2019年09月22日

秋の特別企画!「京都でかるたを楽しむ会」に参加

 「大阪点字付きかるたを楽しむ会」が主催する「京都でかるたを楽しむ会」が、京都ライトハウスで開催されました。私は、午後の部からの参加です。

 まずは、四人一首のイメージトレーニングからです。参加者がみんなで、掛け声に合わせて四角い範囲で畳を叩きます。私も交じってやりました。覚えることに加えて、反射神経の鍛練が求められます。これに、上の句を聞いて下の句の札を取るのですから、頭と手がバラバラになります。さらに、見えないという条件が加わると、なおさら戸惑いしかありませんでした。ただひたすらに訓練で慣れるしかなさそうです。

 今日は、盲聾の方のカルタ取りについて、いろいろと考えました。たまたま、筑波大学4年生の全盲の学生が参加していていました。卒業論文で、盲聾の方への学習支援をテーマにした取り組みをしているとのことです。見えない、聞こえないという方とは、ブレイルメモを2台使って、通信しながらコミュニケーションをとります。この実際の場に居合わせたことにより、いい勉強になったようです。ただし、道具を使った通信による会話には時間差があるので、これは今後の課題です。

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 また、進むにつれて決まり字が変わっていくという、限られた枚数の中で競うバリアフリーかるたのためのテクニックなど、少し上級者向けの解説もありました。この集まりも、少しずつレベルが上がってきています。
 団体戦では、取った札の数を競り合うという、熱戦が繰り広げられました。札を取ったら高く持ち上げるというルールがあるので、勝つためにはこのあたりに工夫が必要です。その点でも、小学生たちがすばらしい活躍と成果を見せていました。

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 最後に、読手を務めておられた京都小倉かるた会の植山さんと、同志社大学競技かるた同好会の吉村君のエキシビションがありました。ここでの読手は、小学生のH君です。和歌を打刻した点字シートを触読しながら、堂々とした読みっぷりでした。

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 実力伯仲の真剣勝負だったので、目が見えない方々にもその気迫がじかに伝わったようです。
 1手ごとに札の並べ方や、相手に札を送るときのテクニックに関する説明には、みなさん真剣に聞き入っておられました。
 こうした実践の場に身を置くと、この競技の魅力がストレートに伝わってきます。

 最後に、参加したみなさんのコメントがありました。集中力に加えて記憶力が求められていることが、みなさんの発言から実感として聞こえてきました。こうした実戦形式の対戦で、団体戦の楽しさを体感なさった方がも多かったようです。
 この集まりも、参加者が毎回増えています。益々の広がりと発展が楽しみです。 
 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ■視覚障害