2019年08月30日

京洛逍遥(573)京都十二薬師霊場(4-12)「永福寺」

 京都十二薬師霊場12番札所の「永福寺」は、新京極通の中程にある、お土産物屋さんかと見紛うほどに派手なお寺です。普通は、蛸薬師という呼び名で親しまれています。「京洛逍遥(571)京都十二薬師霊場(3-11)「西光寺」」(2019年08月17日)のすぐ南にあります。

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 狭いお寺から外を見ると、すぐ前を新京極通が、その向こうを寺町通が南北に横たわっています。若い人たちが、途切れることなく往き来しています。

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 朱印は日付だけを書き加える形のものでした。ありがたみは薄れます。まだ、奥で日付だけを入れていただいた方がいいと思います。

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 「京都十二薬師霊場会」のホームページから略説を引きます。

蛸薬師(たこやくし)
 養和元年林秀僧正が夢告により伝教大師僅刻の石の薬師如来を比叡山より勧請、二条室町に堂宇を建立し永福寺と名付けたのが始まり。
 建長(1249〜1256)の初め善光という僧の母が病になり、寺に迎え看病するが回復せず、母に蛸を食べたいと懇願され、経箱を抱え買いに出かけた。
 これをみとがめられ、一心に薬師如来に願い、箱をあけると蛸が法華経八軸の経巻に変わっていた。経巻より霊光が四方に放たれ、霊光に照らされた母の病はたちどころに回復、以来、蛸薬師と称される。

<宗旨> 深草浄土宗 単立  <開山・開基> 林秀僧正 養和元年(1181年)

御詠歌
八軸の みのりのふみの たこやくし
  うちおさめたる 十二大願



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posted by genjiito at 23:42| Comment(0) | ◎京洛逍遥