2019年09月12日

京洛逍遥(576)玄想庵へNPO開催イベントの下見に行く

 京町家をレンタルスペースとして開放中の「玄想庵」(https://gensouan.com/room/)に行きました。これは、毎年NPO法人〈源氏物語電子資料館〉が実施している文学散策の一つとして、秋の公開イベントの会場の下見を兼ねての見学です。
 今秋のイベントは、10月26日(土)の午後2時から2時間、『百人一首』を中心とした内容を予定しています。それまでの時間は、当日開催される「時代祭」(正午に御所発進)を各自で観覧した後、今回の会場である「玄想庵」にお越しください。

 「玄想庵」は、地下鉄烏丸線の四条駅の南側(京都駅寄り)にある5番出口から徒歩1分という、非常に便利な場所にあります。地下鉄から地上に出て仏光寺通りを東に向かって進むと、すぐに京都東洞院仏光寺郵便局が見えます。そこを左折して少し北進すると、左手に「廣田紬株式会社」の看板があります。この紬屋さんの中に「玄想庵」があります。

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 暖簾をくぐり、瓦を埋め込んだ塀沿いに右に折れると、「玄想庵」の入口に当たる玄関の間があります。今回は、この1階の左側に並ぶ中庭を望む3室をお借りすることになりました。この瓦塀の中には、平安時代の瓦の破片も混じっているそうです。

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 まずは、新館2階の70畳の一角で、詳しいお話を伺いました。
 「玄想庵」の旧館は築130年、新館は40年だそうです。今回お借りするのは、旧館です。

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 その後、全館を丁寧に案内してくださいました。歴史のある紬商家だけに、各部屋ごとの意匠に圧倒されます。
 今回お借りすることになったのは、旧館1階にある中座敷「桔梗」・奥座敷「梅」、そして応接間の3室です。正面奥に中庭が見えています。

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 部屋の設いは、贅の限りを尽くしたものです。この中座敷で、同志社大学のカルタ部の方々に百人一首の説明と実演をお願いします。また、目の見えない方々による「点字付百人一首」も同時にできないか、これから関係者に相談を持ちかける予定です。

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 この部屋には、富岡鉄斎の額が掲げられています。

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 鉄斎の額と軸は、2階にもありました。この格調高い施設で、参会者のみなさまと、百人一首に親しむ一時を持ちたいと思います。

 なお、この10月26日(土)には「時代祭」が開催されます。例年22日に実施されていた「時代祭」が、今年はこの日に変更となったのです。そこで、「玄想庵」で『百人一首』を楽しむ前に、この「時代祭」を見て気分を過去にタイムスリップしてもらうことも可能なプランにしています。
 次の地図の青丸をした地下鉄丸太町駅の地上付近で、12時半から13時半まで「時代祭」の行列を見て、それから地下鉄を使って2駅目の四条駅に移動して「玄想庵」に入る、という行程をお勧めします。

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 これからプログラムを詰めて、詳細は後日とします。
 このイベントに興味のある方は、10月26日(土)の午後は京都へ、という予定を確保しておいてください。遠方からの行楽を兼ねての参加も大歓迎です。

【プログラム(案)】
開催日:2019年10月26日(土)
内容:
 (1)「時代祭」の行列を観る(自由行動)
   観覧場所:地下鉄丸太町駅の地上付近
   時間:12時半から13時半まで
   (直接「玄想庵」に14時までに来館も可)
 (2)京町家で『百人一首』を観る
   場所:「玄想庵」(京都市下京区東洞院通仏光寺上ル301)
   時間:14時から16時まで
   参加費:本NPO正会員 1,000円
        サポート会員 1,500円
        一般参加   2,000円
    (いずれも障害保険加入費を含む)

 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎京洛逍遥