2020年06月29日

京洛逍遥(633)今年の送り火は炎の点だけになります -2020年-

 お盆の伝統行事として、毎年8月16日には京都五山の送り火が行われています。
 昨年は、2万8千人の人出がありました。
 今年は新型コロナウイルスの対策として、大幅に規模を縮小して実施されることとなりました。
 残念ながら、致し方のないことでしょう。
 京都新聞に掲載された今年の点火予定図は、次のものです。

200628_okuribi.jpg

 一番人気の大文字の「大」以外は、文字や形のどの部分かすらわからないものです。
 もっとも大きな「大」の文字については、これまでは75箇所に火床を置いての点火でした。
 それが、今年は6箇所だけです。
 今日の如意ヶ岳の「大」の写真に、点火される場所を書き込んでみました。

200629_daimonji.jpg

 この炎の点では、「大」という文字をイメージするのは難しいでしょう。
 昨年の送り火の様子は、「京洛逍遥(570)満月を戴く大文字の送り火-2019」(2019年08月16日)でご覧ください。
 満月の演出という加勢があったこともあり、記憶に残る祖霊を送る行事となりました。

 戦前の1945年までの3年間だけは、送り火を中止していたそうです。
 一斉の縮小開催は、今年が初めてとなります。
 今年は、葵祭と祇園祭も中止です。
 来年は、ぜひともこのような事態にならないことを、ただひたすら祈るしかありません。
 
 
 
posted by genjiito at 20:32| Comment(0) | ◎京洛逍遥