2020年03月03日

お雛祭りの日に入院

 10 年前の2010年8月に、新装なったばかりの京都大学ガン病棟「積貞棟」で、胃の全摘出手術を受けました。今回入院した「南病棟」のすぐ北側に、今も変わらず建っています。右端に比叡山が見えます。

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 今回の「南病棟」は、その当時「積貞棟」の南側真下にあった駐車場に数年前に建った新病棟です。私は、こうして新しくできたばかりの病棟に入る、という幸運に恵まれています。

 エレベータホールからは、右から左へと、平安神宮、真如堂、延暦寺が望めます。そして、真正面には、大文字の送り火で有名な、如意ヶ岳の大文字山が横顔を見せています。

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 上の写真の右奥には南禅寺があります。石川五右衛門は南禅寺の三門の楼上で、満開の桜の景色を愛でて「絶景かな! 絶景かな!」と言ったとか。歌舞伎『楼門五三桐』という演目の台詞にあります。まさに今、桜はまだとはいえ、東山連峰を眺めながら、この五右衛門の心境です。

 看護師、担当医、主治医の方々から、懇切丁寧な説明を聞きました。これだけ丁寧な対応をしていただくと、不安は一気に吹き飛びます。

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 手術の説明以上に、私は食事の打ち合わせの綿密さに感嘆しました。糖尿病患者として長年診察を受けていることもあり、これまでにこの病院に蓄積されている私の詳細な情報をもとにして、食事内容の確認がなされました。同席していた妻にも、これまでの食事がどのようなものなのか等々、丁寧なヒアリングがありました。結局、大人の普通食で、ご飯は食べ残し、間食が入るものとなりました。この対応は、眼科の範囲を遥かに超えて、私の身体を考えてのものです。ありがたい対応です。
 お昼ご飯は、お雛祭りのメニューでした。配膳室からのメモといい、雛あられといい、何となくうれしいものです。

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 この病院の食事は、以前の積貞棟の時もそうだったように、きめ細やかな配慮がなされています。あの時は、握り寿司が出てくることでマスコミが取り上げていました。

「心身雑記(80)「にぎり寿司セット」はいつ」(2010年09月06日)

 今回は? と伺うと、この南病棟ではそのような対処はしていないとのことです。あれは、ガン病棟特有の心づかいだったのでしょうか。

 10年前の食事のすべてを記録していますので、参考までに紹介します。

「術前術後の病院食」(2010年09月16日)

「術後の治療食(朝食編)」(2010年09月17日)

「術後の治療食(昼食編)」(2010年09月19日)

「術後の治療食(夕食編)」(2010年09月19日)

 こうしてパソコンに文字を入力をしても構わない、とのことです。妻が口述筆記を担当するということで、昨夜まで特訓をしてから来てくれました。しかし、どうやら、自力でブログのアップが出来そうです。毎日書いて12年目ともなると、いつ途切れるかとヒヤヒヤものです。これで、連続更新記録は延びます。無理はしませんが。

 晩ご飯は、こんな感じでした。
 野菜がたっぷりで、チンジャオロースがおいしかったのです。

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 今回は、いつもの海外調査の時に使う「持ち物チェックリスト」で確認して入院しました。ただし、今回の持ち物で足りなかったのは、「タオル、コップ、箸、スプーン」でした。そういえば、これらはホテルに備え付けられているので、持ち物リストにないのはもっともです。今後また入院するときのために、チェックリストに備考欄を作り、このことを書いておきましょう。

 お風呂(シャワー)は、明日の手術以降は10日(火)まで制限されます。洗髪と洗顔ができません。2回の手術日以外は、首から下だけはシャワーを浴びてもいいそうです。今日と、明日の手術直前に、きれいさっぱりとすることになります。と書いている内に、シャワー終了の18時を過ぎていることに気付きました。今日は諦めて、明日の朝にすることにします。しかし、ものは相談と、食事の様子を聞きに来られた看護師さんに、うっかり18時と夜の8時を間違えていたと伝えると、快くカギを開けてシャワー室を使わせてくださいました。ありがとうございます。
 こうして、初日のイベントはすべて終わりました。スタッフのみなさまに感謝します。
 
 
 
posted by genjiito at 20:07| Comment(0) | *健康雑記