2018年07月20日

「コーニツキー版欧州所在日本古書総合目録」がリニューアル(その1)

 「コーニツキー版欧州所在日本古書総合目録」のトップページがリニューアルしました。

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 このデータベースは、ケンブリッジ大学のピーター・コーニツキー先生と私が、コツコツと16年を費やして構築して来たものです。昨春の私の退職に伴い手元を離れてから、その後の運用が気になっていました。それが、このたび爽やかに模様替えをしたのです。後を継いでくださった、国文学研究資料館の海野圭介先生のご高配によるものです。

 久しぶりにこのデータベースを拝見し、成長した我が子に再会した思いでいます。その存在意義が変わらずに認められ、こうして手をかけていただき、よりよいものに成長していることは、長年運用に関わった者としては嬉しい限りです。
 このデータベースについて、その構築の経緯が不明になる前に、私が語れる範囲ではあるものの、思いつくままに記し残しておきます。

 このプロジェクトのスタートは、私が1999年4月に、大阪明浄女子短期大学から国文学研究資料館に転任して早々に遡ります。昨春2017年4月より国文学研究資料館の館長になられたロバート・キャンベル先生が、当初の始発期に、このプロジェクトに関わっておられました。当時、情報処理担当だった北村啓子先生の協力を得て、ケンブリッジ大学のピーター・コーニツキー先生が収集なさっていた欧州に散在する国書のデータをどう整理するかを検討なさっていたのです。それは、手書きのカードをどのようにしてコンピュータに入力し、データベース化するか、というテーマでした。

 コーニツキー先生は、アップルのマッキントッシュのコンピュータをお使いでした。日本語を扱う場合に、この選択肢しかなかったのです。そして、データを蓄積するために、「ファイルメーカー」というデータベースソフトを利用して、ご自分で1枚1枚のカードを入力なさっていたのです。その過程でさまざまな問題が出来し、その解決に時間がかかったために、共同作業が途切れがちだったようです。
 そんな時、当時の国文学研究資料館の館長だった松野陽一先生が、コンピュータを活用した『源氏物語』のデータベース化に取り組む中で『源氏物語別本集成』などの顕著な成果をあげていた私に、この問題に当たるようにという館長命令が下りました。
 私は早速、コーニツキー先生にサンプルデータを送っていただき、課題実現に向けて検討を始めました。幸いなことに、私もマッキントッシュと「ファイルメーカー」を使っていました。

 そして、2001年2月に、安永尚志先生の下で取り組んでいた科研費による研究「国文学デジタル資料館システムの国際共同構築と利用に関する研究」のテーマのもと、ロンドン大学・大英博物館・大英図書館・オックスフォード大学・デモントフォート大学へ2週間の調査研究に行くことになりました。その途次、ケンブリッジ大学にも足を留め、コーニツキー先生と懸案のデータベースについて打ち合わせをする機会が得られました。「コーニツキー版欧州所在日本古書総合目録」が今の姿になるにあたっては、国文学研究資料館の安永尚志先生のご理解があって実現したものであることを明記しておきます。

 帰国後、以下の報告書を松野館長に提出しました。

Kornicki氏の『欧州所在日本古書総合目録』について メモ(01.5.10/伊藤)
(Union Catalogue of Early Japanese Books in Europe)

1)ネットワーク対応のデータベースとして、国文研のサイトから公開する。
2)当面は、国文研のホームページから、インターネットを活用した利用に供する。
3)サンプルデータしか受け取っていないので、可能な限りのデータを揃える。
4)そのために、現在Kornicki氏のもとにあるデータの現状を調査確認する必要がある。
5)データの書式を、Kornicki氏と検討し確定する。
  A)項目は「日本古典資料調査データベース」と整合性を保つ。
  B)未記入項目は、今後の共同調査研究で補完していく。
6)コンピュータに未入力のデータに関する作業について、Kornicki氏と細目を話し合う。
7)上記4)5)6)を踏まえて、データ入力を国文研が支援するにあたっての作業手順案。
  A)Kornicki氏の調査カードのコピーを受け取り、可能な限り国文研で入力する。
   (但し、入力資料作成と入力作業に関わる謝金の問題がある。)
  B)判読不明箇所を含めて、Kornicki氏に校正をしていただく。
  C)双方で検証ずみのデータを、順次インターネット上に公開していく。
8)ネットワーク対応の検索表示システムのデザイン等について、Kornicki氏と検討し確定する。
  A)暫定版ではあるが、表示検索システムは完成している(01.5.10現在Ver1.0−別紙参照)。
  B)これをもとにして、今後は正式版に仕上げていく(但し、システム開発経費の問題がある)。
9)上記4)5)6)7)8)のステップを、近日中にKornicki氏と打ち合わせる必要がある。
10)公開にあたっては、情報システム委員会による承認を得る。


 この後、すぐに本件をさらに詰めるようにとの松野館長からの指示を受け、コーニツキー先生に次のFAXを送りました。まだ、海外との電子メールは一般的ではなかった時代のことです。

Kornicki 先生

                         2001.5.15

To: Cambridge Univ.
 Dr. Peter Kornicki

                      国文学研究資料館
                         伊藤 鉄也



ご無沙汰しています。
お変わりなく、ご活躍のことと拝察いたします。
先般の訪英の折には、ご多忙中のところを、いろいろとお世話になりました。
スーパーでの買い物や、おいしかった手作りカレーが忘れられません。
スパイスを控えてくださったので、私にはちょうどよい味付けでした。

さて、Kornicki先生の『欧州所在日本古書総合目録』について、国文学研究資料館として正式に公開することを原則にして、館内の各部署との打ち合わせを重ねてきました。国立の機関ということに加え、直前に控えた独立行政法人化や従来の調査カードのデータベース化(「日本古典資料調査データベース」)などのからみで、とりまとめに少し手間取り、連絡が遅くなりました。申し訳ありません。
以下は、館長に提示して了解を得た範囲での私案です。
ご検討の程を、お願いいたします。

(上記、館長への報告書の部分は省略)

 今月22日に、国文研内部で上記内容に関連してのミーティングがあります。その結果によって、5−A)について方向が見えてきます。
 そうしたことを踏まえて、再度私が先生の研究室へ伺い、詳細な打ち合わせをしたいと考えています。その際、私自身もデータ入力を実際に行い、日本で担当する入力上の要点や注意点を、先生から直接お教えいただきたいと思っています。
先生のもとへお伺いできるのは、具体的には、6月の中旬以降になるかと思います。
その頃の先生のご予定などをお知らせいただければ幸いです。
ようやく、本格的に先生のデータベースが動き出す段取りとなりました。
すばらしいものに仕上げていくために、可能な限りお手伝いいたします。
今後とも、よろしくお願いいたします。


 これに対するコーニツキー先生からの返信FAXを踏まえて、以下のFAXを送りました。

Kornicki 先生

                         2001.5.24

To: Cambridge Univ.
 Dr. Peter Kornicki

                      国文学研究資料館
                         伊藤 鉄也

拝啓 お返事を拝読いたしました。
松野館長とも相談し、打ち合わせはできるだけ早い方がいいだろうということで、6月11日から20日までの期間、私がケンブリッジへ行く方向で話を進めています。
この機会に、別件の調査もする予定です。
先生の研究室へは、私が数日通えば、目的は達するのではと考えています。
Kornicki先生のご都合はいかがでしょうか。
実際には、以下の細かな打ち合わせがあります。
 ・国文学研究資料館で入力することについて。
 ・国文研の「日本古典資料調査データベース」と整合性を考えた書誌項目について。
  (6月5日に、国文学研究資料館が収集した調査カードのデータベース化の会議があり、その結果を踏まえてのご相談となります。)
 ・その他、もろもろのこと。
すばらしいお仕事である『欧州所在日本古書総合目録』の公開について、できる限りの協力をしたいと思っています。
取り急ぎ、先生の日程について、お伺いいたします。 敬具


 さらに、次のように具体的な展開となりました。ここには、その後、私のもとで大きく展開する、海外の日本文学研究の情報整理というテーマも動き出したことがわかります。

Kornicki 先生

                                   2001.5.30

To: Cambridge Univ.
 Dr. Peter Kornicki

                                国文学研究資料館
                                   伊藤 鉄也

冠省 お返事をありがとうございました。
早速、訪問予定を作ってみました。

2001.6.10 Sunday 東京〜大阪大学 大阪(泊)
※大阪大学伊井春樹先生と別件海外調査の打ち合わせ
2001.6.11 Monday 関空(11:55)〜London(16:15)London(泊)
2001.6.12 Tuesday London〜Cambridge大学 Cambridge(泊)
2001.6.13 Wednesday Cambridge大学 Cambridge(泊)
2001.6.14 Thursday Cambridge大学 Cambridge(泊)
2001.6.15 Friday London大学 London(泊)
2001.6.16 Saturday London大学 London(泊)
2001.6.17 Sunday 大英博物館 London(21:10)〜
2001.6.18 Monday 〜成田(16:50)

一応、ロンドン3泊、ケンブリッジ3泊で考えています。
飛行機の手配は終えました。
ただし、一つだけ困った問題が発生しました。
ケンブリッジでのホテルが、日本円払いのクーポン利用の予約が取れないのです。国文学研究資料館出入りのツーリストにいつもお願いしているのですが、この日はかなり混んでいるそうです。何か行事があるのでしょうか、そのような時期なのでしょうか。
そこで、まことに申し訳ございませんが、Kornicki先生がご存じの範囲で結構です。先生の研究室に近いところで、適当な宿泊施設をご存知でしたら、お教えいただけませんでしょうか。日本でいえば、大学のゲストハウスとかB&Bでもあれば、と思っています。
お手数をおかけすることになり恐縮ですが、よろしくお願いします。
なお、6月5日に、これまで国文学研究資料館が収集した調査カードのデータベース化の会議があります。その結果は、出発日までにFAXにてご報告できると思います。
また、上記日程の大阪大学云々の件は、今年度から科学研究費補助金で始める「外国語による日本文学研究文献のデータベース化に関する予備調査」をロンドン大学から始めるものです。ケンブリッジ大学も対象としていますので、今回はKornicki先生にこの件でいろいろとお尋ねすることになるかと思います。
研究代表者が私で、私の恩師である大阪大学の伊井春樹先生と国文学研究資料館の鈴木淳先生(大学時代の先輩)が研究協力者となっています。
英語が苦手な私のすることですが、よき協力者を得て実りあるものに育てていきたいと思います。
ご参考までに、その目的と計画の一部を認めておきます。

(研究の目的)
 国文学研究は、日本語による成果の発表のみならず、多言語による理解がなされる時代となった。外国語で発表された日本文学関連の研究成果を収集・整理することは、緊急を要する課題である。ところが、基礎情報であるはずの日本文学研究文献リストが、現状では海外分が大きく欠落している。そこで、世界各国において日本語以外で公表される日本文学研究論文の実態調査を行うこととなった。
 まず、関連情報をデータベースとして蓄積する。ただし、コンピュータが扱える字体の問題から、今回は英語による研究論文に限定した。
 本課題で収集する情報群は、世界各国のさまざまな分野における日本文学の本質理解への一助となり、国内の研究にも多面的な刺激を与えるものとなるはずである。
(本年度の研究実施計画)
 本課題の対象は、英語によって公表された日本文学に関する研究論文に限定している。初年度は、配分経費から、その調査範囲と対象情報の所在を勘案して、イギリスのオックスフォード大学・ケンブリッジ大学・ロンドン大学を中心とした調査・収集を行う。
 その収集対象は、1)学位論文 2)大学等紀要 3)学会・学術誌 4)インターネット などである。
 これらを、現地踏査および照会によって情報収集し、データベースの対象となる情報取得物および情報提供先のリストを作成する。
 また、データシートの事項となる下記の各項目に、実際にサンプル取得した情報を入力する。
 【通番号】【種類】【単共著】【発行年】【著書名・論文名】【著者・編者】【発行所・誌名・巻・号】【キーワード 日本語・英語】【日本語訳の有無】【概要】【備考】
 これによって、完成度の高い情報収集のためのマニュアル作りと、公開に当たっての必須情報の確定を行う。
 この予備調査は、積年型のデータベースの基本設計となるものである。収集した情報は、リアルタイムにインターネットで公開し、多方面からの情報提供を促進する。また、データ集積にあたっては、「コラボレーションによる更新」にもチャレンジしていきたい。

このテーマについては、6月から私の方で集めてみた海外の研究論文について、アルバイトで来てもらう米国コロンピア大学大学院生に、データーシート作りを手伝ってもらうことになっています。あくまでも、これから2年間の予備調査です。Kornicki先生のご意見も伺いながら、先生の『欧州所在日本古書総合目録』のようなすばらしいものを目指してスタートしたいと思っています。
取り急ぎ、まとめました。ご判読のほどを、そしてご高配をお願いいたします。 早々


 この件はその後も順調に推移し、再度渡英することで、コーニツキー先生と話を詰めることが決まりました。

Kornicki 先生

                                  2001.6.5

To: Cambridge Univ.
 Dr. Peter Kornicki

                                国文学研究資料館
                                   伊藤 鉄也

冠省 お返事を拝受いたしました。
B&Bの予約の件、ありがとうございます。助かりました。
6月12日(火)の午後1時に、前回同様の経路で先生の研究室に伺うことにします。
それでよろしいでしょうか。
私の方は、ノートパソコンを一台持参いたします。
データの入力などに使おうと思っています。
本日の会議で、「日本古書籍台帳」を構築し、その電子情報の公開に関して話し合いました。
Kornicki先生のデータベースについても、考慮されたものとなりました。
私としては、まずは先生のものを発信する件のお手伝いに専念したいと思います。
詳細は、来週お目にかかってからお話しいたします。
よろしくお願いいたします。 草々


 無事にケンブリッジでコーニツキー先生と打ち合わせを終えました。そして、帰国後にデータベースの骨格を整理したデータシートが、以下のものです。

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 また、ケンブリッジ大学でコーニツキー先生が見せてくださった「欧州所在日本古書総合目録」の概要文と所蔵機関一覧は、以下のものでした。草創期の記録として、以下に引用しておきます。

本プロジェクトは1988年(昭和63)にイギリス北部のダラム市で行われたヨーロッパ日本研究協会の会議で、林望及びピーター・コーニツキーにより発足されたものです。それ以来、リーバーヒューム基金、故反町茂雄氏、ケンブリッジ大学などの援助を受けてきましたので、ここで記して、感謝の意を表わしたい。

欧州所在日本古書総合目録プロジェクトは林・コーニツキーに企画された。助手としては、山口謡治君が四年間、主にパリ、ベルギーの各コレクションを調査し、またコーニツキーと一緒にストックホルム、ベルリン、ナポリ、ローマのそれぞれのコレクションも調査した。大英図書館およびオックスフォード大学付属ボドレアン図書館のコレクションは林が担当した。その他のコレクションはコーニツキーが調査に当たった。オランダ、ドイツの場合、ベルリンおよびハレのコレクション以外、既に刊行されているケーレン氏およびクラフト氏が作成した目録を頼りにした。入力は2001年までは、コーニツキーが担当した。

末尾ながら、プラハの故リブセ・ボハチコヴァ氏、ロンドンの故ケネス・ガードナー氏、故反町茂雄氏、アレクサンドル・カバノフ氏、ヴァル・ハミルトン氏、ヒロコ・マックダーモット氏、小山謄氏をはじめ、数多くの司書の方々などに色々とお世話になったので、心からおれいを申し上げる次第です。

UNION CATALOGUE OF EARLY JAPANESE BOOKS IN EUROPE

This project was launched by Peter Kornicki and Hayashi Nozomu in 1988 following the triennial conference of the European Association for Japanese Studies held at Durham in the north of England. It has received the generous support of the Leverhulme Trust, the late Mr Sorimachi Shigeo, the Japan Foundation Endowment Committee, the Faculty of Oriental Studies at the University of Cambridge and Robinson College, Cambridge.

The project was formulated by Kornicki and Hayashi. Mr Yamaguchi Yoji was employed as a research assistant for four years and worked mainly on the collections in Paris and Belgium, although he also assisted Kornicki with the collections in Stockholm, Berlin, Naples and Rome. Hayashi covered the collections in the British Library and the Bodleian Library, Oxford, and all the remaining collections were covered by Kornicki. Some collections have not been examined personally, mainly the collections in Germany (except Berlin and Halle) and the Netherlands; in these cases users of the Union Catalogue should refer to the published catalogues for further information. The inputting has been done by Kornicki in Cambridge.

Many individuals have lent their assistance and support including the late Dr Libuse Bohackova, the late Ken Gardner, the late Mr Sorimachi, Aleksandr Kabanov, Val Hamilton, Hiroko McDermott, Noboru Koyama and countless librarians all over Europe. To them all I express here my hearfelt thanks.


凡例 EXPLANATION

書名
原則として内題を取る。内題がない場合、書名の根拠を明記する。
(例)古今画薮 (封面題)

平仮名書名
上記の書名を平仮名で表記する。

Title
The title (usually internal title). Macrons have been omitted owing to internet intolerance of non-standard diacritics. This applies also to authors` names, below.

見よ See
外題等が内題と違う場合、別な項目を作り、書名を外題等にして、この欄に内題をあげる。
In cases where a book is known by several different titles, here there is a cross-reference to the main title used in this catalogue, to which users should refer.

所蔵機関・登録番号
所蔵機関および国の略号は「所蔵機関名覧」を見よ。

巻数

大きさ・冊数

著者・編者・画者

Author, editor, illustrator

種類
写本・整版・古活字版・近世木活字版の別

刊修印写年
『内閣文庫国書分類目録』の方式に従う。

蔵版者

版元・発行者

外題等
外題・目録題・版心題・序題等が内題と違う場合、この欄にあげる。

奥附
(奥附書肆)は裏表紙見返しのこと。(刊記書肆)はその他のこと。

蔵版目録等

蔵書印

識語

参考
『国書総目録』・『古典籍総合目録』・『和刻本漢籍分類目録』・『内閣文庫国書分類目録』および該当コレクションの目録(略号は「参考文献」を見よ。)。
『国書総目録』4.562.3とは第4巻、562頁、3欄を差す。

注記
刊年・版元等の根拠。
(例)刊年は『黄表紙総覧』による。

分類
『国書総目録』による分類。和刻本漢籍・韓籍の場合、ただ「漢籍」「韓籍」とする。

その他
(例)墨朱書入(主として本書に就て批評を加う)。
(例)元禄14年刊記の書肆名「茨城多左衛門」刪去。
所蔵機関名一覧



LIST OF LIBRARIES AND OTHER INSTITUTIONS COVERED BY THE UNION CATALOGUE

A Austria Osterreich オーストリア
B Belgium Belgie/Belgique ベルギー
CH Switzerland Suisse/Schweiz スイス
CS Czech Republic Ceskoslovensko チェコスロバキア
D Germany Deutschland ドイツ
DK Denmark Danmark デンマーク
E Spain Espana スペイン
F France France フランス
GR Greece Hellas ギリシャ
GB Great Britain Great Britain イギリス
H Hungary Magyarorszag ハンガリー
I Italy Italia イタリア
IL Israel Israel イスラエル
IRL Ireland Eire アイルランド
N Norway Norge ノルウェー
NL Netherlands Nederlanden オランダ
P Portugal Portugal ポルトガル
PL Poland Polska ポーランド
R Russia Rossiia ロシア
S Sweden Sverige スウェーデン
V Vatican Citta del Vaticano バチカン


AUSTRIA , OSTERREICH, オーストリア
A/IJ Institut fur Japanologie, Universitat Wien
Institute for Japanology, University of Vienna
ウィーン大学日本学研究所(ウィーン)
A/OM Osterreichisches Museum fur angewandte Kunst
Austrian Museum for Applied Art
オーストリア国立工芸美術館(ウィーン)
A/ON Osterreichische Nationalbibliothek
National Library of Austria
オーストリア国立図書館(ウィーン)
BELGIUM, BELGIE , BELGIQUE, ベルギー
B/BRA Bibliotheque Royale Albert Ier
Royal Library of Albert I
アルベル一世王立図書館(ブリュッセル)
B/MAH Musees Royaux dユArt et dユHistoire
Royal Museum of Art and History
王立美術歴史博物館(ブリュッセル)
B/PC Private Collections 個人蔵
B/UCL Universite Catholique de Louvain, Bibliotheque
Catholic University of Louvain Library
ルーヴァン・カトリック大学付属図書館(ルーヴァン)
SWITZERLAND, SCHWEIZER, SUISSE, SVIZZERA
スイス
CH/CB Collections Baur
Baur Collection
バール・コレクション(ジュネーブ)
CH/UZ Ostasiatisches Seminar der Universitat Zurich
East Asian Department, University of Zurich
チューリヒ大学東洋学部(チューリヒ)
CZECH REPUBLIC
チェッコ共和国
CS/NM Naprstkovo Muzeum, Praha
Naprstek Museum
ナールプステック博物館(プラハ)
CS/NG Narodni galerie v Praze
National Gallery
国立美術館(プラハ)
GERMANY, DEUTSCHLAND, ドイツ
D/BSB Bayerische Staatsbibliothek, Munchen
Bavarian State Library, Munich
バイエルン州立図書館(ミュンヘン)
D/DMG Bibliothek der Deutscher Morgenlandischen Gesellschaft
Library of the German Oriental Society
ドイツ東洋学会(ハレ)
D/DMM Deutsches Museum Munchen
German Museum Munich
ミュンヘン・ドイツ博物館(ミュンヘン)
D/FMK Museum fur Kunsthandwerk, Frankfurt
Handicrafts Museum, Frankfurt
工芸美術館(フランクフルト)
D/FUJ Japanisches Seminar der Universitat Frankfurt
Japanese department, University of Frankfurt
フランクフルト大学日本学科(フランクフルト)
D/GMM Gutenberg-Museum, Mainz
Gutenberg Museum, Mainz
グーテンベルヒ博物館(マインツ)
D/HMV Hamburgisches Museum fur Volkerkunde
Ethnological Museum, Hamburg
民族博物館(ハンブルク)
D/JUB Japanisches Seminar der Universitat Bonn
Japanese department, University of Bonn
ボン大学日本学科(ボン)
D/KBB Kunstbibliothek, Berlin
Art Library, Berlin
芸術図書館(ベルリン)
D/KHB Kunsthalle Bremen
Art Gallery, Bremen
美術館(ブレーメン)
D/KK Kupferstichkabinett, Dresden
Cabinet of Prints, Dresden
版画美術館(ドレスデン)
D/LKB Lipperheidesche Kostumbibliothek
Library of ethnography and the history of costume
民族衣装図書館(ベルリン)
D/LMS Linden-Museum Stuttgart
Linden Museum, Stuttgart
リンデン博物館(シュツットガルト)
D/MKB Museum fur Ostasiatische Kunst, Berlin
Museum of East Asian Art, Berlin
国立東洋美術館(ベルリン)
D/MKH Museum fur Kunst und Gewerbe, Hamburg
Museum for Arts and Crafts, Hamburg
工芸美術館(ハンブルク)
D/MKK Museum fur Ostasiatische Kunst Koln
Museum for East Asian Art, Cologne
東洋美術館(ケルン)
D/MVB Museum fur Volkerkunde Berlin
Museum of Ethnology, Berlin
民族博物館(ベルリン)
D/PC Private Collections 個人蔵
D/PTM Puppentheatermuseum (Munchner Stadtmuseum)
Theatre Museum, Munich
人形芝居博物館(ミュンヘン)
D/RMM Reiss-Museum, Mannheim
Reiss Museum, Mannheim
ライス博物館(マンハイム)
D/RUB Ruhr-Universitat Bochum
University of the Ruhr, Bochum
ルウル大学(ボッフム)
D/SBB Staatsbibliothek Preussischer Kulturbesitz Berlin
State Library, Prussian Cultural Foundation
国立図書館(ベルリン)
D/SCB Schloss Charlottenburg
Charlottenburg Castle
シャーロッテンブルグ城(ベルリン)
D/SMV Staatliches Museum fur Volkerkunde, Munchen
State Ethnological Museum, Munich
州立民族博物館(ミュンヘン)
D/UBH Universitatsbibliothek Halle
Halle University Library
ハレ大学付属図書館(ハレ)
D/UBM Universitatsbibliothek Munchen
Munich University Library
ミュンヘン大学付属図書館(ミュンヘン)
D/UMB Ubersee-Museum Bremen
Ethnographic Museum, Bremen
民族博物館(ブレーメン)
DENMARK, DANMARK, デンマーク
DK/KB Det kongelige Bibliothek
The Royal Library
王立図書館(コペンハーゲン)
DK/KI Kunstindustrimuseet
Museum of Decorative Art
産業技術博物館(コペンハーゲン)
DK/NM Nationalmuseet
The National Museum of Denmark
国立博物館(コペンハーゲン)
FRANCE, フランス
F/BAA Bibliotheque dユArt et dユArcheologie
Library of Art and Archeaology
美術考古学図書館(パリ)
F/BAM Bibliotheque Asiatique des Missions Etrangeres
Asiatic Library of the Foreign Missions
海外宣教団東洋図書館(パリ)
F/BMJ Bibliotheque de la Maison du Japon, Cite Universitaire
Library of the ヤMaison du Japonユ, City University
パリ大学都市日本館図書室(パリ)
F/BML Bibliotheque Municipale de Lille
Lille Municipal Library
リル市立図書館(リル)
F/BN Bibliotheque Nationale, Paris
National Library
国立図書館(パリ)
F/ELO Bibliotheque de lユEcole Des Langues Orientales
Library of the School of Oriental Languages
東洋語学学校付属図書館(パリ)
F/MAD Musee des Arts Decoratifs
Museum of Decorative Arts
工芸美術館(パリ)
F/MBA Musee des Beaux-Arts, Arras
Museum of Fine Arts
アラ市美術博物館(アラ)
F/MC Musee Cernuschi
Cernuschi Museum
チェルヌーシ博物館(パリ)
F/MCM Musee Claude Monet, Giverny
Monet Museum, Giverny
モネ博物館(ジュベルニ)
F/MG Musee Guimet (Musee National des Arts Asiatiques)
Guimet Museum of Asiatic Art, Paris
ギメ東洋博物館(パリ)
F/MGM Musee Gustave-Moreau
Gustave Moreau Museum, Paris
グスタフ・モロ博物館(パリ)
F/ML Musee Lansyer
Lansyer Museum, Loches (Indre-et-Loire)
ランシエ博物(ロッシュ)
F/MOB Musee dユOrbigny-Bernon, La Rochelle
Orbigny-Bernon Museum, La Rochelle
オービニー・ベーノン博物館(ラ・ロシェル)
F/MR Musee Rodin
Rodin Museum
ロダン美術館(パリ)
F/PC Private Collections 個人蔵
GREAT BRITAIN, 英国
GB/AM Ashmolean Museum, Oxford
アッシュモレアン博物館(オックスフォード)
GB/BL British Library, London
大英図書館(ロンドン)
GB/BLL Brotherton Library, University of Leeds
リーズ大学付属ブラザートン図書館(リーズ)
GB/BM British Museum, London
大英博物館(ロンドン)
GB/BMA Blackburn Museum and Art Gallery
ブラックバーン市立博物館および美術館(ブラックバーン)
GB/BOD Bodleian Japanese Library, Oxford
ボドレアン図書館(オックスフォード)
GB/BRL Birmingham Reference Library
バーミンガム市立参考図書館(バーミンガム)
GB/CFM Fitzwilliam Museum, Cambridge
フィッツウイリアム博物館(ケンブリッジ)
GB/CSJ St Johnユs College, Cambridge
セント・ジョンズ・カレッジ(ケンブリッジ)
GB/CSS Sidney Sussex College, Cambridge
シドニー・サセックス・カレッジ(ケンブリッジ)
GB/CUL Cambridge University Library
ケンブリッジ大学付属図書館(ケンブリッジ)
GB/ECL Eton College Library
イートン・カレッジ付属図書館(ウインザー)
GB/GSA Glasgow School of Art
グラスゴー美術学校(グラスゴー)
GB/JRM John Rylands University Library of Manchester
マンチェスター大学付属ジョン・ライランズ図書館(マンチェスター)
GB/LSL Linnaean Society Library, London
リンネー会図書館(ロンドン)
GB/MLG The Mitchell Library, Glasgow
ミチェル図書館(グラスゴー)
GB/MMA Maidstone Museum and Art Gallery
メイドストーン市立博物館および美術館(メイドストーン)
GB/NLS National Library of Scotland
スコットランド国立図書館(エジンバラ)
GB/NRI Needham Research Institute, Cambridge
東洋科学史図書館(ケンブリッジ)
GB/OI Oriental Institute Library, Oxford
オックスフォード大学東洋研究所図書館(オックスフォード)
GB/OM The Oriental Museum, Durham
ダラム東洋博物館(ダラム)
GB/PC Private Collections 個人蔵
GB/RA Royal Armouries, Tower of London
ロンドン塔内王立兵器庫(ロンドン)
GB/RAS Royal Astronomical Society, London
王立天文学会(ロンドン)
GB/RBG Royal Botanic Gardens, Kew
王立植物園(ロンドン)
GB/RMS The Royal Museum of Scotland
スコットランド王立博物館(エジンバラ)
GB/RL The Royal Library
王室図書館(ウインザー)
GB/ROE The Royal Observatory, Edinburgh
エジンバラ王立天文所(エジンバラ)
GB/SOAS School of Oriental and African Studies, London
ロンドン大学東洋アフリカ校(ロンドン)
GB/UBL University of Bristol Library
ブリストル大学付属図書館(ブリストル)
GB/VA Victoria and Albert Museum, London
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(ロンドン)
GB/WAG Whitworth Art Gallery, Manchester
ウイットワース美術館(マンチェスター)
GB/WI Wellcome Institute for the History of Medicine, London
ウエルコム医学史研究所(ロンドン)
GREECE, ギリシャ
GR/SJM Sino-Japanese Museum, Kerkyra, Corfu
中国・日本博物館(コルフ)
HUNGARY, MAGYARORSZAG, ハンガリー
H/HF Hopp Ferenc Keletazsiai Muveszeti Muzeum, Budapest
The Hopp Ferenc Museum of Applied Arts
ホップ・フェレンク工芸美術館(ブダペスト)
ITALY, ITALIA, イタリア
I/BAL Biblioteca della Accademia Nazionale dei Lincei, Roma
Library of the National Academy of Lincei, Rome
国立リンチェイ学会図書館(ローマ)
I/BNR Biblioteca Nazionale Centrale Vittorio Emanuele II, Roma
Vittorio Emanuele II National Library, Rome
ヴィットリオ・エマヌエレ二世国立中央図書館(ローマ)
I/BNV Biblioteca Nazionale Marciana, Venezia previously I/BNM
Marciana National Library, Venice
マルチアナ国立図書館(ベネチア)
I/BNN Biblioteca Nazionale Vittorio Emanuele III, Napoli
Vittorio Emanuele III National Library, Naples
ヴィットリオ・エマヌエレ三世国立図書館(ナポリ)
I/BUF Biblioteca, Facolta di Lettere e Filosofia dellユUniversita degli Studi di Firenze
Library, Faculty of Letters and Philosophy, University of Florence
フィレンツェ大学文学・哲学部付属図書館(フィレンツェ)
I/CG Compagnia de Gesu
Society of Jesus
ヤソ会図書館(ローマ)
I/MAO Museo dユArte Orientale Edoardo Chiossone, Genova
Eduard Chiossone Museum of Oriental Art, Genoa
キヨッソーネ東洋美術館(ジェノヴァ)
I/PC Private Collection
I/SGI Societa Geografica Italiana
Italian Geographical Society
イタリア地理学会(ローマ)
IRELAND, EIRE, アイルランド
IRL/CBL Chester Beatty Library, Dublin
チェスター・ビーティー図書館(ダブリン)
IRL/TCL Trinity College Library, Dublin
トリニッチー・カレッジ付属図書館(ダブリン)
ISRAEL, イスラエル
IL/JNU The Jewish National and University Library
ユダイヤ国立および大学図書館(エルサレム)
NORWAY, NORGE, ノルウェー
N/UO Universitetsbiblioteket i Oslo
The University Library, Oslo
オスロー大学付属図書館(オスロー)
NETHERLANDS, NEDERLANDE, オランダ
NL/BRL Bibliotheek der Rijksuniversiteit te Leiden
University of Leiden Library
ライデン大学付属図書館(ライデン)
NL/GMS Groninger Museum voor Stad en Lande
Groningen Museum
グローニンゲン博物館(グローニンゲン)
NL/OBA Stichting Openbare Biblioteken Amsterdam
Public Library, Amsterdam
アムステルダム公立図書館(アムステルダム)
NL/RMA Rijksmuseum Amsterdam
National Museum, Amsterdam
国立博物館(アムステルダム)
NL/RVL Rijksmuseum voor Volkenkunde, Leiden
National Ethnographic Museum, Leiden
国立民族博物館(ライデン)
NL/SM Scheepvaart Museum
Maritime Museum, Amsterdam
海洋博物館(アムステルダム)
NL/UA Universiteitsbibliotheek van Amsterdam
University of Amsterdam Library
アムステルダム大学付属図書館(アムステルダム)
NL/VUA Vrije Universiteit Amsterdam, Bibliotheek
Amsterdam Free University Library
アムステルダム自由大学付属図書館(アムステルダム)
PORTUGAL, ポルトガル
P/MCG Museu Calouste Gulbenkian, Lisbon
Calouste Gulbenkian Museum, Lisbon
カルースト・グルベンキアン博物館(リスボン)
POLAND, POLSKA, ポーランド
PL/BJ Biblioteka Jagiellonska, Krakow
Jagiellonian Library, Krakow
ヤギエロン図書館(クラクーフ)
PL/KBC Biblioteka Czartoryskich, Krakow
The Czartoryski Library
チャルトリスキー家図書館(クラクーフ)
PL/KZC Zbiory Czartoryskich, Krakow
Czartoryski Collections, Krakow
チャルトリスキー・コレクション(クラクーフ)
PL/MN Muzeum Narodowe w Warszawie, Warsaw
National Museum, Warsaw
国立博物館(ワルシャワ)
PL/MNK Muzeum Narodowe w Krakowie
The National Museum, Krakow
クラクーフ国立博物館(クラクーフ)
PL/MNP Muzeum Narodowe w Poznaniu
The National Museum, Poznan
ポズナニ国立博物館(ポズナニ)
PL/UW Uniwersytet Warszawski
University of Warsaw
ワルシャワ大学日本学科図書室(ワルシャワ)
RUSSIA, ロシア
R/IV Institut Vostokovedenia
Institute of Oriental Studies
東洋研究所(サンクト・ペテルブルグ)
R/MOA Gosudarstvennyi muzei Vostoka
The State Museum of Oriental Art
国立東洋美術館(モスクワ)
R/NBR Natsionalnaya Biblioteka Rossii
National Library of Russia
ロシア国立図書館(サンクト・ペテルブルグ)
R/PM Gosudarstvennyi muzei izobrazitelユnych iskusstv imeni A. S. Pushkina
Pushkin State Museum of Fine Arts
プーシキン国立美術館(モスクワ)
R/RSL Rossiyskaya Gosudarstvennaya Biblioteka
Russian State Library
ロシア国立図書館(モスクワ)付属
R/SPU Sankt-Peterburgskii Universitet, Biblioteka
St Petersburg University Library
サンクト・ペテルブルグ大学付属図書館(サンクト・ペテルブルグ)
SWEDEN, SVERIGE, スェーデン
S/GUB Goteborgs Universitetsbiblioteket
Gothenburg University Library
エーテボリ大学付属図書館(エーテボリ)
S/OB Ostasiatiska Biblioteket, Stockholm
East Asian Library
東洋図書館(ストックホルム)
S/RKM Rohsska Konstslojdmuseet
The Rohssユ Museum of Arts and Crafts
ロース工芸美術館(エーテボリ)
S/UUB Universitetsbiblioteket, Uppsala
Uppsala University Library
ウップサラ大学付属図書館(ウップサラ)
VATICAN, Citt・del Vaticano, バチカン
V/BAV Biblioteca Apostolica Vaticana
バチカン図書館(バチカン)


 この素案は、公開時には次のように改訂しました。中盤以降に、国文学研究資料館がデータの入力をお手伝いし、その担当者が私であることが追記されたものとなっています。
 今回のリニューアル版の末尾に「(2011年11月)」とあるのは、このデータベースが国文学研究資料館の内部で認知され、正式な公開データベースとなって公開されて以降のことを記したものだと思われます。

欧州所在日本古書総合目録について


 本プロジェクトは、1988年(昭和63年)にイギリス北部のダラム市で行われたヨーロッパ日本研究協会の会議の席上、林望とピーター・コーニツキーによって発足されました。それ以来、リーバーヒューム基金、故反町茂雄氏、ケンブリッジ大学などの援助を受けてきました。記して感謝の意を表します。
 欧州所在日本古書総合目録プロジェクトは、林・コーニツキーによって企画されました。助手として山口謡司が4年間、主にパリ、ベルギーの各コレクションを調査し、また、コーニツキーとともにストックホルム、ベルリン、ナポリ、ローマのそれぞれのコレクションも調査しました。大英図書館およびオックスフォード大学附属ボドリアン図書館のコレクションは、林が担当しました。その他のコレクションはコーニツキーが調査に当たりました。オランダ、ドイツの場合、ベルリンおよびハレのコレクション以外は、既に刊行されているケーレン氏およびクラフト氏が作成した目録を頼りにしました。入力は、2001年までは、コーニツキーが担当しました。その後のデータ入力は国文学研究資料館が引き継ぎ、伊藤鉄也が担当しました。2001年11月にweb公開を行い、検索システム等は大内英範が構築し、順次データの追加・更新を行なっている。
 末尾ながら、プラハの故リブセ・ボハチコヴァ氏、ロンドンの故ケネス・ガードナー氏、故反町茂雄氏、アレクサンドル・カバノフ氏、ヴァル・ハミルトン氏、ヒロコ・マックダーモット氏、小山謄氏をはじめ、数多くの司書の方々などに色々とお世話になりましたこと、心からお礼を申し上げる次第です。(2011年11月)


 また、2001年の公開時に、冒頭に掲げた「目録前文」は、以下のものでした。

本目録は、欧州各国の大学図書館・市立図書館・美術館・博物館等に所蔵されている、「日本の和装本」のすべてを掲載するものである。ここでの「日本の和装本」とは、〈写本・版本〉および〈国書・和刻本漢籍・和刻本韓籍〉を問わないこととする。

This catalogue aims to include all the books bound in Japanese style held in the university libraries,local libraries, museums and other institutions of all European countries.It covers both manuscripts and printed books and both Japanese books and Japanese editions of Chinese and Korean books.


 これが今は、「欧州所在日本古書総合目録へようこそ」として、次のようになっています。

本目録は、欧州各国の大学図書館・市立図書館・美術館・博物館等に所蔵されている、「日本の和装本」のすべてを掲載するものです。
詳細は About this catalogue をご覧下さい。

This catalogue aims to include all the books bound in Japanese style held in the university libraries,local libraries, museums and other institutions of all European countries.
For further details click on About this catalogue.


 その後のこのデータベースの紆余曲折については、引き続き記します。
 
[以下つづく]
 
 
 
posted by genjiito at 23:53| Comment(0) | ◎国際交流