2018年04月29日

新緑の平群でお茶のお稽古の後は一休温泉へ

 朝の賀茂川散策路は、早々に桜が散り、今は新緑に包まれています。

180430_kamogawa1.jpg

 ベンチに一休みして見上げると、木々の葉と葉がさまざまな色合いで重なっています。

180430_kigi.jpg

 お茶のお稽古で奈良へ向かう時、少し肌寒かったので、セーターを一枚織って出かけました。片道2時間半の道中で汗ばむ暑さとなり、急いでセーターはカバンに押し込みます。一昨日は突然の雷雨。天気の急変に、体調を合わせるのが大変です。

 平群の龍田川も、緑の木漏れ日の中を流れています。

180430_tatuta.jpg

 今日のお稽古は、濃茶をお願いしました。最近始めた濃茶は、薄茶とは微妙に違うので、頭の中は大混乱です。
 そんな中で、一つだけ得心した場面がありました。それは、中仕舞いをする時です。
 正客が一口いただき、服加減を尋ね、柄杓を取り、釜の蓋を閉め、柄杓を建水に伏せ、蓋置を建水の後ろに置く動作をしたことです。
 ここでは、正客が「お茶銘」「お詰」「お菓子」を亭主に尋ねます。この時、目の前に柄杓や蓋置があったのでは、正客とのやりとりに邪魔なものが目の前にあることになります。また、濃茶が回っているので、少し時間がかかります。そのためもあって、釜の蓋をずらして閉めるのではなく、しっかりと閉めて、お湯が冷めないようにするのです。
 この後、また蓋置を元の位置に置き、釜の蓋を開け、柄杓を釜にのせます。
 この、最初は意味がわからなかった蓋置や柄杓を片付ける動作が、実は正客とのやりとりを円滑におこなうための計算された所作だったのです。まだまだ、その意味がわからない中で、この中仕舞いの意味はよくわかりました。今日の大きな収穫です。
 利休以来の伝統と革新の成果のほんの一部が、こうして少しだけでもわかったつもりになりました。

 京都への帰りに近鉄新田辺駅で途中下車をし、以前一度行った一休温泉で一息つくためにバスに乗りました。
 一休温泉のまわりには、ツツジやカキバタがきれいに咲いていました。

180430_entrance.jpg

180430_ayame.jpg

 連休中ということもあってか、温泉は家族連れで満員でした。ちょうどガラガラの抽選会をやっており、私が回すと黄色い球が転がり出て、お兄さんが鐘を鳴らして祝ってくれました。
 クジ運は決してよくない私です。何事かと思うと、この施設の入浴券を3枚もらえました。

 帰りには、駅前で食事をしました。この新田辺駅周辺は、同志社大学の学生さんたちの街です。新年度が始まったこともあり、多くの学生さんたちが至る所で小さなグループで騒いでいました。節度のある元気さが爆発していたものだったので、好感をもってながめていられました。
 帰りの中天には、みごとな満月が見られました。

180430_mangetu.jpg 
 
 
posted by genjiito at 23:55| Comment(0) | ・ブラリと