への対応

 今朝の京阪特急は、長椅子タイプの普通の車輌でした。結構混んでいたので、座席はいつものスペースに隙間なく座っています。
 七条を過ぎたあたりだったでしょうか、隣に座っておられた女性の長い髪が、換気のために開いている窓からの風に吹き上げられて、私の頬をバサバサと打つようになりました。少し身体をずらすと、その方の頭が私の肩にドンと落ちてきました。相手の頭を肩で少し押し上げると、すぐに目覚めて姿勢を真っ直ぐにされます。しかし、やがてまた頭がこちらに倒れかかってきます。肩を押し上げると、また身体を起こされます。そんなやりとりを40分ほど繰り返しているうちに、私が降りる駅に着きました。
 そのまま立ち上がると相手の方はバランスを失って倒れかねないので、肩で突き上げると同時にサっと立ち上がりました。
 泥酔状態かと思われるほどに、その女性の身体は荒波に揉まれているかのように大揺れでした。こんな時には、どうしたらいいのでしょうか。ホームに降り立った時には、肩凝りと疲労感に襲われて、貧血になりそうでした。
 通勤は、そこからまだ1時間以上もかかります。早朝から、心身共に疲れはすでにピークです。

 就任初日ということもあり、今日は6つもの会議に出席しました。1つは欠席です。
 午前中にあった1つは、事務の方々に向けての学長就任の挨拶でした。15分のはずが25分も話してしまいました。すでに朝の電車でのことがあって、相当疲れていたせいでしょうか。私は、あまり持ち時間をオーバーしないで話すタイプです。疲れで、時間の感覚がずれていたのかもしれません。参会のみなさま、貴重な時間を余分に取ってしまい、申し訳ありませんでした。
 
 
 大学での話は「学長ブログ」(http://gakutyo.sblo.jp)をご覧ください。
 
 
 
posted by genjiito at 22:28| Comment(0) | *身辺雑記