2018年04月30日

連日のお茶のお稽古の後は大和平群温泉へ

 今日も、お稽古は濃茶です。
 2日続きということで、昨日よりもお点前の流れがわかってきました。それでも、至る所で手が止まります。このまま月2回のお稽古を続けていけば、いつかはそれらしいお点前ができるようになることでしょう。そう思うと、気が楽になります。

 立ち上がるときに、ヨイショではなくて、スックと立つようにと、何度か注意を受けました。腹筋と足腰の鍛錬をするといいそうです。特に私の身体には筋肉がほとんどなく、見るからに貧弱です。そのため、スクワットをしたらいいとのことでした。しかし、それも単調で辛いので続きません。

 私の日常生活は、勉強部屋以外はすべて和室です。そこで、座卓で立ったり座ったりする時に、このお点前の練習のつもりで、手を使わずに立ち上がるといい、ということになりました。たしかに、その気持ちでやると、腹筋や足腰が鍛えられるように思います。
 とにかく、意識してやってみることにします。その成果のほどは、またいつか。

 お稽古の後で、貴重な釜の話を伺いました。今、家にある小さな釜は「切掛風炉」というものだそうです。姉が花嫁道具として持って行ったもので、40年以上も使われないままだったものを譲り受けました。せっかくあるのだから、ということで、これからはこれを使うことにします。

 道具ばかり考えていても、お点前は上達しません。それでも、続けることで、一歩でも前に進んで行くつもりで取り組んでいるところです。
 無理矢理に私が点てるお茶を飲まされる方は、研鑽の相手をさせられていると諦めて、今しばらくお付き合いください。

 帰りに、元山上駅の近くにある「かんぽの湯 大和平群」に足を伸ばしました。10年前まで、この平群で子育てをしていた頃には、家族づれでよく行っていました。
 駅前の狭い階段から行くと近道です。

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 最近は、食後の腹痛や逆流性食道炎に悩まされています。温泉に入り、少しでも心身をリラックスさせることを、このところ考えています。昨日、一休温泉に行ったのもそうです。
 今日の「へぐりの湯 大和平群温泉」は、いい温泉です。久しぶりに、思いついて入りました。
 ロビーには、大きなタペストリーが飾られています。『百人一首』の龍田川が流れる町です。

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 この場所から西を望むと、国宝の『信貴山縁起絵巻』で知られる信貴山があります。この信貴山朝護孫子寺は平群町のお寺なのです。写真の手前を、単線の近鉄生駒線が走っています。

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 ここから左側の南に目を転ずると、二上山があります。写真の左端の曇っている一帯です。

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 東の矢田丘陵を超えると、法隆寺で有名な斑鳩です。

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 平群町は、ヤマトタケルノミコトが「たたみこも へぐりのやまの〜」と詠んだ、古代史で重要なところです。そこで20年間、3人の子育てをしたことは、本当にいい体験でした。

 平群には、もう一箇所いい温泉があります。またの機会に紹介します。
 
 
 
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2018年04月29日

新緑の平群でお茶のお稽古の後は一休温泉へ

 朝の賀茂川散策路は、早々に桜が散り、今は新緑に包まれています。

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 ベンチに一休みして見上げると、木々の葉と葉がさまざまな色合いで重なっています。

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 お茶のお稽古で奈良へ向かう時、少し肌寒かったので、セーターを一枚織って出かけました。片道2時間半の道中で汗ばむ暑さとなり、急いでセーターはカバンに押し込みます。一昨日は突然の雷雨。天気の急変に、体調を合わせるのが大変です。

 平群の龍田川も、緑の木漏れ日の中を流れています。

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 今日のお稽古は、濃茶をお願いしました。最近始めた濃茶は、薄茶とは微妙に違うので、頭の中は大混乱です。
 そんな中で、一つだけ得心した場面がありました。それは、中仕舞いをする時です。
 正客が一口いただき、服加減を尋ね、柄杓を取り、釜の蓋を閉め、柄杓を建水に伏せ、蓋置を建水の後ろに置く動作をしたことです。
 ここでは、正客が「お茶銘」「お詰」「お菓子」を亭主に尋ねます。この時、目の前に柄杓や蓋置があったのでは、正客とのやりとりに邪魔なものが目の前にあることになります。また、濃茶が回っているので、少し時間がかかります。そのためもあって、釜の蓋をずらして閉めるのではなく、しっかりと閉めて、お湯が冷めないようにするのです。
 この後、また蓋置を元の位置に置き、釜の蓋を開け、柄杓を釜にのせます。
 この、最初は意味がわからなかった蓋置や柄杓を片付ける動作が、実は正客とのやりとりを円滑におこなうための計算された所作だったのです。まだまだ、その意味がわからない中で、この中仕舞いの意味はよくわかりました。今日の大きな収穫です。
 利休以来の伝統と革新の成果のほんの一部が、こうして少しだけでもわかったつもりになりました。

 京都への帰りに近鉄新田辺駅で途中下車をし、以前一度行った一休温泉で一息つくためにバスに乗りました。
 一休温泉のまわりには、ツツジやカキバタがきれいに咲いていました。

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 連休中ということもあってか、温泉は家族連れで満員でした。ちょうどガラガラの抽選会をやっており、私が回すと黄色い球が転がり出て、お兄さんが鐘を鳴らして祝ってくれました。
 クジ運は決してよくない私です。何事かと思うと、この施設の入浴券を3枚もらえました。

 帰りには、駅前で食事をしました。この新田辺駅周辺は、同志社大学の学生さんたちの街です。新年度が始まったこともあり、多くの学生さんたちが至る所で小さなグループで騒いでいました。節度のある元気さが爆発していたものだったので、好感をもってながめていられました。
 帰りの中天には、みごとな満月が見られました。

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2018年04月28日

NPO法人〈源氏物語電子資料館〉第6回通常総会を無事に終えて

 NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の第6回通常総会のために、京都始発の新幹線で上京しました。

 早く出かけたのは、法人の銀行通帳の記帳をする必要があったためです。私が通勤で移動する経路には、あいにく記帳ができる窓口がありません。移動距離は100キロを超えているのに、乗り換えの時にしようと思っていることと、どこに窓口があるのかを知らないからということもあります。
 京都や大阪でも、記帳ができるATMを探し回ったことがあります。しかし、うまく見つかっていません。あるはずなので、運の問題なのでしょう。

 コンビニのATMには、記帳ができるものが意外と少ないのです。わざわざ途中下車をして窓口のある所に行かなくても、との思いもあり、いつかいつかと見送っているうちに、不思議と出会いがありませんでした。

 東京駅ならば、と思っていたところ、これがまた意外とみあたらないのです。ネットで設置場所を特定しても、記帳ができるものがないのです。キャッシュカードでの出し入れはできます。ようやくたどり着いたのは、4箇所目となる八重洲地下街の端の方でした。八重洲口から反対側の丸の内や大手町へ行けば、かつて乗り降りをした地域なので本店などがあることはわかっています。しかし、東京駅の反対側へ行くことへの億劫さがあります。わがままなことです。
 京都銀行は、東京には駅前に一箇所あるだけ、ということは知っています。しかし、今日は大手銀行の通帳に記帳するのです。

 8時23分に東京駅に着き、記帳を終えたのが9時10分過ぎでした。彷徨っている途中、八重洲ブックセンターの前で、総会に参加なさる方とバッタリと出会いました。9時半からの開始には間に合うはずですから、と言って、また八重洲一帯をうろついていたのです。

 場所を知っている方にとっては、この迷走はお笑い種でしょう。しかし、巡り合わせが悪い時とはこんなもの。まさに、老人の徘徊となっていたのです。齢とともに、探すということに時間を取られることが多くなりました。

 総会は、東京駅の近くにある京橋区民館です。最近は、ここをお借りしています。

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 〈通常総会の次第〉は次のとおりです。

1 開会の言葉
2 代表理事挨拶
3 議長、議事録署名人選出
4 議事
 1、第一号議案 平成29年度事業報告の件
 2、第二号議案 平成29年度活動決算の件及び平成29年度会計監査報告承認の件
 3、第三号議案 平成30年度事業計画案承認の件
 4、第四号議案 平成30年度活動予算案承認の件
 5、その他運営に関する重要事項の決定の件
  (1)平成30年度におけるHPの維持に関する人件費について
  (2)平成29年度における未払金・未収金の発生について
5 閉会の言葉


 今年は、初参加の方が4人いらっしゃったので、NPO活動について新鮮なやりとりができました。
 特に、これまでの活動の見直しについては、今後に活かせる話が展開しました。日頃はこうした突っ込んだ話し合いはなかなかできません。この総会で、こうした意見の交換ができたことは貴重です。2時間という時間は、あっという間に経ちました。

 書家の方もお出でだったので、過日出来たばかりの糸罫をみなさんに見ていただきました。書家の方も、紙製ながらも自分用のものをお使いだそうです。やはり、こうした書写のための道具は、いろいろと工夫をして使っておられるようです。このNPO法人だからこその話題です。

 帰りには、八重洲の地下街で食事をしながら、写本の翻字に関する質問に答えたりしました。ここでも、今後につながる交歓の集いとなりました。やはり、会って、顔を見ながらお話をすることに限ります。
 日々あわただしく飛び回るだけで暮れて行く生活の中で、こうしてお話をする機会の少ない方々と、活動のことを振り返り、疑問点を共に考えることの大切さを再認識しました。

 本日ご参加のみなさま、お疲れさまでした。そして、貴重なご意見をありがとうございました。

 帰りの新幹線の車窓から、スッキリした富士山を望みました。

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posted by genjiito at 19:56| Comment(0) | ◎NPO活動

2018年04月27日

【全10回一覧】昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由

 昨日このブログにアップした「【最終回】昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(10)」により、予定していた全10回分の記事の公開を終えることができました。
 20日間に及ぶものだったので、以下に、その一覧をまとめておきます。
 タイトルをクリックしていただくと、その記事に跳びます。
 それぞれの記事に関連して、ご教示いただけると幸いです。
 なお、以下では「ホームページ」を「HP」と略します。

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(1)(2018年04月05日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(1)」
  【HPが公開出来ない問題点とこれまでに獲得した科研費による研究】

(2)(2018年04月06日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(2)」
  【4月から12月までのHP未公開に関する経緯を整理】

(3)(2018年04月11日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(3)」
  【HPの保守に関する業者との内容と改修用デザインデータの提供】

(4)(2018年04月15日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(4)」
  【HP補修の「作業内容の確認事項」について】

(5)(2018年04月16日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(5)」
  【HPのデザインや再作成(フルスクラッチ)は大学へのサービスと同等】

(6)(2018年04月17日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(6)」
  【ブログに見る科研の取り組みとHP作成に関する経緯】

(7)(2018年04月18日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(7)」
  【8月末の未完成の試作版から連絡のないままに12月になる】

(8)(2018年04月22日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(8)」
  【新年に業者から謝罪文が届いた後、研究会では正式に抗議することを確認】

(9)(2018年04月25日)
 「昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(9)」
  【「注文取消しの件」でのやりとりで出てきた意味不明な言い訳】

(10)(2018年04月26日)
 「【最終回】昨春採択の科研(A)のHPが公開できない理由(10)」
  【K社のA社長から私への威嚇発言と未着手未完成のままに放置された作業】
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2018年04月26日

【最終回】昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(10)

 海外出張から帰って来てから、連日の会議と卒業式と入試業務に忙殺されていた3月22日の午後3時過ぎでした。I氏から研究室にいた私に、社長からの伝言だということで電話を受けました。

☆K社のA社長から私への2つの伝言
(1)ホームページについては、O理事に弊社代表が報告と相談をおこないました。

(2)契約上支払いがなされていない。支払い(ママ)意思がない場合、訴訟を起こす旨、事前に通告いたします。


 これに対する回答として、私からI氏には、次のように口頭でゆっくりと何度も繰り返して伝えました。そして、私が伝えた言葉を復唱してもらい、A社長に正確に伝わるように確認しました。

(1)O理事からは連絡もないし話も聞いていない。

(2)そうですか。変な話ですね。


 電話口を通して、私はK社のA社長からの高圧的な通告を聞き、すぐに研究室の机上にあるパソコンを操作して、昨夏教えていただいたサイトに置かれているホームページ(試作中)を見ました。案の定、いまだに昨年の8月31日のままでした。
 トップページのバナーは、注文したようにはぴくりとも動かない手抜きの写真1枚が貼ってあり、依頼に反してまったく動きのないものです。そして、もちろん内容については、昨年3月までのサンプルデータが出てくるものでした。昨年8月末以来、まったく手が入っていない不具合を抱えたままのものであることは明らかです。

 もちろん、昨年の初夏に一番最初にやってほしいとお願いしたことは、「昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(3)」(2018年04月11日)に記したとおりです。それは、「海外源氏情報」(http://genjiito.org)で公開していたオンライン版の
『日本古典文学翻訳事典1〈英語改訂編〉』
『日本古典文学翻訳事典2〈平安外語編〉』
『海外平安文学研究ジャーナル』(全6冊)
『海外平安文学研究ジャーナル《インド編》』
がダウンロードできるようにすること。
 また、そのサイトの画面のロックについても、はずしてほしいということでした。
 その喫緊の課題も手付かずです。何もかもが、いまも放置されています。
 これは、海外出張の直前の本年2月15日に、念のためにと思って見たときとも、まったく変化のないものでした。インドとミャンマーへの調査研究の旅から帰った3月14日にも、昨夏以来の手付かずのままでした。

 ここで、書き忘れていたことを思い出しました。
 昨秋のいつからだったのか、この不完全なままの試作版のホームページが、研究室からは見ることができるのに、自宅からは見られなくなっていたことがありました。とにかく、K社からは何の連絡もないので、いろいろと不具合が発生し続けているのだろうと思い、ひたすら修正が完了したという案内が来るのを待っていました。
 今にして思えば、なぜ自宅から試作版が見られなくなったのかを、すぐに尋ねておくべきでした。K社が大学以外の回線からは接続できないようにしたようなので、そうした処置の連絡があってもよさそうです。しかし、そのような連絡はないままに、勝手に大学以外からの接続環境では見られなくなっていたのです。これも、不可思議な対応の一つに加えておきます。

 さて、A社長からの通告のことです。

(1)について
 ホームページに関して、O理事から私に話があるはずだ、とのことでした。
 しかし、待てど暮らせど、今に至るまで何も声はかかりません。私は、昨年の4月1日に着任して以来今日現在も、O理事と言葉を交わしたことは一度もありません。会議などでお話になっている所に同席したことはあります。
 A社長がO理事に「報告と相談をおこないました。」という文言が、2つの通告の最初に置かれている意味は、大学の教職員ならピンときます。これは、最初に名前を出して圧力をかけることで、後で痛い目にあうぞという脅し以外には考えられません。この理事の名前をちらつかせることで、私が怯むと踏まれたようです。そのご期待に沿えず、申し訳ないことです。
 今回のホームページに関して、研究内容や成果が公開できない事態に陥っている経緯を公開したのは、この圧力に屈しないことをまずは表明することで、自分を守ろうと思ったからです。K社からの威嚇を真正面から受けて立つことを決意して、このブログの更新をここまでしてきたのです。

(2)について
 完成してもいない、何も引き渡されていないホームページや、「海外源氏情報」の改修版に発生している不具合の対処をまともに修復もしないで放置しまたままで、「契約上支払いがなされていない。」との開き直りもないものです。何もしないで成果物も示さず、契約だから支払えとは、この業界では当たり前の商習慣なのでしょうか。
 また、「契約上支払い(ママ)意思がない」から訴訟を起こすという事前の通告も、私に揺さぶりをかける以外なにものでもありません。よくある、訴えてやる、と言って相手を動揺させ、後ずさりさせる手口です。
 さらには、次に書くように、公的資金で不正をしろと強がっているようなのです。何とも、事実を捻じ曲げて相手を脅すという、卑劣なやり方です。

 年度が変わった4月1日ならともかく、この3月22日という時点で、支払わないのなら訴訟も辞さないという一方的な通告は、尋常の感覚では言えたものではありません。
 大学からK社に出された「注文書」(平成29年5月23日付け)には、作業内容と支払いに関しては次のように書かれています。

・作業内容/ホームページ運用(更新/トラブル対応/コンテンツ追加)
・発注対象期間/2017年5月1日〜2018年3月31日
・支払条件/保守最終月(2018年3月5日)支払


 これに照らしても、契約した「作業内容」である「ホームページ運用」以前に、まずは着手して作成することになっていたホームページの改修作業すらできていない状況にあります。今日現在においても、依頼業務である「作業内容」にまで請け負い業務が及んでいないのが実情です。
 「支払条件」にある「保守」までもいっていない作業状況においては、「保守最終月(2018年3月5日)」までに支払うわけにもいきません。契約業務の前段階で止まっているものであり、なにも完遂されていない状況なので、「発注対象期間」の3月31日までは何も支払うことはできません。もし支払ったら、それは不正な経理であり、支払う根拠のない公的資金の目的外使用となってしまいます。

 さらには、「発注対象期間/2017年5月1日〜2018年3月31日」を過ぎた今日(2018年04月26日)においても、「納品書」に記された「ソースファイル一式」と「作業報告書」すら提出されていません。金銭だけ要求しておきながら、こうした成果物は何も出さないことがありうるのでしょうか。つまり、何も作業がなされておらず、何も成果物がないので、何も提出できないのは明らかです。この違約行為を、人を責めることだけに汲々としておられるK社は、どのように説明なさるのでしょうか。
 これらの無責任極まりない行為は、とりようによっては、昨年末に解約を申し出たことに対する嫌がらせと言えなくもありません。

 かつての大阪明浄女子短期大学(現在の大阪観光大学)に在職していた時に始まり、これまで20年以上にわたって、公的資金の支援を受けながら研究生活をしてきました。しかし、こんな無理強いで不正な行為をさせようとする業者は、一社もありませんでした。私はもちろんのこと、前職の基盤機関も一度もやっていません。そんな危険なことを、今、脅されながらすることはできません。する気もありません。

 くどいようですが、もう一度確認しておきます。
 K社のA社長より、証拠が残らないように伝言で私の耳に注ぎ込まれた言葉を再掲します。

☆K社のA社長から私への2つの伝言
(1)ホームページについては、O理事に弊社代表が報告と相談をおこないました。

(2)契約上支払いがなされていない。支払い(ママ)意思がない場合、訴訟を起こす旨、事前に通告いたします。


 私は、この言葉に屈して、科研費を不正に渡すという、公的資金の流用をする気はまったく持ち合わせていません。そのような指示を、事務方に出すこともありません。

 また、私が渡した「海外源氏情報」(http://genjiito.org)に関する個人サーバーの情報を、人質のように確保したままで抱え込まないでください。私は、信頼に足る誠意を持ち、高い技術力も兼ね備えた若者に昨年末に出会いました。会社を変えて、ホームページを再スタートさせて、研究成果を公開したい思いは昨秋よりずっと持ち続けています。信頼できないK社からは、一日も早く解放されたいと願っています。

 K社が、この状態でズルズルと時間の経過を楽しんでおられる現状は、私の自由な研究活動に対する意図的な妨害行為だと認識しています。
 この一年間で、研究協力者のみなさまのご支援を得て、今回も膨大な情報と成果が上がっています。それが、K社の妨害により一般に公開できない状態が、すでに9ヶ月にも及ぼうとしています。

 この、異様なゴリ押しをするK社の人たちに対して、これまでこのブログを通して、今回も含めて都合10回にわたって、可能な限り私が示し得る事実を列挙してきました。ことの核心を、この個人的な日記であるブログで明らかにしてきました。
 見方によっては、私が提示した証拠には別の解釈があるのかもしれません。それは、あって当然です。立場と視点が異なれば、いたしかたのないことだからです。とにかく、今の私が個人の力でできることはここまでです。

 この10回の記事に対して、K社が公開で反論なさることを期待しています。
 反論をしないのであれば、私への研究妨害という行為を、早急にやめるべきです。無視をしたり、放置するのではなく、理知的な対応を望みます。
 自分たちが今していることがどういうことなのか、K社の起業精神に立ち戻り、一日も早く気づかれることを願ってやみません。
 
 
 
posted by genjiito at 22:58| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月25日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(9)

 本年1月末から2月にかけては、私がインドとミャンマーへ科研の用務で17日間の調査研究の旅に出かけるため、その準備で多忙を極めていました。そのような中でも、このK社との件は少しずつ動いていました。

 前回の「昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(8)」(2018年04月22日)で日時を追って確認したように、本年1月16日に私は事務方の責任者に、K社に対して解約のことを明記した書面が届いているかどうかを問い合わせました。
 前回の記事では「12月にIさんに説明した」としただけでした。これは、12月14日のことでした。それから1ヶ月が経とうというのに、K社からなかなかその回答がないので、事務方に確認したものです。

 仄聞するところによると、1月18日に事務からK社に打ち切りの確認が行ったようです。それを受けて、前回のブログでも引用した、1月19日付けの私へのお詫びのメールが、I氏より私の所に届いたのです。とにかく、K社の本社のシステム関係者は、昨年8月31日以降、徹底して私への直接の連絡はなさいません。必ず人を介しての対応です。科研の研究代表者である私に対しては、無責任きわまりない態度です。

 こうした中、私が所属する法人名で「注文取消しの件」と題する公印が捺された書面が、痺れを切らしたかのようにK社宛に送られたのは、1月29日だったことを後で知りました。そこに記されていた一部を引きます。

 平成29年5月23日に貴社に注文しました、大阪観光大学国際交流学部教授伊藤鉄也先生の科研費に関するホームページ運用(更新/トラブル対応/コンテンツ追加)について、今現在ホームページの公開もできていない状況で、科研費の研究に重大な支障きたしております。したがいまして、この度の注文について取り消しとさせていただきます。また、本件の通知に関して貴社の回答を至急求めます。


 それでも、K社からの応答がありません。

 昨年末に、いつまで待ってもK社が完成させられないホームページに関して、この誠意も技術力もないK社は諦め、こちらの思いを実現してもらえる違う会社を探しました。あれから2ヶ月経っても、K社との解約のことが進展しないので、T氏にその後の経過報告をしました。

◆180210_伊藤 to T
ホームページに関してその後の報告/伊藤鉄也

これまでの業者Kには、大学の事務方が解約確認の書面を求めています。
しかし、いまだに業者からの回答が来ません。
(中略)
それはそれとして、今年度中にホームページを公開しないと、研究成果を示せなかったことになります。
研究成果の公開を最優先にしたいので、無責任な業者からの正式回答をいつまでも待つのではなく、Tさんにホームページの構築(これまでのものを増改築して更新)を、とにかく着手していただくことにしたいと思います。


 これに対して、すぐにT氏から確認の返信がありました。しかし、3月末までという厳しい状況下では現実問題として責任を持って引き受けられないとの回答をいただきました。もっともなことです。ホームページによる成果の公開は、今年度中は断念せざるをえない、という苦渋の決断をせざるをえなくなったのです。

 そこで急遽私は、昨年度に電子媒体で公開し、今はダウンロードできなくなっている「第8回 インド国際日本文学研究集会」の成果を、印刷媒体で配布することにしました。幸い、これは2月26日からのインド行きに間に合いました。とにかく、ウェブではないものの、印刷物としての成果を一つ作り上げることができたのです。回りの研究協力者には、大変な迷惑をかけたことを、今でも申し訳なく思っています。これも、最初に業者に依頼した、「海外源氏情報」でダウンロードできなくなっている電子版なのです。

 そうこうしているうちに、成果が公開できなくて、どれだけ私が大変な思いをしているのかは理解不能の状態と思われるK社の代表取締役のA氏から、2月22日に、以下のワード文書とエクセルファイルが、それも事務宛に添付されて届いたのです。私にはついで、という扱いです。私は業務の依頼主なのに、なんとも無礼な扱いを受けたものです。
 こちらから解約を伝えてから2ヶ月以上も経ってのものなので、何を今ごろと思いながら、その身勝手で独りよがりの文字列を目で追いかけました。まったく事情と経緯を知らされないままに、ピンボケで能天気な社長の日本語を読みながら、失笑するしかありません。部下から正確な報告が上がっていないため、こちらから見れば、ピエロ役を演じざるを得ない方なのです。日本語運用能力を云々する以前の問題が横たわっています。
 その前に、なぜワードで作った文章とエクセルで作成したファイルが、生のままで事務方に送られてきたのでしょうか。これでは、だれでもが自由に手を入れられます。普通は、PDFかFAXにより、容易には改変できない書類として相手方に渡すものだと、私は認識しています。また、公印も捺さずに正式な回答にしようとなさっているのも、よくわかりません。こちらからは、公印を捺した書面を送っているのに、です。大阪と東京の、商習慣の違いなのでしょうか。

 平成29年5月23日に弊社へ注文いただきました、大阪観光大学国際交流学部教授伊藤鉄也先生の科研費に関するホームページ運用(更新/トラブル対応/コンテンツ追加)の取り消し要求に対する回答となります。
 弊社製作担当に事実確認をしたところ、更新作業の完了連絡を伊藤先生にしていなかったことは事実であり、ホームページ更新スケジュールを遅らせる要因となってしまった事については深くお詫びを申し上げます。

 しかしながら、伊藤先生もしくは明浄学院様から今件に対する弊社への連絡が3か月以上無い状態で、なおかつ伊藤先生からは11月に弊社IからHPの件をお伺いした際には特に問題無い旨お答えいただいておりましたが、12月14日に他社に切り替えると突然かつ一方的に契約を反故にする旨を通告される事は、社会通念上考えられない事であると疑問を禁じえません。
 伊藤先生もしくは明浄学院様から弊社へご連絡いただけなかった特段の理由はございますでしょうか?

 また、発注をいただいてから8月末までの期間、弊社のリソースを使用してホームページ運用(コンテンツ追加)を行っていたことも事実であり、その成果物もございます
 成果物がある以上、それに伴う対価をお支払いいただくのが常識であると考えますが、伊藤先生ならびに明浄学院様はどのようにお考えでしょうか?文書には重大な支障をきたしたという具体的な理由もなく、金銭に関する具体的な記述もございませんので、弊社としましては理不尽な要求であると判断し到底受けいる(原文ママ)意思はございません。
           草々



 この文書は、第2段落に記された以下の文言に尽きるものであり、第3段落以降の「しかしながら〜」からの駄弁は意味を持った日本語ではありません。

弊社製作担当に事実確認をしたところ、更新作業の完了連絡を伊藤先生にしていなかったことは事実であり、ホームページ更新スケジュールを遅らせる要因となってしまった事については深くお詫びを申し上げます。


 無意味な日本語の文字列ではあっても、一つ一つ丁寧に、噛んで含めるようにその意味するところの矛盾を解いてさしあげるのも、一度は契約をした者としての責務かと思い、以下にわかりやすい日本語で書きます。

(1)3段落めの「しかしながら」以降について
 私から「連絡が3か月以上無い」とあります。私は、8月31日にW氏からのメールに、次のようにあったので、ひたすらその修正の完了報告を待ち続けていました。

オープニング動画に不具合が発生しており、現在再生することができておりません。
こちらを修正次第ご案内いたします


 これに関する修正完了の案内を、今に至るまで私にはまったくしないで、私からの連絡がないとは笑止千万です。すべてを人の責任にしてごまかそうという魂胆が見え見えです。

(2)「なおかつ伊藤先生からは11月に弊社IからHPの件をお伺いした際には特に問題無い旨お答えいただいておりました」について
 この「お伺い」に関しては、私にはまったく思い当たることがありません。また後に述べます。何かの間違いではないでしょうか。よしんば、そんな「HPの件をお伺い」されたことがあったとして、私が「特に問題無い」と答えたとしたならば、これは何に対して「問題がない」と答えたのでしょうか。
 私は、この会社にお願いした以下の2つの件について、作業が完了したとの報告を待ち続けていたのです。

(1)今回の土台となるホームページ「海外源氏情報」で発生しているダウンロードができないことと、画面にロックがかかっていることの解消。
(2)ホームページに不具合がない状態での改修版を一日も早く完成させてほしい。


 これについて、私が答えたとされる「特に問題無い」という言葉は、この私が求めている2つの依頼業務とどのような結びつきを持つものなのでしょうか。何が問題になっているかが理解できないままに書かれた保身のための釈明文なので、私からの上述の問い合わせに説明ができない作文になってしまったと思われます。起草者の日本語運用能力の未熟さというよりも、事態の把握ができていないことと、不正確な情報による状況判断が底流にあって書かれた、明らかに矛盾だらけの文章となっています。

(3)その後に続く「社会通念上考えられない」とか、「連絡いただけなかった特段の理由」、「成果物がある以上、それに伴う対価をお支払いいただくのが常識」などは、これまでに縷縷整理した報告で、いかに虚しい抗いかは明白です。上記2つの依頼内容を実現できず、成果を何も示さないでおいて対価を求めるなど、こうした文字列を連ねることの真意を測りかねています。ここにも、現場からの報告が正確にあがっていないために、行文の内容が実態とかけ離れたものとなり、そこから相手を責めようという姑息な姿勢が見え隠れしているものです。

 以降の、「重大な支障をきたしたという具体的な理由もなく」とか、「理不尽な要求」という文字列には、現状の問題点の把握と理解が浅薄なために、話になりません。そのため、反論する必要がないことは言うまでもありません。
 自分たちが請け負った仕事が何であり、それに対して何もできなかったことを糊塗するだけの、支離滅裂で稚拙な日本語文です。

 上記のワード文書「注文取消しの件について」とともに、エクセルのファイルで「伊藤先生HP改修の件についての時系列報告書」というものも、事務方へのメールに添付されていたそうです。私には送ってもらえなかったものです。これにも、荒唐無稽な文字列が入力されています。しかし、煩を厭わずに主要なところを引用します。

8月31日
 弊社Wから伊藤先生にメールを送付。
 レビューの依頼及びバナーに不具合がある旨を伝える


 これは正確です。ただし、「レビューの依頼」というのがよくわかりません。

9月4日
 バナー不具合修正完了


 これは嘘です。すでに書いたことです。
 9月6日に、科研の研究協力者に、不具合があるものの一応見ての感想を求めるメールを出しています。

9月4日
 Wから弊社IにSkypeで、伊藤先生が8/31に送付したメールが受信できているか確認を依頼
 確認実施せず


 なぜ、ここで確認をなさろうとしたのでしょうか。これまでも、それ以降も、本社のスタッフはそんなに丁寧な対応はしておられません。なぜここだけ念を入れた確認をなさったのでしょうか。責任をI氏に押し付けるための方便だろうと、私は思っています。あくまでも、私の想像の域を出ませんが。責任を負う人間を、こうした架空の文言で作り上げようとなさっているようです。これも、私の勝手な推測です。

9月5日
 I、伊藤先生の所在を確認したが不在
 Wに、夏季休暇中のため、後期が始まる9/21まで来ない可能性があることを伝える

9月11日
 IからWに、9/7,8は伊藤先生が不在だったことを伝える


 ここにも、架空の話が作り出されようとしています。それはさておき、7日は大学に、8日は高校に出勤しています。行き違いだったのでしょう。これは、私がなかなか捕まらないことを印象づけるためのこじつけなのでしょうか。また、メールや電話という連絡の手段は考えつかなかったのでしょうか。私は、365日24時間態勢でメールをチェックしていることは伝えてあります。

10/20もしくは10/27
 弊社AがWと今件について確認を取っている際にAからIに下記依頼
「HPの件について、あの修正で問題ないかどうかを、聞いてほしい」


 「あの修正」という理解であるならば、このA氏は実際にホームページを自分の目で確認することなく、W氏の不正確な報告を鵜呑みにしてI氏に指示を出しておられることになります。この10月の時点でも、実際には8月31日の状態と何も変わっていないからです。修正はなされていなかったのです。そのような状態に置かれた、不都合を抱え込んだままのホームページに対して、「問題はないか」という問いかけ自体が茶番です。この後の対応を見ると、いまだに事実を知らされないままに3月の驚くべき私への対応をされたのだと思います。

11月第二週 水曜もしくは木曜
I、伊藤先生にエレベーター内で会ったタイミングで伊藤先生と会話
I「HPの件、大丈夫ですか?
伊藤先生「大丈夫ですよ
I「了解しました」


 なかなかよくできた話になっています。
 私は、このような会話があったことを、恥ずかしながらまったく記憶していません。しかし、記憶にないというのは卑怯なので、仮にそのようなことがあったとしましょう。そうすると、この第2週の8日(水)と9日(木)にI氏とエレベータで遭遇したことになります。9日は非常に多忙な1日で、5号館での授業が終わってからは、研究室のある1号館ではなくて5号館での打ち合わせに終始していたので、この日ではないと思います。
 8日なら、12時半に3号館で授業が終わり、質問を受け、パソコンとプロジェクタの後片づけをして、ホワイトボードを消してから研究室に帰るので、エレベータには12時35分から40分に乗り込みます。ただし、毎週12時50分から学部の会合が1号館の5階であるので、10分ほどで研究室で持参のお弁当を食べます。消化器官を持たない私は、お昼は1時間以上かけてたべるのが常です。しかし、この水曜日は腹痛に耐えながらの日となることが多いのです。

 また、この日は13時半からは5号館で会議、そして引き続き15時半から5号館で教授会がありました。つまり、もしエレベータでI氏と出くわしたとしても、せいぜい30秒も居合わせていないことになります。そのような短時間の会話で、私が頭を悩ませている込み入ったことが話せるはずがありません。もし仮に、そのような遭遇があったとしても、申し訳ないのですが私は空返事で数秒の軽い挨拶程度の対応しかできなかったはずです。I氏は謹厳実直な方なので、もしこの話が本当ならばさらりと挨拶をしたというのがあり得る話です。
 さらには、「HPの件、大丈夫ですか?」「大丈夫ですよ」という会話は、非常に不自然です。試作版の不具合が解消されていない上に、喫緊の課題とするダウンロードと画面のロックに関することは何も手が打たれていない、という状況の中で、「大丈夫ですか」「大丈夫でいよ」という会話は、一体何の意味を持つのでしょうか。辻褄の合わないことを会話形式で作文されたもの、としか考えられません。この会話が確かにあった、ということならば、その「大丈夫」という単語が意味するものの解説を伺いたいと思います。

12月14日
SからIに、伊藤先生から話があると言われ先生と会話する


 これは、すでに述べたように、私がI氏に、4日前に東京で新しいシステムエンジニアと面談したことを話し、K社との契約を解約することを伝えたものです。

(続き)
・8/31にWから、「バナーの動きに不具合があるため修正次第連絡します」と言われていたが、一か月以上何の連絡も来なかった。
このままの進捗では科研の成果物として報告ができないため知り合いに声をかけ、12月に都内でIT関係者を集め今後のHP制作を他社にお願いすることとなった。
・契約や支払いに関しては大学事務を通しているので、事務と調整してほしい。(先生としては契約金額60万?全額払ってもいいが、事務に任せているのでとおっしゃっていました)

当方の認識ではこちらから確認依頼の連絡を出している認識でしたので、
「弊社から確認連絡のメールが出ていたかと思いますが」
と言ったところ、
「もしそのメールをこちらが見落としていたとしても、ここまで返答がないのなら、そちらから何かしらのアクションがあってもよかったのではないでしょうか?
引き続きお任せすることに不安を感じている」
と言われました。


 この文中にある「都内でIT関係者を集め」という理解は、事実と大きく違います。この資料として事務方に送られて来たエクセルのファイル「伊藤先生HP改修の件についての時系列報告書」には、各所に作為が認められます。
 K社からは、8月31日にW氏からメールをもらったのが最後です。それ以来、「確認のメール」などまったく受け取っていません。しかも、重ねて強調しておきますが、このK社からのメールは、8月31日以来、事務からの伝言以外は、どなたからも1通ももらっていません。
 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月24日

インターネットバンキングでパスワードの変更を強要されて

 銀行口座は、わざわざ銀行へ行くことはなく、ウェブで管理しています。いわゆる、インターネットバンキングの運用です。
 今日、その中の一つである某銀行にウェブサイトからログインしようとしたところ、「ログインパスワードの変更」を迫られました。

「暗証番号の変更」はお客さまの任意としておりますが、「ログインパスワードの変更」は必ずご変更ください。

 本画面は、暗証番号あるいはログインパスワードの変更日(暗証番号については、本画面で「暗証番号を変更しない」を選択された日を含む)のいずれか古い日から30日経過以降にログインされた後に表示されます。


 今の時点では「ログインパスワード」を変えたくありません。しかし、いろいろとやってみても先に進めないことがわかりました。1時間ほど、無為な時間が奪われました。そこで、困り果てて、その銀行のフリーダイヤルの相談窓口に電話をしました。

 結論は、30日毎にログインパスワードを変更しないと、今後ともインターネットバンキングを使うことができないようになった、とのことです。私がこのサイトに入ったのは、4ヶ月も前のことであり、実はその時はログインパスワードの変更のためにログインしたので、この30日毎の変更という縛りは意識していなかったのです。
 とにかく、「ログインパスワード(変更必須)」という項目は、確かにユーザーには絶対的な強制力を持つものでした。

 電話口で対応に当たられた方には、どうしても今はログインパスワードを変えたくないので、何か別の方法を教えてほしいとお願いしました。しかし、とにかくログインパスワードの変更をしないことには、どうしようもないとのことです。

 最近は、パスワードの維持管理が人間の能力では不可能である状態にあることが広く認知され、さまざまな手法が試されています。
 私に関する現状は、「パスワードを191個も持っていたこと」(2018年01月30日)に書いた通りです。混乱が広がるのは明らかな事態になっているのです。

 この銀行のシステムでは、そうした時代の流れを無視しています。ログインパスワードを30日ごとに強制的に変更しながら使わざるを得ない現実に直面していることに、やっと実感を伴って気づきました。そして、おかしいと言ってもどうしようもないこともわかりました。

 例えばの話として、毎月口座を解約し、新規口座を作り続ければどうなるのか、と聞くと、それなら1つの同じパスワードを30日ずつ使うことは可能かもしれないとのことでした。しかし、これはお笑いにしかなりません。
 また、電話口では、2、3個のパスワードを使い回すという提案を受けました。こんな銀行一つのために、そんなに面倒なことをしたくないのです。頓に記憶力があやふやになってきた近年、若かったらともかく、それはしたくないことです。記憶力に頼る生活は若者の発想であり、歳と共に忘れることを前提とした生活に移行していくのです。高齢化社会を見据えて、社会のシステムも再検討と再構築を急ぐべきです。その中にあって、このパスワードは喫緊の課題です。パスワードをばらまく方式は、もうすでに破綻しています。

 そうこうしているうちに、話しながら閃きが起きました。今この時点で、ログインするためだけにパスワードを変更し、用事をすませてログアウトする時にパスワードをそれまでのものに戻す、ということです。電話口で対応しておられた方は、くそまじめにそれなら可能です、とおっしゃいました。
 実際にやってみたら、拍子抜けするほどにうまく障壁を乗り越え、また元に戻ることができました。
 間抜けな話です。しかし、本当のことです。ネット社会が、これからは次第にこうした矛盾の中を迷走する時代になるのでしょう。

 インターネットの限界や問題が表面化し、次の通信の時代が間近になっているようです。インターネットを主とする時代が移り変わる時なので、その端境期には、こんなお笑いごとを経験することになるのでしょう。

 個人を特定することに限っても、指紋・虹彩・顔などなど、試験は進んでいるようです。パソコンよりもスマートフォンの方が先を行っているようです。
 日常生活での通信が変わり目であることを、この時代を逆走する銀行のインターネットバンキングで体験することとなりました。
 
 
 
posted by genjiito at 21:11| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月23日

ユニバーサルシティ駅と大阪駅とでの会合に参加して

 ユニバーサルシティというJRの駅に初めて行きました。ここは、「ユニバーサル スタジオ ジャパン」があることで知られています。「ディズニーランド」も含めて、私には無縁の場所なので、来る機会がまったくなかったのです。

 入口近くに行くと、ジェットコースターからの絶叫や歓声が降り注いで来ます。かつて金沢文庫で単身赴任用の官舎に住んでいた頃、子供たちを連れて行った「八景島シーパラダイス」を思い出しました。こうした施設は、ストレスのガス抜き装置として、よくできていると思います。

 この駅に隣接するホテル京阪ユニバーサル・タワーで、大阪観光大学と明浄学院高校の教職員が一堂に会して、今後の運営に関する理事会側からの説明を受けました。少しずつではあっても、将来が明るくなって来ているとのことでした。

 その後は、国際交流学部の新任教員歓迎会が、大阪駅の北側にあるグランフロント大阪(北館地下1階)にある「世界のビール博物館」でありました。

180423_beer-M.jpg

 このお店の向かいには、姉妹店である「ワイン博物館」があります。

180423_wine-M.jpg

 会場となった15人ほどが入れる個室では、おもしろい話題が飛び交い、熱弁が響きわたるという、楽しい情報交換会となりました。大学が大阪南部と遠いのに、先生方は北摂地域からおいでになる方が多い職場です。その中でも、私は最北端の通勤者です。
 そんなこともあって、大学の先生方とは外で打ち合わせとか、仕事帰りに一杯ということがほとんどありません。それだけに、数少ないこうした機会は貴重です。

 世界のビールが飲めるお店に、国際交流学部の先生方が集まったのですから、銘柄はもちろん、原産地の情報も業界人かと思うほどプロ並みです。
 消化管と血糖値に課題を抱える私は、ウイスキーの水割りを一杯だけいただきました。
 美味しいお酒でした。
 
 
 
posted by genjiito at 23:18| Comment(0) | *身辺雑記

2018年04月22日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(8)

 科研のホームページに関することで、2018年となった新年早々のやり取りを整理します。
 まず、大学の事務の責任者とのやりとりから。

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◆180116_伊藤 to S
科研のホームページに関して/伊藤鉄也

科研のホームページに関して、東京の業者Bと話を進めようとしていて、先方から、Kとの契約は結局どのようになったのか、という確認が来ています。
これに関して、その後どうなったのか教えてください。
私のところには、12月にIさんに説明した後、先方からは音信不通です。

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 年末に会って話をした新たな技術者からは、これまでの契約の整理がついていないとホームページの改修に着手できない、ということからの展開です。また、私もホームページに関するサイトの情報を渡すことができません。請け負ってくれたK社に、公開に関する情報のほとんどを渡しているのですから。
 ここで、「12月にIさんに説明した後」とあるのは、昨日の記事で言えば東京から帰った後のことです。ホームページなどの業務に関して、あまりにもK社の対応がいい加減なので、契約を解除して他社に依頼することを伝えました。その際、提示されたホームページが動かないことも、私の研究室で一緒に確認してもらいました。

 ただし、ここに書いてあるW氏の言い訳は真っ赤な嘘です。「バナーの不具合について9/4に作業が完了したものの、その旨連絡をしていない」というくだりです。
 昨日の記事(7)に書いたように、9月6日の時点で私は、トップページが思うように動かないことを確認した上で、科研の関係者に一斉メールを送っています。また、年末にも、バナーは動いていませんでした。何をいけしゃあしゃあと恥ずかしげもなく、というのが私の気持ちです。
 それとも、「9/4に作業が完了」というのは、あくまでも社内での担当者の手元での作業が完了した、ということなのでしょうか? 厚顔無恥とはこのことです。

 しかし、それは私が確認しようもないことです。目の前に提示されているのは、いつまでたっても単なる一枚の写真が貼り付けられているホームページらしきものなのです。9月4日に完了したのであれば、その後また不具合が発生したことになります。そうした経緯は、まったく私には知らされていません。K社本社のシステム担当者からは直接の連絡は依然として何もないのです。W氏のこの自己保身に走る強弁は、お金を取って仕事をしようというプロらしからぬ、人を愚弄した物言いです。

 そんな折、その裏で何があったのか、すぐに大学に出入りしているI氏から以下の謝罪のメールが来ました。
 このメールの内容について、本社の社長やW氏は、なぜ私に一言も連絡がないのでしょうか。なぜ、そ知らぬふりをしておられるのでしょうか。なぜ、派遣先の一社員にすべての責任を押し付けて、そっぽを向いたままなのでしょうか。I氏には、私との関係では何も問題はなく、責任もないと思います。誠実な方です。しかし、この連載の2回後の(10)で書くように、この社長は信じられない態度に豹変します。以下のメールが私の元に送られてきた時点で、I氏にこの不可解なメールを送るように命令された時点で、この会社は【人間性を喪失】していると言わざるを得ません。

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◆180119_I to 伊藤
伊藤先生ご依頼のHP制作業務につきまして

本件、弊社Wが担当しておりました伊藤先生のHP制作につきまして、連絡の不備がありHP制作の進行に支障をきたしてしまいましたことを謝罪いたします。
申し訳ございませんでした。

Wのほうに確認をしたところ、バナーの不具合について9/4に作業が完了したものの、その旨連絡をしていないとのことでございます。(9/4に当方に口頭にて確認依頼がございましたが、夏季休暇で不在でございました)
本来であればその時点でメールでの連絡をすべきであり、連絡をしなかったことで伊藤先生に弊社に対する不信感が生まれてしまったことは当然のことであると思っております。

今後のHP制作に関しましては、引き続き弊社にやらせていただきたいというところが社としての希望でございます。
今後は私Iを窓口として先生への連絡につきましては徹底した体制を敷き、対応させていただく所存でございます。
このような言葉だけで弊社への不信感が払しょくされるとは到底思えませんが、今後の体制、動きを評価していただくためにも引き続き対応をさせていただきたく思っております。

何卒ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

重ねてとなりますが、今回の件でHPの進行に支障をきたしてしまいましたこと、先生に必要のない不安を与えてしまいましたこと、お詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。

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 その後、新年20日に、東京で科研の研究会を開催しました。本年2回目です。
「科研の研究会で1回生が臆せず研究発表をする【写真追補】」(2018年01月20日)
 そのブログで報告した通り、研究会を始めるにあたって、研究代表者としての挨拶の中で、私は科研のホームページが公開できていないことの釈明をしました。その部分を引きます。

 新しくホームページを立ち上げることができなかったことに関して、私からその事情と経緯を補足説明しました。
 この科研Aが採択されたすぐの4月から、紹介を受けた業者とホームページに関する交渉をしました。8月までに公開できるような計画だったのに、試作版ができたのは9月でした。

 科研の協力者に試作版を見てもらい、私のブログでもそのデザインを公開しました。ただし、それは、教え子でデザイナーであるTさんが作成してくれた、動くトップページではなくて、一枚の画像が貼り付けてあるものでした。業者の連絡では、もう少し待ってほしいと。

 しかし、その後は契約した業者から何も連絡がありません。あまりにも酷いので昨年末に解約の意思を伝えました。その会社の大阪におられる方に事情を説明しました。しかし、東京の本社の制作担当者からは、まったく音信不通です。

 本年度に活動した成果は、今日の研究会で報告した通り、さまざまなことがあります。しかし、それらを情報発信する母体が、あの業者の怠慢により叶っていないのです。その点では、甚大な損害を被っていると言えます。
しかもあろうことか、昨日、「今後のHP制作に関しましては、引き続き弊社にやらせていただきたいというところが社としての希望でございます。」というメールが来ました。これも東京の直接の担当者ではなくて、大阪で間に入っておられる方から伝言として届きました。人を愚弄するのも程があります。起業当初はあったはずの精神は、どこに吹っ飛んでしまったのでしょうか。

 これまで私は、相手の顔を見ながらお話をすることを原則として生きてきました。今回のことを、一通のメールで、しかも伝言の形で伝えるとは、私の基準で言えば非常識の一語に尽きます。言語道断です。騙された思いと、裏切られた思いの中で、悔しさが拭い切れません。

 こうした経緯と今の私の思いを、今日の研究会で報告しました。これについては、「しかるべき所を通して、正式に抗議をする」ということで、今日のところは協力者のみなさまの了解を得ました。
こうした、人を無視した、完全にビジネスライクに割り切った企業の論理は、私には理解できません。しかるべき対処をして、今年の3月までにはホームページを通して成果が公開できるよう、巻き直しをすべく、鋭意取り組んでいきます。

 私の仕事にしては成果が見えないので、不審に思っておられる仲間も多いことかと思います。いえ、私がサボっているのではありません。とんでもない業者に引っかかり、みなさまにはその成果を見てもらうことができないのです。これまで、「海外源氏情報」(http://genjiito.org)を通して、膨大な量の成果をみなさまに活用していただいてきました。今回の新しい科研でも、それが続くことを楽しみにしておられた方々には、本当に申し訳なく思います。
こんな業者がこの業界にいるとは、思いもしませんでした。信用してしまったのです。自力で何とか挽回します。というよりも、次にお願いする会社の目処はたっていますので、もうしばらくお待ちください。


 ここで「しかるべき所を通して、正式に抗議をする」ということは、私が相当トーンを落として書いています。このことは、長年一緒に科研で共同研究を展開して来た、昨年までは手の届く場所で協力してもらっていた国文学研究資料館と国立国語研究所の仲間が後押しをしてくれた言葉を指しています。共に理系で言語系の研究者ということもあり、もっと明瞭な表現「損害賠償請求」ということでした。

 このことを受けて、具体的な対処に関して、大学の事務方に相談を持ちかけました。

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◆180121_伊藤 to 事務方科研担当者3名

科研のホームページに関してのご相談/伊藤鉄也

さて、上記ブログの中程に書いたように、研究会でのIさんの報告を受けて、ホームページの公開について、私から、いまだに完成していないことをお詫びし、今後の対処について時間を割いて参加者と共に検討しました。
そして、研究協力者のみなさまとの総意として、「株式会社K」に対して損害賠償を請求する案件である、との確認を得ました。
この会社のために成果がいまだに公開できないことにより、私が甚大なる損害を被っていることを、対外的にも訴えるべきである、との判断です。さらには、科研による研究を推進している他大学および先生方への問題提起ともなるので、提訴の意義はあるとの結論です。
(中略)
ご多忙の日々の中に、突然降って湧いたような面倒な仕事を持ち込み恐縮します。
しかし、1年が経とうとするのにいまだに成果を公表できていないことで、この科研の評価が落ちることを危惧します。このことは、すでに仲間からも、どうしたのかとの問い合わせを受けています。迅速に成果を公表しないのが、情報処理の専門家と見られている私らしくないとの気遣いから、仲間の気持ちが、そのような問い合わせとなっているようです。
こんなことで、大阪観光大学で展開する科研の評価を貶めたくないので、白黒の決着を法的手段でつけ、我が身を守ることにしたいと思います。

なお、科研費は個人の研究に対して公的資金が貸与されて推進するものです。その点からも、私個人が研究代表者として提訴することは、基盤機関である大学とは切り離された研究活動の一環である、との認識でいます。

これが、気持ちのいいことに展開するとは考えられません。とはいえ、これも大事な研究者が身を守る一つと思い、あえてみなさまの支援を得ながら司法判断に委ねたいと思います。

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 数日後、大学の事務責任者に以下のメールを送りました。

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◆180127_伊藤 to S

科研のホームページについては、解約に関して先方の了解を確認できるものは入手できましたでしょうか。それがないと、次の会社に正式に依頼できないので、困っています。まだ、具体的には何も依頼できていない状況です。よろしくお願いします。
損害賠償期間は、9月から12月までを予定していました。しかし、今月にずれ込んでいるので、一応3月までの損害賠償を請求する予定で対処を進めています。今月末までに書面が受け取れたら、9月から1月までの損害に関しての請求になるかと思います。

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 これには、以下の返信が来ました。

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◆180127_S to 伊藤

ホームページの件ですが、1月19日15:40業者のIさんからのメールについて、先生の方から何か返信をされていますか?
伊藤先生からまず、直接業者へお断りのメールが必要かと思います。
あとの事務対応は大学の方で行いますので。

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 私は、以下の返信をしました。

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◆180127_伊藤 to S
ホームページの件で/伊藤鉄也

あの業者からの平和ぼけしたメールには、返信は不要だと思っています。
とにかく、昨年12月に解約のことを私の研究室でIさんに詳しく説明し、Iさんも了解なさったので、それ以上は時間を費やすのは無意味だと思います。
こちらの意思は伝えてあるので、今ごろになって何を寝ぼけたことを、という気持ちです。
解約の確認に関する書類の入手を、どうぞよろしくお願いします。
この書類のやりとりは、申しわけありませんが、基盤機関の事務を窓口としてやるしかないと思います。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

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 これに対して、すぐに次の返信が来ました。

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◆180127_S to 伊藤
ホームページの件で/伊藤鉄也

了解しました。
早速、書類について対応します。

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posted by genjiito at 23:46| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月21日

[町家 de 源氏物語の写本を読む](第8回)(糸罫の試作品完成)

 今日の「be京都」(http://www.be-kyoto.jp/)での勉強部屋には、端午の節句の飾り付けがなされていました。
 いつも季節季節の雰囲気に包まれた和室で、気持ちよく『源氏物語』を読んでいます。

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 今回から、同志社大学2回生の若者が参加です。テキストである『ハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「須磨」』を持参です。『和泉式部日記』の異本に興味があるとのこと。『四本対照 和泉式部日記 校異と語彙索引』(拙編、和泉書院、1991年)を参考にと渡しました。これは、もう27年も前にした仕事です。『和泉式部日記』の字母索引はこの本しかないので、今も利用されているようです。頼もしい新人の今後の活躍が楽しみです。

 さて今日は、待ち望んでいたものが持ち込まれました。毎回のように話題となっている糸罫の試作品です。NPO法人〈源氏物語電子資料館〉の理事でもあり、この勉強会のお世話をしていただいている石田弥寿子さんの労作です。

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 裏面で糸を止めている処置はこれでいいのか、まだ検討課題はあります。しかし、とにかく物の形が見えると、写本がぐっと身近に思えてきます。この糸罫を書写する用紙の上に置き、親本のままに書き写していたと考えられます。

 試しに、ハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「須磨」の巻頭部分の上に置いてみました。なかなかいい感じです。
 枠の大きさや、糸の張り具合については、追い追い調整しましょう。

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 目の前に糸罫があるせいか、写本を読んでいても、すぐに、どのようにして書写していたのかに話題がいきます。
 例えば、今日読み進んだ中では、6丁裏にあったこんな例で頭を悩ませました。

180421_hamidasi.jpg

 この写真の2行目(実際は4行目)の下から2文字目の「人」は、糸罫の行の横幅スレスレか、それよりも大きいものかと思われます。これまでは、左手の親指と人差し指で糸を押し広げて行間を広くして書いている、としてきました。しかし、この行末では大きく行間を広くできません。さて、糸罫をどう使っていたのでしょうか。それとも、糸罫は使わずに書いていたのでしょうか。

 その視点で見ると、その3文字上の「【侍】尓志」において漢字で書かれた「侍」の左側の人偏は、次の行の「那く」の「那」と糸を介してスレスレの位置になります。ここでは、筆が糸罫の糸に触れていたように思われます。これも、実際はどうだったのか知りたいところです。

 さらに、「人」の次の行末の「いま尓」の「尓」は、行末ということですぐ下に糸罫の横板があり、筆を下に抜くことができません。そこで、右横に筆を抜いています。それが、すぐ右横の「人」という文字と糸を挟んでぶつかりそうです。ここでも、文字と文字の間に張られている糸に、書写中の筆が触れていてもおかしくはありません。

 一行飛んだ行末の「【侍】ら」の「ら」は、糸罫の下部に木の部分があるため、糸罫を置いたままでは書けません。ここは、糸罫を5ミリほど下にずらしたのではないか、と考えてみました。行頭はきれいに文字が揃っているので、上にずらすことはなかったようです。この、書写中に使っていた道具である糸罫を下にずらすことは、実際になされていたのでしょうか。
 そう思いながら、さらにこの「ら」をよく見ていると、「ら」の文字の書き始めのところの背面に、なぞられた文字があるように見えて来ました。

180421_habera.jpg

 その下の文字は、行末の文字としては枠内に収まっています。そして、この「ら」の下には寸足らずの「ら」が小さく書かれていることが判読できそうです。この形の「ら」は次丁にもあります。ということは、ここのなぞられた「ら」は、糸罫を外した後に小さく書かれた「ら」をなぞるようにして書き足された文字である、ということになりそうです。原本を再確認しないと、このことは断定できません。これも、今は疑問の残るところとして記録しておきます。

 もう一つの例もここにあげておきます。次回に読むところながら、7丁表の後ろから4行目と5行目は、その行間が明らかに狭くなっています。

180421_gyouzume.jpg

 ここは、どうしても糸罫は使っていない箇所だといえます。糸罫がズレたために、9行目からは本来の位置におき直した、ということは考えられます。しかし、実際にはどうなのでしょうか。なぜこのような書写になっているのか、糸罫という道具を使っていたという前提では、どうしても説明しにくい例です。

 今回は、糸罫の試作品ができたために、かえって書写状態について多くの疑問が生まれました。
 こうした点について、ご教示をお願いするしだいです。
 
 次回は、5月26日(土)午後2時から4時までです。
 さらに、その次は6月18日(月)午後2時から4時までです。この時だけは、月曜日なのでご注意ください。
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎NPO活動

2018年04月20日

高校で小論文の授業(その2)

 明浄高校の授業は、第6時間目と7時間目です。
 一日の内でも疲れがピークに達する頃です。しかも、2時間続きで小論文を書くのです。
 生徒にとって、これは大変だと思います。それ以上に、私も飽きさせないようにするための工夫で、とにかく大変です。

 とはいえ、昨年は体育の後の授業でした。9月から高校に教えに行ったので、プールの後は、生徒が髪を乾かすことなどでてんやわんやの状態の中でのスタートでした。しかも授業が始まると泳ぎ疲れもあってか、生徒たちは睡魔と闘っていました。冬のマラソンの後は、またもやぐったり。
 それに比べると、今年のように一日の最後の授業は、まだ去年よりも対処がありそうです。

 さて、今日は、先週書いた文章の添削を返却しました。
 題目は「将来の目標と理由」でした。
 生徒は返されたものを見ながら、書き直しをして清書をすることになります。
 一人一人の作文に、私が注意すべき箇所に赤線を引いたり赤丸を付けました。その箇所になぜ朱があるのかを自分で考えながら書き直すのです。字数も、800字以上になるようにと、いろいろと要求も出しました。

 また、前回はA4版の千字詰めの原稿用紙だったので、今回はA3版と2倍に拡大したものを使いました。予想通り、このA3版の方がいいとのこと。それではと、来週はB5版でやってみようと思います。
 勉強は、自分が一番使いやすい道具ですべきだと思っているので、まだ試行錯誤をしています。

 先週生徒が書いた文章を読んでみて、小論文ではなくて作文の域を出ていないことがわかりました。そこで、最初にこの違いについて説明をしました。
 その後で、実際に書き直しの清書となります。その時、机間巡視をしながら、前回の文章の問題点をメモしたものを手に、一人ずつアドバイスをして回りました。書いている最中に横からいろいろと問題点を指摘すると、慣れないこともあってか戸惑っていました。
 しかし、限られた時間の中での繰り返し学習なので、これでしばらくはやろうと思います。

 書き終わったものは、最初に一人ずつに配布したクリアファイルに、前回のものと今日のものを挟んで提出してもらいます。このクリアファイルには、大きめのシールに出席番号と名前を書いてもらったものを貼り付けてあるので、私の方は処理が楽です。
 来週は2穴のペーパーファイルを配布し、そこに綴じて各自が保存管理するようになります。この2穴ファイルは、今日事務から生徒数分を入手しました。

 こうして、着々と生徒の文章力アップのための学習プロジェクトが進行しています。
 折々にここに記し、その学習の展開と成果の有無を報告したいと思います。
 
 
 
posted by genjiito at 21:27| Comment(0) | *身辺雑記

2018年04月19日

第8回[町家 de 源氏物語の写本を読む]開催のご案内

 今週末の4月21日(土)午前11時から13時まで、「be京都」(http://www.be-kyoto.jp/)で8回目となる[町家 de 源氏物語の写本を読む]を開催します。

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 本日19日(木)の京都新聞(朝刊)「まちかど」欄に、呼びかけの記事が掲載されましたので、あらためてこのブログでも紹介します。

180419_be-G.jpg

 開始時間がいつもの午後2時からではなく、午前11時から13時までとなっていますので、参加を予定なさっている方はお気をつけください。
 これは、『源氏物語』の写本に書かれている変体仮名を読む勉強会です。
 テキストである『ハーバード大学美術館蔵『源氏物語』「須磨」』(伊藤編、新典社、2013年)で読み進めます。
 これまでに、本文の確認は6丁裏(28頁)の4行目の「おほしたり」まで見ました。
 ただし、前回は私が勘違いをして、7丁裏(30頁)から始めてしまいました。そのため、今回は、6丁裏(28頁)の4行目の「すき・侍にし・人を・」から7丁表(29頁)を見て、7丁裏(30頁)を飛ばして8丁表(31頁)へと進む予定です。もっとも、それだけ進められたら、ということで。

 700年前に書写された『源氏物語』を、変体仮名に注目して読み進めることに興味と関心をお持ちの方は、このブログのコメント欄より、参加希望の連絡をお願いします。折り返し、詳細な案内をお送りします。
 参加費は、初回だけは体験ということで千円です。2回目以降は二千円です。
 
 
 
posted by genjiito at 22:14| Comment(0) | ◎NPO活動

2018年04月18日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(7)

 なかなか進展しなかったホームページの改修が、8月末日に突然のメールによって作成が進んでいたことがわかりました。ただし、どうしたことか担当者がO氏からW氏に変わっていました。

 そのメールによると、作業は進めてはいるけれども不具合があって、まだ完成ではない、とのことです。そして、その不具合というのが、それこそ今回の新しい顔となるトップページのバナー部分なのです。動きのあるトップページを教え子のデザイナーに作ってもらったのに、それが動かないのだと。

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 トップページといえば、書物でいうところの表紙にあたる一番目立つ部分です。ホームページを印象づける部分です。訪問者が最初に見る部分です。そこができていないということは、「海外源氏情報」から「海外へいあんぶんがく情報」にデータを引っ越しさせる以前の問題です。引っ越しはこちらでできます。とにかく、一日も早く入れ物の改修をしてもらいたいのです。
 今回の一番の改修部分である顔が、一枚の画像を貼ってごまかしてありました。ど素人の仕事です。長い時間をかけた末にこれでは、本当にがっかりです。話になりません。文末の「何卒ご理解頂けますよう」という言葉が白々しく響きます。

◆170831_From 制作担当 W氏 より 私へ

海外平安文学情報ページの制作状況につきまして、ご連絡致します。
以下のURL(テストサーバ)にホームページをアップロード致しました。

http://xx.xxx.xxx.x/wordpress/

デザイン等ご確認頂き、必要な修正がございましたら、ご連絡ください。
修正が完了次第、伊藤様のサーバにアップロードさせて頂きます。

また、上記のページにてオープニング動画に不具合が発生しており、現在再生することができておりません。
こちらを修正次第ご案内いたしますので、何卒ご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。


 早速私は、科研の研究協力者である仲間のすべてに、以下のメールを送りました。そして、修正次第ご案内があるのを待つことにしました。


◆170906_伊藤の科研(A-2017)関係の先生方へ

本年度採択された伊藤の科研(A-2017)のホームページの試作版が出来ました。

以下のURL(テストサーバ)で確認できます。

http://xx.xxx.xxx.x/wordpress/

デザインや公開している情報等をご確認頂き、ご自由に意見をお寄せ下さい。
まだまだ未完成です。もっと斬新な情報の発信母体にしたいと思います。
このサイトは、NPO法人〈源氏物語電子資料館〉が科研終了後は引き継ぎますので、最低でもあと50年以上はここから情報発信をしていきます。
今回の修正が完了次第、9月中旬をメドに正式に公開したいと思います。

なお、上記のページにてオープニング動画に不具合が発生しており、現在再生することができていません。


 みなさんにこのメールを送った9月6日の時点では、今はトップページが思うように動かないものであっても、不具合はすぐに解消されると思っていました。そのため、「9月中旬をメドに正式に公開」できると、みなさんに伝えました。今になって思い返せば、私の判断が甘かったようです。この不具合は、それ以降も年度末を過ぎても解消されないままに放置されているのです。それは何と今に至るまでも。

 研究協力者の先生方からは、この不具合を承知で、いろいろな意見をいただきました。いいものを見ていただきたかったのに、こんな未完成のものを見てもらうことになり、本当に残念な思いの中で、お寄せいただいたご意見に感謝しました。

 1ヶ月経った10月中旬には、業者から公開をどうしますか、という打診をされていることを、仲間に伝えています。しかし、トップページの不具合を抱えたままでの公開などは問題外であり、ありえないことです。修正次第ご案内といいながら、まったくそれは気配さえなくて「公開」の打診をする無神経さに、驚き呆れました。ホームページの顔すら作れない、ホームページが果たす役割すらわかっているのか疑問に思わざるを得ない技術者をいつまで相手にすべきか、真剣に考えるようになりました。誠意をもってホームページに対処していないことが、日毎に感じられるようになったからです。
 引き受けた仕事の内容を軽視した態度は、もはや明白です。修正次第ご案内という朗報が来るのを待つしかないと思い、「公開」の打診には応えることはしませんでした。相手にわかるように、まじめに仕事をしろ、早く修正しろ、という意思の表明です。最初に杜撰なものと知りつつ妥協して歩み始めると、入れ物は作ったではないかと言って、後は何もしないで居直られるだけですから。

 そうこうするうちに、11月初旬には、修正次第ご案内ではなくて、新ホームページについて、点検期間が2ヶ月を過ぎたことから、このまま公開してもいいか、という確認がありました。これも、能天気な業者のたわごとに「アホか」という腹立ちをぐっと抑え、ひたすら修正次第ご案内を待ちました。この修正次第ご案内は、今日現在に至るまで、いまだにありません。指定されたアドレスを見ても、昨年の8月31日に案内のあった、不具合を抱えたままのホームページがテストサーバーに放置されたままです。

 このことは、2018年になってから急転回する事態を冷静に判断する上で大切なことなので、ここでしっかりと確認しておきます。

 さて、このままでは、科研の成果が公開できないままに年を越すことになります。それは、これまでに科研の成果はきっちりと公開してきた私としては、屈辱とでもいうことです。そこで、私の方から、12月に入ってから動きました。

 昨日の記事の最後に紹介した「科研の打ち合わせを帝国ホテルで一日中おこなう」(2017年12月11日)というものは、実際には12月10日(日)のことです。東京で、お2人の方と、今後の科研の運用について相談したのです。そして、帰洛早々の翌11日に大学の事務責任者S氏に、そして科研の運用において実務の面で協力してもらっている4人へは同送メールとして、以下の内容のメールを思うに任せぬ現状の報告として送りました。

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◆171211_伊藤 to S氏

以下、科研のホームページに関して困り切っていたので、自分なりに解決の方途を見つけましたので、相談がてら現状の報告をします。

K社に依頼していた科研のホームページに関して、今夏8月31日に制作担当のW氏より連絡をいただいて以来、まったく連絡が途絶えています。
また、その際に、以下のようなメモがありました。卒業生のTさんが苦労して作ってくれた作品が、いまだに放置されています。

「上記のページにてオープニング動画に不具合が発生しており、現在再生することができておりません。
こちらを修正次第ご案内いたしますので、何卒ご理解頂けますよう宜しくお願い申し上げます。」

待てど暮らせどその後の進捗状況などの音信が不通なので、もうこの会社とのお付き合いはお断わりしたいと思います。こんな調子では、これから大量にデータを公開していくことになるのに、後3年の対処が心もとないからです。IT分野で信頼関係がなくなると、もうお付き合いは無理だと思います。
先方からは、試作版の手直しを、とのことでした。しかし、トップページのバナーすら作れない技術者に、今後の迅速な対応は期待できないと判断し、この会社を見限ることにしました。
当初は8月には公開を予定していたものです。

一昨日、東京の日比谷図書文化館で『源氏物語』の講座がありました。そこで、上京したタイミングを見計らって、以下の方と日比谷図書文化館に近い帝国ホテルで、昨10日、1時間半にわたって面談をしました。
かねてより知り合いを通して、ウェブに関する優秀な人材を探してもらいたい、とお願いしていました。すごい奴が見つかったということだったので、とにかく直接会って、こちらの意図などを実際に顔を見て説明しました。理解の早い、なかなかシャープな若者でした。東京での厳しい競争社会で、着実に業績を伸ばしているようです。
(中略)
もう師走なので、年明けにはホームページが公開できるよう、彼の技術力に賭けたいと思います。
(中略)
以上、事情などの説明を推読していただき、ご教示およびご指示をよろしくお願いします。

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 この後、改修業務を請け負っていた会社には、私の科研費の運用を任すことになっている事務方から、契約解消の連絡をしてもらうこととなり、2017年も暮れたのです。

 ここで念のために確認しておきます。
 ホームページの製作担当者と名乗るW氏からのメールを、昨年の8月31日に不具合を抱えたままのホームページに関する連絡としてもらいました。それ以来、今に到るまで一通たりともW氏からのメールはもらっていません。電話もしかり。
 数回の連絡は、大学に出入りの方が本社からの伝言だとして私に伝えていただいているだけです。しかも、証拠を残さないように用心してか、大学内の内線電話で連絡があります。この方は誠実な対応で実直な仕事ぶりなので、信頼できます。しかし、製作担当者と名乗られた東京本社のW氏の姿は、昨年の8月31日に本当に一度だけ、メールを通して垣間見ただけです。しかも、その方が実在されるのかどうかすら、知る由もありません。すべてを、大学に出入りしておられるまじめな方を間に入れてのやりとりなので、W氏はすべてをその方に責任転嫁しておられるように思われます。このW氏は、みごとなほどに姿を見せられないのです。このW氏は、本当に池袋にあると言われている本社にいらっしゃる方なのか、不信の念を抱いています。ネット社会なので、在宅勤務だとしても、その方の存在には疑念をいだいているところです。そんなことを思わせるやりとりが、8月末日から大晦日まで続いたのです。
 
 
 
posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月17日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(6)

 これまでに、私が抱えている科研(A)のホームページが公開できないことに関して、以下の記事を本ブログに書き、多くの方々に報告してきました。
 ここで、公開してきたブログの記事の所在を明示し、関係する文章やコメントを抜き出して、これまでにホームページが公開ができていない件での情報の流れを整理しておきます。

 まず、4月に新規採択の通知を受けてから、この科研で何をするかということを、ホームページに掲載するものになる情報群を意識して、次の6本の記事を公開しました。まずは、ホームページができるまでの準備としての情報公開です。これらの記事の中でも、折々に情報はホームページで公開する中で、コラボレーションによる研究を展開することを明言しています。
 そして、こうした準備をしながら、ホームページの改修と再構築の業務を請け負ってくれる会社を探していました。そして見つかった会社が、何と一年経った今に至るまでまったく誠意のないままの対応なのです。その不誠実さと受託業務を放棄していることを、こうして事実を連ねて丹念に実証しているところです。


「今年度の科研で「海外の平安文学」が採択(内定)となりました」(2017年04月05日)

「新規科研の開始にあたって1(翻訳された『源氏物語』の言語数)」(2017年04月06日)

「新規科研の開始にあたって2(翻訳文献と関係論文の点数と到達目標)」(2017年04月07日)

「新規科研の開始にあたって3(学術的な特色・独創性・成果・意義)」(2017年04月12日)

「新規科研の開始にあたって4(おおよその研究計画とその方法)」(2017年04月19日)

「新規科研の開始にあたって5(平成29年度の研究計画)」(2017年04月20日)

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「2つのホームページの不具合に関するお詫び」(2017年04月26日)

「ダウンロード版『海外平安文学研究ジャーナル インド編 2016』の再公開」(2017年05月01日)

「ダウンロード版『日本古典文学翻訳事典 1・2』のお詫びと再公開」(2017年05月25日)

(これまでのホームページ「海外源氏情報」において、ダウンロードができないことに対処することを広く伝える記事です。とにかく、このことについては、一番早く対処したいと思っていることが伝わる記事となっています。4月26日と5月1日の記事では、次のように書いています。当初は、業者に委託するのはこれまでの「海外源氏情報」の改修版なので、5月の連休明けから5月末までには、部分的にでも公開できると考えていたことがわかります。業者から見積書の初版が届いたのは4月20日付けのものだったので、ちょうどこの前後の状況がわかるブログの記事だと言えます。今から思えば、技術力のない業者に業務を頼んだことがとんだ誤算だったのです。)

(2017年04月26日) 現在、本年度より採択された科研がスタートする時でもあります。これまでのホームページ「海外源氏情報」は新しい科研のホームページに吸収合併することで、こうした事態を解決したいと、その方策を検討しているところです。そのため、『海外平安文学研究ジャーナル』(オンラインジャーナル)のダウンロードについては、今しばらくお待ちいただきたいと思っています。暫定的に、新しいホームページが公開できるまでの間は、このブログで『海外平安文学研究ジャーナル』(オンラインジャーナル)がダウンロード出来るようにすることも検討中です。

 NPO法人〈源氏物語電子資料館〉のホームページに関しては、「従来のイオネットからのサイト」を復活させることで、緊急避難としての対処を考えています。

 いずれにしても、5月の連休明けまでには何らかの対処をいたしますので、いま少しの時間をいただきたく、ご寛恕のほどをお願いいたします。とりいそぎ、現状の不具合の報告と、今後の対応についての報告といたします。


(2017年05月01日) 現在は、「海外源氏情報」(科研HP)のリニューアル版の作成に着手しています。今月末までには、不十分ではあっても、何とか形にして公開したいと思っています。
 いましばらくの猶予をいただきたいと思います。


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「京洛逍遥(447)観光でポケット版の音声案内が使える日が近い」(2017年05月16日)

(改修により新装となる新規採択の科研のホームページに関して、そのページのデザインが進行していることがわかる記事です。)

 塔下さんは、大阪観光大学の前身である大阪明浄女子短期大学の卒業生で、私の教え子です。また、22年前に短大の中に創設した、当時は世界的にも最先端だと言われた、「マルチメディア部」と「ワールド・ワイド・リサーチクラブ」の主要メンバーでもありました。

 この度、縁あって、いろいろとデザイン面で助けてもらうことになりました。
 新規採択となった科研のホームページのデザインも、お願いしています。これも、出来あがりが楽しみです。もうしばらくお待ちください。


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「科研(A)の成果は「海外源氏情報」から[海外平安文学情報]へ」(2017年05月26日)

(ここで、私が一番最初に手をつけたかった、それまでの「海外源氏情報」における(1)ダウンロードができなくなっていること、と、(2)画面がロックされていること、の、2つの不具合についてお詫びを記しました。
 そして、新規採択の科研のホームページに関するデザインが決まり、受託業者に渡した時点で、その概要を広く告知する情報も流しています。このまま改修されたホームページができれば、そこへ新たな情報を流し込み、これまでの情報との統合を図ろうとしていたことが、この記事からわかります。これが、私が描いていたホームページの構想の全容です。それが、もう一年も何も公開できないままに、受託業者によって時間が停められています。まさに、私の研究活動がこの業者によって妨害されているに等しい、とこの場を借りて訴えているところです。)

 「海外源氏情報」については、先月4月1日以降は修復も含めて、まったく何も手を付けていません。問題の所在が不明確にならないようにするため、専門家からアドバイスをいただいての対処です。

 今後は、この「海外源氏情報」を通して公開してきたデータのすべてを、今年度から4年計画で新しく始まった科研(A)「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(課題番号︰17H00912)に取り込み、近日中に新たに立ち上げるホームページ[海外平安文学情報]に移行します。
 現在の「海外源氏情報」で発生している不具合は、新ホームページ[海外平安文学情報]に移行を終えたら、その段階で役割を終えることにします。

 現在は、新ホームページのデザイン(案)を検討しているところです。
 この画面は、その一部が動きますので、完成型を楽しみにお待ちください。

170526_site-design.jpg

 この入れ物に、これまでの情報のすべてと、これからの情報を盛り込むために、今は新築と引っ越しの作業で、慌ただしく立ち回っているところです。
 新しくお披露目するホームページ[海外平安文学情報]は、もう少しお待ちください。


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「科研のアルバイト募集(「海外へいあんぶんがく情報」に関する情報の収集整理)」(2017年06月05日)

(ホームページの改修が順調に進んでいると確信していたので、こうした情報を流しました。)

 仕事の内容は、世界各国における〈平安文学〉の研究状況に関する実態調査(研究機関・研究者・研究成果・翻訳書等)を実施し、それを基にして、調査・収集した資料を整理し、海外における受容と研究の歴史を総合的に整理する研究支援をしていただくものです。
 具体的には、〈平安文学〉が海外において、誰がどのようにして受容・研究・翻訳されているのかを調査し情報を整理して、共同討議の基礎資料を作成していただきます。
 こうして得られた情報は、ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」を通して発信します。新しいホームページは、現在作成が進行しています。


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「第9回「海外における平安文学」研究会は大阪観光大学で今月30日に開催」(2017年06月28日)

(最初は、こうした研究会開催のお知らせなどは、ホームページで連絡する予定でした。そのホームページの改修がおくれているので、わざわざこうしたお詫び付きの情報を流すことになりました。)

 これまでの科研のホームページである「海外源氏情報」(http://genjiito.org)が、いまだに不具合を抱えており、情報の更新が3月31日からまったくできていません。
 下記の要領で開催することを、この場を借りてお知らせします。
 連絡が遅くなり、大変失礼しました。


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「科研のアルバイト募集中[その2](「海外へいあんぶんがく情報」の情報収集と整理)」(2017年07月18日)

(この助っ人募集の記事の中に「情報や資料の収集と整理、ホームページの作成と更新および補訂をおこなっていただく」と明記されています。今回のリニューアル版ホームページの運用には、アルバイトの方にその仕事を受け持ってもらうことが、当初から想定されていました。そのことは、最初からシステム会社に伝えてありました。ホームページの更新のためのツールの開発は、そうした用途での業務として依頼したものです。肝心のホームページがいまだにできていないので、この作業はまったくできないままに時間が経過しています。このホームページの運用を任せようとしたアルバイト生には、本当に申し訳ないことになっています。)

 過日、「科研のアルバイト募集(「海外へいあんぶんがく情報」に関する情報の収集整理)」(2017年06月05日)という記事を、本ブログに掲載しました。
 来月には、新たに「海外へいあんぶんがく情報」(http://genjiito.org)を公開できる予定です。そこで、さらにお手伝いをしてくださる方を追加募集することにしました。

 仕事の内容や条件は、過日とほぼ同じです。在宅ではなくて、実際に大阪観光大学に来ていただいて、情報や資料の収集と整理、ホームページの作成と更新および補訂をおこなっていただくことが基本となります。

 現在、4人の方がこうした仕事を手伝ってくださっています。大学一年生が中心なので、専門的な知識が求められるものではありません。こうしたテーマに関する、興味と関心が強ければ、十分に楽しくやっていただけるはずです。また、本科研のテーマの一つに、若手の育成があるので、これにも合致した取り組みとなっています。


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「新規科研(A)の取り組みが順調に動き出しています」(2017年07月20日)

(昨日までの経過説明では、次の記事にあるように、7月19日にホームページ改修の業務を委託したシステム開発会社と面談による打ち合わせをしたことを拾い上げていませんでした。メールなどでは、このことが文字として残っていなかったためです。この件も、昨日の記事の追記として残しておきます。なお、この冒頭で「昨日は、システム開発管理会社にお願いしている、科研の新ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」に関する打ち合わせをしました。これまで公開していた「海外源氏情報」(http://genjiito.org)のバージョンアップ版となります。」とあることは、記憶に留めておきたいと思います。今回のシステム開発管理会社への委託業務は、「海外源氏情報」(http://genjiito.org)の「バージョンアップ版」だったことが、ここでも確認できるからです。つまり、新規にホームページを作成するのではなく、「再構築」「改修」「バージョンアップ」「リニューアル」だったのです。また、その後の赤字部分「データを継承する中で、新たなスタイルに移行しながら、より使い勝手の良いデータバンクを構築しようとしているところです。」という記述も、そのことを裏付けています。このことは、今回の受託会社の対応と理解が私と違っていることを明らかにしているものです。)

  昨日は、システム開発管理会社にお願いしている、科研の新ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」に関する打ち合わせをしました。これまで公開していた「海外源氏情報」(http://genjiito.org)のバージョンアップ版となります。

 昨年度までのホームページ「海外源氏情報」は、すでに海外における平安文学の研究に役立つ、膨大な情報を提供するサイトとして育ちました。そのデータを継承する中で、新たなスタイルに移行しながら、より使い勝手の良いデータバンクを構築しようとしているところです。
 システムの開発チームから寄せられている、いろいろな質問に答える形で、一つずつ前進しています。予定通り、8月上旬に試作版を公開できると思います。みなさまからのご意見を取り入れながら、平安文学に関するデータバンクを次の世代に手渡ししていくつもりです。

 過日このブログを通して募ったアルバイト要員に関しては、すでに10人が集まったので、ここで一旦締め切ります。全員が大阪観光大学の1回生という、おもしろい構成となりました。今回の科研の研究期間は4年間なので、彼らの卒業とともに次世代にすべてを引き継ぐことになります。ゴールがはっきりしたこともあり、なかなかいい形でのスタートとなりました。


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「科研の打ち合わせを帝国ホテルで一日中おこなう」(2017年12月11日)

(ホームページの改修に関してはまったく動きがなかったので、7月20日から12月11日までの約5ヶ月のブログでは、特に記事は掲載していません。メールで仲間といくつかやりとりがあったことは、引き続き記す報告に譲ります。この師走の記事では、ホームページに関してまったく連絡が途絶えたために、この請け負い業者を見限ることを想定し、新たな業者探しをしていたことがわかります。とにかく、私への作業の進捗状況の報告がないので、別の道を探すしかなくなったのです。また、ホームページを展開させる中で構築するデータベースに関しても、今回の請け負い業者には不可能なことだとわかったので、これについても別の糸口を求めて人と会ったりしています。2017年12月は、それまでの業者に失望したために、新たな方途を求めだした時期なのです。)

帝国ホテルの1階のラウンジで、IT関係者と科研に関する打ち合わせをしました。科研のホームページがまったく進展しないので、新しくやり直すためです。ホテルのロビーには、立派なツリーが飾られています。
(画像省略)
 目の前に現れたのは、私がコンピュータと出会った36年前にはまだ生まれてもいない若者でした。完全に4世代は隔たってしまっていることを実感します。昔抱いていた夢と今の夢が交錯する、実に楽しい話をしながら、科研で私がやりたいことを語り、支援をお願いしました。彼なら、夢を実現してくれそうです。頼もしい若者とのいい出会いとなりました。

 そのすぐ後、午後からはまた別の方と、今度は場所をホテルの地下に移し、和食をいただきながらの打ち合わせです。今度は、データベースの構築について、その実現に向けた夢のある話です。具体的には、多言語に翻訳された日本文学作品を比較検討するためのデータベースを、どのようにして実現するか、という問題です。名古屋大学の先生を紹介していただくことになりました。
 また、『源氏物語』の写本を翻字してデータベース化して公開することについても話し合いました。打ち合わせを重ねる中で、まずは池田本と大島本の本文を「変体仮名翻字版」でデータベース化し、その2つの本文の違いが容易に確認できるデータベースの構築に取り組むことになりました。これから、その手配に着手します。
 異分野の方の力を借りて、積年の課題を何とか実現したいと思っています。

 あまりにも楽しい話が続いたので、つい話し込んだこともあり、新幹線に乗ったのは、もう夜でした。
 2つの面談は、これまでの課題を新しく展開させる上で、共に数歩前に進むことを確信させるものでした。今年一番の、稔り多い打ち合わせでした。


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posted by genjiito at 21:44| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月16日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(5)

 昨日の「昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(4)」では、昨年2017年6月28日の「作業内容の確認事項」までの事実を報告しました。
 その後はまた別の展開となるので、ここまでで事実確認で明示しなかったことのいくつかを、落ち穂拾いのようにしてその一部を引用することで掬い上げておきます。
 以下でSとあるのは、大学事務局の責任者の名前です。

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◆2017.04.20_From O氏 to S(最初の見積書が送られてきた時のメールは大学の事務局宛であり、私は同送者に入っていませんでした。この見積書のことは後でわかりました。この業者は誰を相手に受注しようとしていたのか、この時点では不明です。)

伊藤様の源氏物語ホームページ運用費用につきまして見積書を作成致しました。
内容をご確認の上、問題が無いようでしたらご発注頂けますようお願い致します。

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◆2017.04.25_From O氏 to 私(事務に連絡が行った5日後に、私宛の見積書と発注依頼のメールが届きました。)

本件、ホームページ年間運用費のお見積りを送付させて頂きます。
内容をご確認の上、問題が無いようでしたら事務局様に発注手続きのご依頼をお願い致します。

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◆2017.05.18_From O氏(2通目の見積書を受け取った後、3週間も経ってからの私宛のメール)

本件、SEO対策が不要とのことですので、該当項目を削除したお見積りを送付致します。
元々60万円というお話でしたが、今回のご要望を頂きディスカウントしております。

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◆2017.05.23_From O氏からのものをS to 私(私へはO氏から直接は来ないパターン。文中には「ホームページの内容に関しては直接連絡になる」とあります。しかし、そういうことはなく、実際には間に人が入ったりメールだったり、音信不通になったりというのが実態でした。また、「大学様とサービス内容は同じ」と言ったこともあり「今回に限りフルスクラッチを含めてお受けさせて頂きます。」とあることは大切なことです。当初より、私からの依頼内容のすべてについて、大学向けに行なっているサービスの質を落とすことなく十全の対処をする、という理解がなされていることがここから確認できます。それが、8月末にトップページがうまく動かないことが出来した時点で連絡が途絶え、そのまま直接連絡がないままに放置となりました。さらには、ここでは「再作成」「新ホームページの作成」「改修」など、業者が一体何をどうしたいのかが揺れています。今後のやりとりを含めても、今回依頼したものは「改修」の枠内のものです。新規作成については、こちらから依頼したものではありません。早急に対処してもらえるのであれば、一日でも早くホームページが公開できるのであれば、「新規」でも「改修」でも「再作成」でも、いずれでも私は構いません。この流れからは、業者が勝手に「新規作成」に舵を切り替えたと理解するのが自然だと思われます。「レスポンシブ対応」については不要であることはすぐに伝えました。)

Kに発注書の送付前に、以下の内容を、伊藤先生のほうでご確認お願いします。


S宛てに送付するよう記載がありましたため、伊藤様に確認する内容も合わせてこのメールに記載させて頂きます。
お手数お掛け致しますが、転送頂けますようお願い申し上げます。
 ※今後、ホームページの内容に関しては直接連絡になると想定しております。

■作業範囲について
 ご説明させて頂きました通り、作成がホームページのデザイン含め、イチから再作成(フルスクラッチと説明しています)する場合、現在の金額ではお受けすることが難しい作業ボリュームとなっております。
 しかし、大学様とサービス内容は同じと説明させて頂いたこともございますので、今回に限りフルスクラッチを含めてお受けさせて頂きます。

■作業の日程感に関して
 ホームページの運用開始直後からフルスクラッチを行ったホームページで稼働させることを想定されていましたが、デザインや構成、記載する詳細内容、レスポンシブ対応(後程詳細を記載します)を実施するか等を擦り合わせした上で、新ホームページの作成に着手します。
 新ホームページ作成中も都度、方向性や想定通りの構成になっているかチェックして頂く必要がございますので、フルスクラッチ対応の場合、リリースまでお時間が必要となることを予めご了承下さい。
 まずはデザインや構成、サーバへのアクセス情報等ご連携頂き、早々に打ち合わせを実施してスケジュールを決めたいと考えております。

■ご連絡方法について
 「作業の日程感に関して」にも関わってきますが、伊藤様との連絡方法、連絡経路を決めておく必要がございます。
 メール連絡が一般的だとは思いますが、デザインや構成のニュアンスを伝えたり、クイックな反応が必要でしたらSkypeやチャットワーク等のチャットツールを利用された方が推奨となります。

■WordPressの脆弱性対応
 本件につきましては、最新版のWordPressにバージョンアップして対応させて頂きます。
 現在のWordPressがどのバージョンを利用しているか把握できておりませんが、最新化したことによりホームページソースの構文が違ったり、選択されているデザインの差異によって現行ホームページのレイアウトが崩れる部分が出てくる可能性がございます。
 上記につきましては、新ホームページが稼働するまでの間となりますので、予めご了承頂けますようお願い致します。

■レスポンシブ対応について
 レスポンシブとはパソコンだけでなく、スマホなど異なる画面サイズでホームページを閲覧した際、レイアウトやデザインを柔軟に調整する機能となります。
 ホームページの利用者様がパソコンメインの場合は対応しなくても良いのですが、スマホアクセスが多いようでしたらレスポンシブ対応をあらかじめ視野に入れる必要がございます。
 WordPressの中でデザインを決めるテーマというものがございますが、レスポンシブ対応していないモノもありますので、こちらを選んでしまうと後でレスポンシブ対応を行う事が困難となります。
 まずはレスポンシブ対応を視野に入れているかご教示頂けますようお願い致します。

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 こうしたやりとりがあった後、7月中の公開が8月のお盆前となり、さらに不具合があるので修正できしだいに案内するのでそれまで待ってほしいとの連絡が、8月31日にありました。

 次回は、そのことから書き起こします。
 (以下、つづく) 
 
 
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2018年04月15日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(4)

 前回の記事、「昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(3)」(2018年04月11日)の末尾に記したことの続きです。
 先方の業者Oさんからいただいた「作業内容の確認事項」については、後掲の通りの回答をしました。
 この回答について、少し説明を加えておきます。

 私は、人と話をする時には、可能な限り顔を合わせて面談することを心掛けています。ネット越しのやりとりでは、えてして人間不在となりがちだからです。そのため、この時も、前回の記事にもあるように、大学での打ち合わせの場で直接「海外源氏情報」(http://genjiito.org)の画面を見ながら回答し、それを東京の本社に伝えてもらいました。6月28日のことです。
 この回答の文面が堅苦しいのは、先方の方に私が説明したことによる聞き書きを、エクセルの表に文字で埋めてくださったものが先方に送られたものだからです。
 それにしても、この質問も精粗の烈しいもので、どこまでこちらの意図がわかっての質問であるのか、当初から大いに疑問に思いました。もっと大事なことを最初に詰める必要があるのに、この質問はある意味どうでもいいと言っては語弊があるとしても、些細なことばかりです。肝心のことが問われていないのです。
 例えば、次の例がそうです。

「新ホームページはデザインを含め、イチから作成する必要があり、本番リリースまでお時間が掛かります。」


 この言いわけまがいの文言からもわかるように、すでに私が4年間にわたって構築した前科研(A)の「海外源氏情報」から、それを引き継ぎながら展開する現科研(A)の「海外へいあんぶんがく情報」へと移行する意味が、先方の担当者にはほとんど理解できていないとしか思えません。
 そのため、私としては聞かれたことに答えるだけという、ここでは型通りの回答になっています。展開としては、実際に1件ずつやりとりをする中で、丁寧な対応をしてもらう中で決めていこうと思っていました。それが、業者の姿勢は通り一遍の投げ遣りな対応だったので、肩透かしという感触を最初に持ったことは言うまでもありません。
 さらには、次の文言もそうです。今回の私からの業務の発注に関わる依頼は、ホームページに関して限定すると「改修」であることは、担当者も理解できていたようです。しかし、その後の対応はピンボケでした。このことが、この後の業者のとんでもない対応で明らかになります。特に、2017年12月以降は明らかに常軌を逸したものでした。その時に、このことを再度詳細に確認します。

「今回の改修で以下の通り修正しようと思いますが宜しいでしょうか。」

「リリース完了までの間、現在のホームページで改修する項目がございましたらご教示頂けますようお願い申し上げます。
例)ジャーナルのダウンロードが出来なくなっている不具合だけ解消して欲しい。   …等」


 ここに見られるように、前回の記事で指摘した通り、当時私が一番解決したいと思っていた「海外源氏情報」の不具合の解消に対しては、こちらの切実な願いは伝わっていたのです。しかし、それは以降もずっと無視され続けていくのです。
 また、最後の(8)(9)(10)の項目に、「視覚障害関係のホームページ」「NPO法人〈源氏物語電子資料館〉」「エラー発生のNPO法人〈源氏物語電子資料館〉」の3項目が列記されています。これによって、私からこの業者への業務依頼の中に、科研のホームページの改修のみならず、現在も私が取り組んでいるその他いくつかのホームページに関する情報の公開に関しても、改修の依頼をしていたことが明らかに見て取れます。
 これ以外にも、研究成果を公開するための電子ジャーナルの編集や、学生たちがホームページをアップデートするためのツールなどの開発もお願いしていました。それらに関する言及がここにないのは、まだその段階にまでは至っていないという、スタート時点でのやりとりということもあるとしておきます。ここでは、ホームページの改修に関することに限定されていると言えます。
 それでは、このホームページ以外のことはどうなったかと言うと、それらはまったく先方からの問い合わせはありませんでした。もちろん、最初に着手するホームページすらまともにできなかったのですから、その次の保守や科研のサポートなどは埒外のこととして、適当に忘れ去られていたのでしょう。

 とにかくここでは、以下に、このホームページの改修に限定しての「作業内容の確認事項」に関する最初のやりとりの確認として、具体的な資料を掲示し、その内容を文字として列記します。
 
180415_kaitou.jpg

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(通し番号)確認内容
  → 回答内容



(1)リンクの挙動について確認となります。
 「マウスを持って行くと下線が消える」、「マウスを持って行くと下線が表示される」という相反するご指示がございます。
 使い分けとしては、ホームページフッター部分は「マウスを持って行くと下線が表示される」
 ホームページ内は「マウスを持って行くと下線が消える」という認識で宜しいでしょうか。

 → 確認内容で間違いございません。フッター部分は「下線が表示」、ホームページ内は「下線が消える」でお願いします。

(2)項番「1」に関連しますが、「リンク先がある場合は下線が入る。」というご指示は、ホームページ本体内のご指示であり、フッター部分はリンクがあっても「下線は不要」という認識で宜しいでしょうか。

 → 確認内容で間違いございません。フッター部分はリンクがあっても「下線は不要」でお願いします。

(3)「マウスを持って行くと文章が流れるように表示(下から上へ)」というご指示ですが、表示する文章を頂けますようお願い致します。

 → 後日回答

(4)現在のホームページでは、「平安文学情報」メニューにカーソルを合わせた際、「平安文学関連Webサイト(1)」、「Webサイト(2)」、「Webサイト(3)」と表示されまていますが、正しくは以下と認識しております。
 今回の改修で以下の通り修正しようと思いますが宜しいでしょうか。
  平安文学関連Webサイト(1) → 
  平安文学関連Webサイト(2) → 
  平安文学関連Webサイト(3) → 

 → 指示済み

(5)下記URL内に「●現代語版」という文言がございますが、リンクと同様に青文字下線となっておりますが、リンクは設定されていない状態です。
 どのように扱えば宜しいでしょうか。
 http://genjiito.org/10jyougenji/

 → 実際にはあります。後日指定。

(6)下記URL内に「第三章 野々口立圃作『十帖源氏』の本文構造」(菅原郁子)という名前がございますが、他の名前はリンクになっており、ここだけリンクになっておりませんでした。
 こちらはリンクではなく本文という扱いで正しいでしょうか。
 http://genjiito.org/update/10jo_ronbun_list/

 → 問題なし

(7)新ホームページはデザインを含め、イチから作成する必要があり、本番リリースまでお時間が掛かります。
 リリース完了までの間、現在のホームページで改修する項目がございましたらご教示頂けますようお願い申し上げます。
 例)ジャーナルのダウンロードが出来なくなっている不具合だけ解消して欲しい。…等

 → 回答済み

(8)http://genjiito.sakura.ne.jp/touchread/ 視覚障害関係のホームページ
(9)http://www.eonet.ne.jp/~genjiito/index.html NPO法人〈源氏物語電子資料館〉
(10)http://genjiito.org/npogenji/ エラー発生のNPO法人〈源氏物語電子資料館〉

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posted by genjiito at 23:58| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月14日

京洛逍遥(487)「肉専科 はふう 聖護院」

 日比谷図書文化館の《源氏物語講座》に参加なさっている星野さんが、関西にお越しになりました。星野さんは、日比谷での講座が終わってから有楽町での自主講座のお世話をしてくださっています。NPO法人〈源氏物語電子資料館〉が進める写本も読んでいただいているので、いつもお世話になっている方です。
 かつて京都の某銀行で支店長をなさっていた関係で、京都は隅々までご存知です。今日は、京大病院の並びの聖護院にある肉料理屋さんを紹介してくださいました。

 私は隔月で京大病院に行っているのに、病院の斜め向かいにあるこの「肉専科 はふう 聖護院」には気づきませんでした。このおしゃれな入口は、自分とは無縁の風景に見えたからでしょう。

180414_hafuu.jpg

 お肉が柔らかくて、美味しい食事をいただきました。
 食べ終わってから、目の前でハンバーグが焼かれているのが気になりました。
 次は、これをいただきましょう。

180414_Hamburg.jpg

 そうこうする内に、今朝方、関西国際空港に着いたばかりの庄婕淳さんが来てくれました。立命館大学で研究生として活躍していた庄さんは、昨秋から中国広東省にある大学、恵州学院に就職したのです。長い間、ワックジャパンや[町家 de 源氏物語の写本を読む]に参加してくれていて、いつも明るく楽しい話題を提供してくれていた庄さんがいなくなり、少し寂しい思いをしていました。半年ぶりに会い、元気そうで安心しました。相変わらずキャンパスを飛び回っているようです。

 昨年度は、インドにおける『源氏物語』の翻訳をテーマにした報告書をまとめました。
 来年度には、中国における『源氏物語』の翻訳をテーマにしたシンポジウムやパネルディスカッションを開催し、それをまとめる構想を庄さんに話しました。この提案を、庄さんは二つ返事で引き受けてくれました。これから、その準備に入ります。
 中国語訳『源氏物語』に興味と関心をお持ちの方々とコラボレーションをする中で、最新の情報や動向を庄さんをキャップとして集約したいと思います。

 話が盛り上がったこともあり、3時間近くもこのお店に長居をしてしまいました。居心地のいいお店でした。

 このお店の向かい側には、「本家八ッ橋西尾」があります。

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 昨日、今年の葵祭の斎王代が、葵祭行列保存会から発表されました。
 第63代斎王代には、坂下志保さんが選ばれました。坂下さんは2009年に采女として参列し、お母さんが1988年に斎王代に選ばれた方です。親子で斎王代に選ばれるのは、今回で6回目だそうです。坂下さんは、今年同志社大学を卒業したところだとのこと。そんなことを話題にしていた時に、坂下さんのお母さんがこのお店の前の「西尾」の専務をなさっていることに気づきました。何とも偶然ながら、楽しい話がしばらく続きました。
 
 
 
posted by genjiito at 19:54| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2018年04月13日

高校での初授業は「小論文」でした(その1)

 本年度の明浄高校での授業が始まりました。今年も昨年同様に、毎週金曜日が出講日です。
 担当科目は、高校3年の看護進学コースの「小論文」。

 幸いなことに、昨年の9月から教えていたクラスの持ち上がりです。昨秋からの半年間は、積極的に語りかけたり、いろいろと書かせたりしたので、生徒一人一人の様子がおおよそわかっています。
 年度があらたまったこともあり、少し偉そうに挨拶代わりに「他を想う」ということと、「答えは一つではない」という話をしました。
 いつも喋りすぎるので、早速、千字詰めの原稿用紙に「将来の目標と理由」という題目で書いてもらいました。
 作文の添削は、手間と時間がかかります。ただし、「論文」の指導と言っても、頭に「小」が付いたものです。「博士論文」の指導とは違います。看護師の試験対策のものなので、ポイントは絞られています。

 さまざまなテーマに取り組むことで、「考える力」と「まとめる力」と、そしてその次の「書く力」を着実に付けてくれることを願って対応していくつもりです。
 この若い子たちを飽きさせないように、いろいろな工夫を凝らして、文章を書くのが楽しくなるように仕向けていくようにしたいものです。なかなかの難題ではありますが……
 
 
 
posted by genjiito at 20:31| Comment(0) | *身辺雑記

2018年04月12日

翻訳本の展示を再開(ビルマ語訳『源氏物語』と『あさきゆめみし』)

 大阪観光大学での翻訳本のミニ展示は、新年度を迎え、装いも新たにスタートしました。
 これまでは図書館の3階に展示していたため、せっかくの展示もなかなか足を向けてもらえませんでした。
 今年度は留学生がさらに増えたこともあり、一人でも多くの学生に翻訳本を見てもらいたいとの願いも強くなります。そこで今年からは、図書館1階の入り口近くに展示ケースを移動し、見てもらいやすい場所を確保することにしました。ただし、スペースの関係で展示ケースは1台だけなので、厳選された本を20冊程度展示することになります。

180412_tenji1.jpg

 今年は、前年度の大きな成果であるミャンマーで収集した翻訳本の展示から始めることにしました。ただし、まだ整理中ということもあり、今日は『源氏物語』のビルマ語訳5冊を並べました。

180412_tenji2.jpg

 その右側には、漫画『あさきゆめみし』のタイ語訳、英語訳、豪華和装本を並べることで、翻訳本に興味を持ってもらうことを今回の展示の目的としました。

180412_tenji3.jpg

 いつものような解説文は、まだ準備中なのでしばらくお待ちください。新入生の関心を惹くことを最優先にして、とにかくスタートしたものです。

 次は、5月のゴールデンウィーク明けに展示替えを考えています。

 今回も、科研の研究協力者となっている2回生になったばかりの6人の学生が、あれやこれやと知恵を絞って、わいわいがやがやと展示の用意をしました。展示ケースの中に置いた折り紙が、和風の雰囲気を盛り上げています。

 こうした本を見ながら、千年前を、そして海外のさまざまな言語に想いを馳せていただけると幸いです。
 また、ご覧になっての感想などをお寄せいただけると、次からのやりがいにつながります。

 なお、昨年度までの展示を一冊の冊子にすべく、学生たちが解説文や写真を整理しています。5月末までには、展示の記録としての冊子版を発行します。奮闘努力の結果を、楽しみにお待ちください。
 
 
 
posted by genjiito at 22:06| Comment(0) | ◎国際交流

2018年04月11日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(3)

 昨春、新規採択された科研(A)「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(課題番号︰17H00912)のホームページが、いまだに開設できていません。2017年度の膨大な成果が公開できず、困り切っています。
 この業務を請け負った会社がどのような対応をしたのかを、ここに詳細な記録を繙くことによって確認していきたいと思います。ホームページが公開できていない理由について、この1年間の記録をもとにして、問題点を明らかにしようとするのが目的です。事実を時間軸に沿って並べ、さらにその過程での請け負い業者の発言を正確に併記することで、おのずとその実態の素描ができあがることでしょう。

 〈2017年4月20日〉付けの「御見積書(大阪観光大学 伊藤様 ホームページ年間運用費用)」と、〈2017年5月9日〉付けの「御見積書(大阪観光大学 伊藤様 ホームページ年間運用費用)」があることは、すでに「昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(1)」(2018年04月05日)に書いた通りです。

 その後、手元に何も記録がないので、次の5月31日までに何かやりとりがあったのかは不明です。というよりも、思い出せません。何かわかれば、後で追記します。
 事実を確認できることで言えば、以下のような動きがありました。
 まずは、担当者のOさんから電話があったことを、大学の事務の方が教えてくださいました。私は、24時間態勢でメールの読み書きをしていることを伝えてあったのに、このIT時代にアナログな対応には驚きました。
 以下のメールなどの引用にあたっては、今回の件での確認事項に関係ない部分は割愛して引用します。また、読みやすくなるように、内容には一切手をいれずに、改行や行詰めなどで見栄えをよくした部分があります。

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2017.5.31 12:33

KのOさんより、先生に連絡がとりたいとの電話がありました。
Oさんの電話番号お知らせ致します。

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 次のメールは、電話で見積書についての私からの意見を伝えたことを踏まえたOさんからのものです。

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件名: 【ホームページ運用】源氏物語に関して
日付: 2017年6月5日 15:08:48

掲題の件、お電話にて会話させて頂きましたが、お支払条件に関して以下の状況となっておりました。

 S次長からは伊藤様と弊社で決めて欲しい(科研費も関わるため)
 伊藤様からは事務の方と弊社で決めて欲しい(費用に関わると不正となってしまうため)

お電話だけですと3者間で見えていない話がある状態で、誰が決定して良いか分からなくなってしまうため、本メールを送付させて頂いておりますが、伊藤様と弊社の間では、「前回も年度末に支払っていた」との情報がございましたので、大学様の年度末(2018年3月5日)をお支払期日とし、支払条件に「保守最終月(2018年3月5日)支払」等、ご記入して頂くことで会話しております。

明日(6/6)、S次長、伊藤様にて上記内容に齟齬が無いか、ご確認頂けますようお願い申し上げます。

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 ここに記されている「大学様の年度末(2018年3月5日)をお支払期日とし、支払条件に「保守最終月(2018年3月5日)支払」等、ご記入して頂くことで会話しております。」とあることについて、最終的にどうなったのかは、今私の手元にはこれに関する書類がないので、後で事務方を通じて調べてから報告いたします。
 そして、この翌日から実際にホームページに着手してもらうことになっていきます。
 ここで確認しておきたいのは、この時点で私が構築しているホームページに出入りできる情報をこの会社に渡したこと、そして増築する新しいホームページのデザインのデータのすべても、この段階ですべてを渡していることです。とにかく、この時点ですべてを託しました。それが、いまだにこのホームページが出来ていないのが事実です。

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2017.6.6 07:48

ホームページのデータを添付します/伊藤鉄也・大阪観光大学

ホームページのデザイン用データとさくらインターネットの情報を添付します。
これで大丈夫でしょうか。
よろしくお願いします。

  iCloudからダウンロード
   170606_さくら.pdf
   146.7KB
  iCloudからダウンロード
   HP_heianbungaku.zip
   31.96MB

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 これを受けて、Oさんからは受け取ったので確認作業に入ったとの返信をいただきました。

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2017.6.6 11:0

本件、情報のご開示ありがとうございます。
現在、内容の確認を行っておりますので今しばらくお時間頂けますようお願い申し上げます。

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 確認後、ホームページの補訂版を作成するにあたっての質問がOさんからありました。

--------------------------------------
2017.6.23 13:57 Oさんから

先日は、資料のご送付ありがとうございます。
内容を確認させて頂き、いくつかご質問がございましたのでメールに添付させて頂きます。
お手数お掛け致しますが、ご確認の上、返信頂けますようお願い申し上げます。
※解凍パスワードは別途送付いたします。

また、具体的なスケジュールを決めて作業に着手したく考えておりますので、来週、お打ち合わせのお時間を頂けますでしょうか。

場所は伊藤様の研究室を考えております。
日時をご指定の上、2、3候補日を頂けますでしょうか。

--------------------------------------

 これに対して、私からは3日後に以下の返信をしました。
 ここで問題となるのが、以下で赤字にして示したことです。
 ホームページの改修のことよりも、取り急ぎ対処してもらいたい、火急の対処のお願いです。
 これについては、その後、一言も言及もなく、また、いまなおまったく対処をしてもらっていません。
 このことは、最後(予定では10回目)に公開する資料及び報告と大きく関係しますので、ここで強調しておきます。
 今回この業者にお願いしたのは、新たなホームページの追補及び補修のみならず、昨年まで4年間にわたって公開してきた、今回のベースとなるホームページ「海外源氏情報」の保守などがあります。そのことすら、まったく手付かずのまま、今に至るまで放置されています。
 これが事実であることは、昨年3月31日で完全に止まったままの「海外源氏情報」(http://genjiito.org)の中の「ジャーナル」(http://genjiito.org/journals/)のページをご覧ください。この無様な状態のままに、1年間が経過したのです。慚愧にたえません。
 まずは、この不具合だけは早急に対処してもらいたかったのに、完全に無視をして放置されていることに、日々悔しい思いをしています。こうしたことすら出来ない、技術力のない業者であることを、不覚にも私は気づかないままに日時が経過していったのです。

--------------------------------------
2017.6.26 17:06

出張のため返信が遅くなりました。
大学での打ち合わせについては、以下の日時が可能です。

(1)6月28日(水)午後1時40分〜3時半まで
(2)6月29日(木)午後1時30分〜3時半まで
(3)7月6日(木)午後1時30分〜3時半まで

また、旧来のホームページ「海外源氏情報」(http://genjiito.org)については、以下の2点だけが問題です。

(1)ジャーナルのダウンロードができない
(2)画面がロックされているために、表示されている画面の文字列がコピーできない

それも、最低限、ダウンロードができるようになれば、当座は特に支障はありません。
新しいホームページが立ち上がるまで、この不具合だけでも解消していただければ助かります。

ご指摘の確認事項については、後日回答いたします。

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 これに対する業者のOさんからは、

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2017.6.26 17:58

本件、ご連絡頂きありがとうございます。

(1)6月28日(水)午後1時40分〜3時半まで

上記日程にてお打ち合わせをお願いいたしいます。
当日は弊社I(現在大学様で保守を担当している者)がお伺いさせて頂きます。

確認事項につきましては、ご連絡お待ちしております。

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以下、まだ続きます。
 
 
 

posted by genjiito at 23:56| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月10日

視覚障害者が「点字付 百人一首」を楽しむ会を2つご案内

 初夏に、東京と大阪でそれぞれ「点字付百人一首」のイベントがあります。
 2018年度も、目の見えない・見えにくいみなさんが、元気に活動をスタートなさいます。
 私は、後半の大阪開催の「東西でかるたを楽しむ会」に参加する予定です。

 まずは、早い方から、「点字・拡大文字付 百人一首〜百星の会」のご案内です。
 これは、事務局の関場理華さんからの情報をもとにしたものです。
 待ち合わせ場所やお弁当のことがありますので、詳しくは関場さんにお問い合わせください。

■馬場部 かるた会■


☆日時 4月21日(土)
 午前の部 10時半〜
 午後の部 「かるた会」13時〜

☆会場 新宿区立障害者生活支援センター・多目的室
 (新宿区百人町4-4-2)shinjuku-ssc.jp/

☆プログラム
 春爛漫の今、桜の花を歌に織り込んだ百人一首の札を使って、かるたとりをします。
 午前中のワークショップでは、桜は残念ながら散ってしまいましたが、実際に外の公園に出て花々に触れ、感じたことを、三十一文字の形にして、永久保存してみましょう。
 13時からのかるた会は、「桜の歌のかるた会」になります。

★馬場部かるた会で使用する15枚の歌
※歌の末尾にある( )内の数字は、小倉百人一首の通し番号

☆青
8 きみがため をしからざりし いのちさへ
    ながくもがなと おもひけるかな(50)
14 いにしへの ならの みやこの やへざくら
    けふ ここのへに にほひぬるかな(61)

☆桃
3 もろともに あはれとおもへ やまざくら
   はなよりほかに しるひとも なし(66)
5 たかさごの をのへのさくら さきにけり
   とやまのかすみ たたずもあらなむ(73)
11 しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
   ものや おもふと ひとの とふまで(40)
18 つくばねの みねよりおつる みなのがは
   こひぞつもりて ふちとなりぬる(13)

☆黄
1 はるすぎて なつきにけらし しろたへの
   ころもほすてふ あまの かぐやま(2)
4 すみのえの きしに よるなみ よるさへや
   ゆめの かよひじ ひとめよくらむ(18)
6 ひさかたの ひかりのどけき はるの ひに
   しづごころなく はなの ちるらむ(33)
15 ほととぎす なきつるかたを ながむれば
   ただ ありあけの つきぞ のこれる(81)
18 はなさそふ あらしの にはの ゆきならで
   ふりゆくものは わがみなりけり(96)

☆緑
2 はなのいろは うつりにけりな いたづらに
   わがみ よにふる ながめせし まに(9)

☆橙
8 いまはただ おもひたえなむとばかりを
  ひとづてならで いふ よしもがな(63)
9 せをはやみ いはに せかるる たきがはの
   われてもすゑに あはむとぞ おもふ(77)
14 はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
   かひなくたたむ なこそ をしけれ(67)


☆お問い合わせ・お申し込み
■「点字・拡大文字付き百人一首〜百星の会」
  関場理華、08077261634



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 続いて、東京の「百星の会」と大阪の「大阪点字付きかるたを楽しむ会」の合同企画のご案内です。
 こちらは、兵藤美奈子さんからの情報をもとにしています。

■東西でかるたを楽しむ会■


☆日時 5月4日(祝・金)
☆会場 アミティ舞洲(大阪市此花区北港白津二丁目1番46号)
 研修室2と3

 午前の部 10時から〜
  「百人一首と仲良くなろうワークショップ」

 午後の部 13時から〜16時半
  「目の見えない・見えにくいあなたもレッツ”ちはやふる”体験!」
  百人一首に、点字と拡大文字を付けて、バリアも世代も越えて、皆でかるたに挑戦してみませんか?
  「でも百人一首って、ちょっと敷居が高い」と、ためらってしまう方は、午前中のワークショップからご参加ください。
  千年前の歌人と、仲良くなれること請け合いです。

☆参加費 500円(全日)
☆申込〆切 4月27日(金)

☆お問い合わせ・お申し込み
■「大阪点字付きかるたを楽しむ会」
 兵藤美奈子・putti-castle205@key.ocn.ne.jp
 野々村好三・090-3841-9107

 
 
 
posted by genjiito at 20:28| Comment(0) | ■視覚障害

2018年04月09日

海外調査帰りの血糖値が急上昇

 京大病院の糖尿病・内分泌・栄養内科で、2ヶ月ごとの検査と診察を受けて来ました。
 結果を見て、ある程度予想していたものの、ヘモグロビン A1cの値が「7.7」と、これまでの最高値になっていたのです。

180409_graph.jpg

 主治医からは「7.5」が最大限の許容範囲としても「7.0」以内に、と言われているので要注意の状態です。消化管がない私は、高めの数値はしたかがないので、それをいかに低めで上下動の少ない血糖値に安定させるかがテーマです。
 ただし、血液検査などその他の検査によると、特に臓器等の働きに変化はないので、とにかく血糖値のコントロールが課題ということです。
 私は6月と11月に上がりやすい傾向があります。また、昨年4月から、定年退職と再就職で大きく環境が変化したことに、まだ身体がうまく対応できていないようです。

 今回、早々と上がったのは、2月から3月まで海外で外食だけの生活をしたことが大きく影響していると思われます。妻が毎日考えてくれている食事からこんなに遠ざかったことは、本当に久しぶりです。自分だけで血糖値の管理がいかに難しいかを痛感しています。
 また、体重が目標の50キロに届かない状況が長く続いています。これ以上痩せないように筋肉を付ける努力も、これまでに増して意識したいと思います。

 現在、一度に食べられる食事の分量が限られているので、一日数回に分けています。よくお腹が空くので、一日に5、6回は食べています。そのためもあってか、食後血糖の上下が激しくなっているのではないか、ということでした。確かにそうです。一日中何かを食べているのです。1回の食事時間は、朝昼は1時間、夜は2時間としています。しかし、何かと忙しいこともあり、中々守ることが難しくなっています。
 食事の最中に腹痛に見舞われることがままあるので、人さまと一緒に外食をすることは極力避けています。家族と一緒だと、食べられなくなったら私の分を替わりに食べてもらえるので、安心して食事ができるのです。ということで、お付き合いが悪いこともご了承ください。

 前回いただいたアドバイスで、プロテインを試してみる、ということを、今度は本気で導入することにしました。夜10時頃に食べていた食事をプロテインに切り替える、ということを徹底させようと思います。
 また、いろいろな場で甘いものを口にすることが多くなっています。疲れが溜まる日々だからでもあるのでしょう。仕事の内容もペースも、過重にならないように&スローぺースで、ということを今後はさらに徹底させます。それに伴い、ご迷惑をおかけすることも多くなるかと思います。とにかく、生き続けることを最優先の生活にしますので、ご理解とご協力をお願いするところです。

 ということで、私の周辺で仕事を支えてくださっているみなさまへ。
 食生活の改善に取り組んでいますので、甘いものを与えないでください。
 仕事のペースを、今まで以上に意識的に落としますので、ご理解を願います。
 もろもろ、変わらぬお付き合いを、よろしくお願いします。
 
 
 
posted by genjiito at 20:08| Comment(0) | *健康雑記

2018年04月08日

孫が1歳になったお祝いの会

 我が家の玄関脇のチューリップは今が見ごろです。

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 今日は京都府知事選挙の投票日です。早朝に下鴨小学校で投票をしました。
 その足で出雲路橋を渡り、地下鉄鞍馬口駅から京都駅に出て、伊勢丹の中にある美術館「えき」で開催中の「草乃しずか展」を観ました。和を基調とした刺繍の見事さに圧倒されます。

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 早いもので、孫が産まれて1年が経ちます。スマホの写真アプリに送られてくる日常の様子から、日々の成長を見ては楽しみが広がります。
 今日は、両方の家族が一堂に会して、お祝いのパーティーがありました。
 1升餠を背負わせるのが、今日のメインベントです。
 背負わせたまではよかったものの、すぐに後ろに引っ繰り返ってしまいました。

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 大騒ぎの中で、賑やかな儀式は進みます。
 手作りのケーキやうどんなどで作った食事も、なかなか凝ったものでした。

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 お土産に、手形を捺したクッキーをもらいました。

180408_tegata.jpg

 部屋の飾りなども、すべてが手作りです。今日の記念の写真も、大きくなったら温かく見守られていたことを実感しながら見ることでしょう。
 
 
 
posted by genjiito at 20:52| Comment(0) | *美味礼賛

2018年04月07日

日比谷で橋本本「若紫」を読む(2018年度-体験講座)

 先月で一旦終わった本講座も、5月からまた新たなサイクルに入ります。と言っても、私の講座では、現在使っているテキストをそのまま継続して読み進めて行きます。今は、ちょうど半ばに至ったところです。

 京都では少し花曇りではあるものの、賀茂川の桜まつりが今日から始まりました。昨日の雨と大風で、花が散り初めたところです。明日までが見ごろだと思われます。

 車窓からの今日の富士山は、足早に通り過ぎた暖かさに困ったような表情です。

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 東京駅に着くと、暖かいことを実感しました。内幸町から日比谷図書文化館の写真は、今回初めて掲載します。

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 日比谷公園の桜は、もう葉桜です。

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 今日は、新しい受講者を招き寄せるための、体験講座がありました。お試し版に参加していただき、受講するかどうかを考えてください、という趣向のものです。お世話になっている、日比谷図書文化館の「古文書塾 てらこや」が受講者獲得のために取り組んでおられるプログラムの一つです。
 幸いなことに、16名の方が試しに話を聞いてみよう、ということでお集まりになっていました。

 自己紹介の後は、今回使用するテキストのことを説明しました。橋本本「若紫」が鎌倉時代の中期に書き写された写本であることを、持参した複製本などを回覧して話しました。
 また、源氏千年紀に編集した『千年のかがやき』を使って、橋本本や大島本がどういう写本であるかなども確認しました。
 さらには、書写の道具である糸罫のことも。
 明治33年に平仮名が一字に、国策として決まったことを強調したことは、言うまでもありません。

 後半の1時間は、文字についての問題点を確認してから、橋本本「若紫」の第1丁表を、3行目まで確認しました。ここまでで漢字は一文字も出て来ません。漢字は意識の外に置き、仮名文字の字母に注意を払いながら読んで行くことを強調しました。また、変体仮名が昨年はユニコードに採択されたことも伝えました。

 いろいろとお話ししたいことが多かったので、詳しくは本課コースで、ということに留めておきました。一人でも多くの方が、新しく講座に参加してくださることを楽しみにしています。

 今日は、この体験講座が始まる前の2時間を、地下のラウンジで旅行会社の方と打ち合わせをしていました。
 今年の8月に、ハーバード大学所蔵の古写本『源氏物語』(「須磨」「蜻蛉」の2冊)を調査に出かけます。最初は秋を予定していました。しかし、ハーバード大学のメリッサ・マコーミック先生から、8月に一緒に調査をしないか、というお誘いを受けました。そこで、日比谷図書文化館の講座を受講なさっている方々にもお声がけをして、マコーミック先生のお話も伺いながらこの『源氏物語』を閲覧する計画を進めているところなのです。
 このハーバード本は、現在読み進めている橋本本と近い環境で書写された写本だと思います。その意味からも、講座の参加者はこの橋本本の原本を、多い方は3回も、国文学研究資料館で実際に手にして見ておられるので、いい勉強の機会にもなるかと思います。
 今日の段階では、10名くらいの方と渡米し、原典を見ていただくセッティングを考えているところです。期間は、8月19日(日)から24日(金)までです。当初は、ワシントンの米国議会図書館にも立ち寄り、国立国語研究所からも公開している『源氏物語』の写本の調査もする予定でした。しかし、日程などを考えて、ハーバード大学だけにしました。
 5月の連休明けまでに詳細が決まりますので、わかり次第に本ブログにも掲載します。機会があれば閲覧して調査を、と、考えておられた方は、この機会に同道を検討してみてください。人数に制限がありますので、ご希望に添えないことがあることをご承知おき願います。

 今日は、体験講座だけでした。いつものように終わってからの自主講座はないので、先月に新しく生き返ったゴジラを、先月は正面からだったので今日は左右から写真に収め、すぐに新幹線に飛び乗りました。

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 まだ明るいうちにこうして帰洛することは、めったにありません。珍しく、夕靄の中に聳え立つ富士山を見ました。富士はいつもいつでもどこから見ても絵になります。

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 京都の駅前では、いつものように水芸をしていました。私は、これを見るのを楽しみにしています。つい魅入ってしまったので、写真を撮ることを忘れてしまいました。
 雨上がりの夜空を見上げていると、冷たい空気が身体を包みます。ぶるっとしました。暖かかった東京が嘘だったかのように、底冷えのする京都に立っていることに気付きました。
 
 
 
posted by genjiito at 21:55| Comment(0) | ◎NPO活動

2018年04月06日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(2)

 私は、科研に採択されると、すぐにホームページの構築に着手します。
 ここでは、そのことを確認します。

 前回の科研費(A)の研究、【海外における源氏物語を中心とした平安文学及び各国語翻訳に関する総合的調査研究】は、2013年10月という年度途中での採択でした。
 年度末まで半年もないという、急なことだったにもかかわらず、そのホームページを公開したのは、4ヶ月後の2月でした。
「海外源氏情報」(科研HP)

 今回も、4月に業者と交渉を始め、上記のホームページの増改築なので開発期間は短いだろうということで、当初は7月の公開のはずでした。しかし、4ヶ月後の8月になるとの連絡が届きます。お盆前後ならと了解しました。そして、一応出来たけれど不具合がある、という不完全なものが、8月31日に提示されたのです。
 8月のお盆前ということだったのに、31日になり、しかもそれは杜撰極まりない、トップページに写真を一枚貼り付けただけのものでした。どれだけ酷いものかは、また後に詳細に記します。そして、9月に入ってからは、不具合の解消がいつになるのか、連絡を待ち続けました。しかし、なんとそれは昨年の12月になっても音信不通だったのです。
 そこで私がようやく動いたのは、これもまた後に詳しく書きます。

 業者の言い分を聞いて、譲りに譲って昨年のお盆までの公開のはずでした。しかし、1年経った今でも、ホームページ「海外へいあんぶんがく情報」のトップページに置くバナーすら完成したとの案内もなく、何も報告も受けていません。

 以上の経緯の確認は、今後の報告と突き合わせる上で大切なことなので、あえてここに明記しておきます。

(以下続く)
 
 
 
posted by genjiito at 19:47| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月05日

昨春採択の科研(A)のホームページが公開できない理由(1)

 昨年2017年4月に、〈科学研究費補助金 平成29年度 基盤研究(A)(一般)〉で、「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(研究代表者:伊藤鉄也、課題番号︰17H00912)が新規に採択されました。折しも、3月から4月にかけては、それまでの基盤機関であった国文学研究資料館から、定年退職と再就職に伴い大阪観光大学に所属先が変わったばかりの時でした。すぐに諸々の変更手続きなどを終えて、公的資金を導入した研究をスタートさせました。
 そして早速、前年度までに構築していたホームページ「海外源氏情報」(http://genjiito.org)をベースとして、それを発展的に増改築したホームページ「海外へいあんぶんがく情報」を起ち上げ、情報発信を継続するための準備に取り掛かったのです。まずは、採択結果を受けてすぐの昨年4月中旬から、新しいホームページの運用を始めるため、あるウェブ関連業者の支援を得る契約の交渉に入りました。手元には、〈2017年4月20日〉付けの「御見積書(大阪観光大学 伊藤様 ホームページ年間運用費用)」という、最初に受け取った書面があります。また、ゴールデンウィークを挟んだその後の打ち合わせを経て、〈2017年5月9日〉付けの「御見積書(大阪観光大学 伊藤様 ホームページ年間運用費用)」というものもあります。
 しかし、あれから1年が経過した今に至っても、当初予定していた「海外へいあんぶんがく情報」(http://genjiito.org)というホームページは公開できないままです。予定していたホームページは、昨年3月31日の時点で時が止まったかのように休眠状態で放置されています。
 なぜ1年経ったにもかかわらず、新規採択の科研を包摂した新しいホームページが公開できていないのか? 心配してくださる方々には、折々に個人的に説明をしてきました。しかし、もう1年も経ったのです。そこで、その経過と原因と理由をこの段階で総整理し、その責任の所在を明確にしておく必要があると思い、本ブログで公表することにしました。

 私の研究は、情報を公開しながらコラボレーション(共同研究)を展開する中で成果を上げる、という手法をとっています。この手法で、これまで科研費の研究に取り組んで来ました。
 しかし、今回はその手法で研究を推進するための基地となるホームページがいまだに出来ていない状況のために、昨年度の膨大な成果も多くの方に公開できないままでいます。
 例えば、先月現地調査に行ったミャンマーで見つけた新資料や最新情報は、私の個人的な日記を公開している本「鷺水庵より」(http://genjiito.sblo.jp/)から、研究を支援してくださっている方々に報告することに留まっています。正式に科研のホームページから報告できない状況下では、これもいたしかたなしとしながらも、忸怩たる思いでいます。特に、『源氏物語』の翻訳言語としては第34番目となるビルマ語訳『源氏物語』の存在が判明し、その翻訳者と先週は2度にわたって面談をしたことなどは、これまでの研究史の中に位置づけたい事項です。今は、暫定的な速報としてこのブログで公開していても、出来ることなら一日も早く研究成果の集積であるホームページ上に、時間軸の流れの中に定位して記載したいことなのです。
 とにかく、ホームページがないことで、研究とその成果が公開できず、困惑の真っただ中にいることをご理解いただけると幸いです。
 また、このコラボレーションのツールとなっていた私のホームページが出来ていないために、予定していた研究成果が予定通り得られず、進展しない課題も多く、さまざまな支障が生じています。翻訳本の訳し戻しなどにより、日本の文化がどのように変容して世界各国に伝えられているのか、という実相解明の共同研究などは、ほとんど取り組めていません。これは、コラボレーションと国際集会や研究会をリンクさせて展開する予定のものでした。
 昨年度実施した研究会の成果なども、電子ジャーナルとしてウェブに発行・公開してきた『海外平安文学研究ジャーナル 第7号』が公開できないことになっているのも、困り切った事態となっているものです。先の科研で順調に巻を重ねてきた電子ジャーナルが、昨年度は途切れてしまいました。
 今回の科研のテーマは、海外を視野に入れたものです。世界各国の研究者の方々とのコラボレーションが、ホームページを通して円滑に行なえない、という、私の研究手法では致命的な状況に追いやられていることも、ここに特記しておきます。

 現在私は、昨春契約したウェブ関連業者の無責任で非協力的な対応と怠慢により、結果的には科研を遂行するにあたっての妨害をされている状況が形成されている、との認識を抱いています。とにかく、ホームページがまったく運用できないので、前に進めないことで困っています。

 その意味からも、ここにこれまでのことを洗いざらい提示し、整理して、何回かに分けて報告することにしました。相当数の資料が集まっていますので、おそらく十回に分けての記事になると思われます。

 まず、私がこれまでに獲得した科研費による研究を列記し、それらがすべてホームページを運用しながら展開してきたものであることを明らかにします。

 次の12件の科研は、私が研究代表者及び研究分担者として主体的に運用に関わって来たものです。
 今取り組んでいるものを(10)とし、初めて私が単独で獲得したものを(1)として、順次過去に遡るように列記しました。
 下記のリストの中では、下から3番目の【源氏物語古写本における異本間の位相に関する研究】(1997年)の100万円を超える科研費が付いてから、それ以降はずっとホームページにその研究経緯と成果を公開してきました。
 《重点領域研究「人文科学とコンピュータ」》
 (http://genjiito.sakura.ne.jp/t_ito/HTML/R5.0_kaken.html
 なお、下記リストの(4)〜(1)の[研究機関]の項目に「大阪明浄女子短期大学」とあるのは、私がそこを退職した後に「大阪明浄大学」を経て、現在は私の基盤機関となっている「大阪観光大学」の前身です。

(以下続く)


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(10)【海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究】
研究課題/領域番号 17H00912
研究種目 基盤研究(A)
配分区分 補助金
審査区分 一般
研究分野 日本文学
研究機関 大阪観光大学
研究代表者 伊藤 鉄也 大阪観光大学, 国際交流学部, 教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
配分額 39,130千円 (直接経費 : 30,100千円、間接経費 : 9,030千円)
2017年度 : 9,750千円 (直接経費 : 7,500千円、間接経費 : 2,250千円)
キーワード 平安文学/多国語翻訳/日本文化/十帖源氏/データベース
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(9)【視覚障害者と共に古写本の仮名文字を読み日本古典文化を共有するための挑戦的調査研究】
研究課題/領域番号 15K13257
研究種目 挑戦的萌芽研究
配分区分 基金
研究分野 特別支援教育
研究機関 国文学研究資料館
研究代表者 伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
配分額 3,380千円 (直接経費 : 2,600千円、間接経費 : 780千円)
キーワード 視覚障害 / 日本古典文化 / 仮名文字 / 触読
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(8)【海外における源氏物語を中心とした平安文学及び各国語翻訳に関する総合的調査研究】
研究課題/領域番号 25244012
研究種目 基盤研究(A)
配分区分 補助金
審査区分 一般
研究分野 日本文学
研究機関 国文学研究資料館
研究代表者 伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2013-10-21 – 2017-03-31
配分額 31,980千円 (直接経費 : 24,600千円、間接経費 : 7,380千円)
キーワード 源氏物語 / 平安文学 / 多言語翻訳 / 日本文化 / 十帖源氏 / 翻訳 / グロッサリー
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※研究分担者として主体的に運用
【日本古典籍における【表記情報学】の基盤構築に関する研究】
研究課題/領域番号 22242010
研究種目 基盤研究(A)
配分区分 補助金
審査区分 一般
研究分野 日本文学
研究機関 国文学研究資料館
研究代表者 今西 裕一郎 国文学研究資料館, 館長 (90046219)
研究分担者 伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
配分額 46,800千円 (直接経費 : 36,000千円、間接経費 : 10,800千円)
キーワード 国文学 / 表記情報学 / 本文研究 / 源氏物語 / 日本古典文学
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※研究分担者として主体的に運用
【源氏物語の研究支援体制の組織化と本文関係資料の再検討及び新提言のための共同研究】
研究課題/領域番号 19202009
研究種目 基盤研究(A)
配分区分 補助金
審査区分 一般
研究分野 日本文学
研究機関 國學院大學
研究代表者 豊島 秀範 國學院大學, 文学部, 教授 (90133272)
研究分担者 伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 文学形成研究系, 教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2007 – 2010
配分額 44,070千円 (直接経費 : 33,900千円、間接経費 : 10,170千円)
キーワード 源氏物語 / 河内本 / 平瀬本 / 大島本 / 定家本 / 吉川家本 / 明融臨模本 / 天理河内本 / 七毫源氏 / 岩国市吉川家本 / 中京大大島本 / 古代文学 / 中京大学大島本
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(7)【日本文学の国際的共同研究基盤の構築に関する調査研究】
研究課題/領域番号 18202007
研究種目 基盤研究(A)
配分区分 補助金
審査区分 一般
研究分野 日本文学
研究機関 国文学研究資料館
研究代表者 伊藤 鉄也(2009) 国文学研究資料館, 文学形成研究系, 教授 (10232456)
      伊井 春樹 国文学研究資料館, 館長 (50036175)
研究期間 (年度) 2006 – 2009
配分額 47,580千円 (直接経費 : 36,600千円、間接経費 : 10,980千円)
キーワード 日本文学 / 国際化 / 日本文学翻訳 / 文化交流史 / 日本文学国際集会 / 翻訳論 / 日本文学研究ジャーナル / 国文学 / 比較文学 / ゴードン・スミス / 日本文化交流史
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(6)【外国語による日本文学研究文献のデータベース化に関する調査研究】
研究課題/領域番号 15320034
研究種目 基盤研究(B)
配分区分 補助金
審査区分 一般
研究分野 日本文学
研究機関 国文学研究資料館
研究代表者伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 文学形成研究系, 助教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
配分額 14,500千円 (直接経費 : 14,500千円)
キーワード 情報ネットワーク / 外国語論文 / 日本文学研究論文 / データベース / 多言語理解 / 書誌解題 / 国際情報交換 / 翻訳と研究 / 国際研究者交流
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(5)【外国語による日本文学研究文献のデータベース化に関する予備調査】
研究課題/領域番号 13871051
研究種目 萌芽研究
配分区分 補助金
研究分野 国文学
研究機関 国文学研究資料館
研究代表者 伊藤 鉄也 国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (10232456)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
配分額 1,800千円 (直接経費 : 1,800千円)
キーワード 情報ネットワーク / 外国語 / 日本文学研究論文 / データベース / 多言語理解 / 検索システム / 国際研究者交流 / イギリス:アメリカ:韓国 / イギリス:アメリカ:カナダ
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(4)【源氏物語古写本における異本間の位相に関する研究】
研究課題/領域番号 10111236
研究種目 特定領域研究(A)
配分区分 補助金
研究機関 大阪明浄女子短期大学
研究代表者 伊藤 鉄也 大阪明浄女子短期大学, 文芸科, 助教授 (10232456)
研究期間 (年度) 1998
配分額 1,400千円 (直接経費 : 1,400千円)
キーワード 源氏物語 / 本文 / 写本 / 別本 / 異本 / 異文 / コンピュータ / データベース
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(3)【源氏物語古写本における異本間の位相に関する研究】
研究課題/領域番号 09204240
研究種目 重点領域研究
配分区分 補助金
研究機関 大阪明浄女子短期大学
研究代表者 伊藤 鉄也 大阪明浄女子短期大学, 文芸科, 助教授 (10232456)
研究期間 (年度) 1997
配分額 1,100千円 (直接経費 : 1,100千円)
キーワード 源氏物語 / 本文 / 写本 / 別本 / 異本 / 階級値 / コンピュータ / データベース
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(2)【源氏物語古写本の画像データベース化と別体諸写本の位相に関する研究】
研究課題/領域番号 05610367
研究種目 一般研究(C)
配分区分 補助金
研究分野 国文学
研究機関 大阪明浄女子短期大学
研究代表者 伊藤 鉄也 大阪明浄女子短期大学, 文芸科, 講師 (10232456)
研究期間 (年度) 1993
配分額 800千円 (直接経費 : 800千円)
キーワード 源氏物語 / 別本 / 異本 / コンピュータ / 画像データベース / 映像資料 / 古写本 / 字母データベース
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(1)【源氏物語古写本の画像データベース化と別本諸写本の位相に関する研究】
研究課題/領域番号 04610266
研究種目 一般研究(C)
配分区分 補助金
研究分野 国文学
研究機関 大阪明浄女子短期大学
研究代表者 伊藤 鉄也 大阪明浄女子短期大学, 文芸科, 講師 (10232456)
研究期間 (年度) 1992
配分額 900千円 (直接経費 : 900千円)
キーワード 源氏物語 / 別本 / 諸本研究 / 古写本 / コンピュータ / 画像データベース / 筆跡データベース / データベースソフトウェア
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posted by genjiito at 23:09| Comment(0) | ◎情報社会

2018年04月04日

キャリアアップ講座と熊取ゆうゆう大学とで『源氏物語』を開講

 本年度(平成30年)の大阪観光大学では、学内の学生向けに「キャリアアップ講座」が開講されます。私は、「[初心者講座]古写本『源氏物語』のくずし字を読む」という科目を担当します。これは、国立歴史民俗博物館が所蔵する国の重要文化財『源氏物語 鈴虫』(講師が編集したカラー版の複製本)を教科書として、平仮名の元となった漢字(字母)を確認しながら読み進むものです。この「鈴虫」の写本は、米国ハーバード大学が所蔵する『源氏物語 須磨・蜻蛉』と兄弟本であり、鎌倉時代中期に書写された現存最古の写本の一つです。完成度の高い美術品でもあります。それを教科書として、初めて変体仮名を読む学生たちと一緒に、丁寧に説明しながら読んでいきます。

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 また、一般向けの社会人講座として、上記の「キャリアアップ講座」と連携する形で、熊取ゆうゆう大学の講座として「『源氏物語』の古写本を読む」というものも公開します。これは、同じ時間帯に同じ部屋で開催します。
 なお、この「熊取ゆうゆう大学 入学案内」の説明文の中で、今回使用する教科書が『国文学研究資料館蔵 橋本本『源氏物語』「若紫」』となっているのは、上記の『源氏物語 鈴虫』の間違いです。昨年度のものをそのまま印刷してしまいました。お詫びをして訂正いたします。

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 これは、昨年度から実施している講座を継続するものです。
 これまでの内容は、以下のブログで確認してください。

「生涯学習講座「『源氏物語』の古写本を読む」のお誘い」(2017年07月07日)

(中略)

「熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その4)」(2017年10月05日)

「熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その5)」(2017年10月19日)

「熊取ゆうゆう大学︰「若紫」を読む(その6)」(2017年11月02日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その7)」(2017年11月16日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その8)「盤」という文字」(2017年11月30日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その9)「天」と「弖」の対処」(2017年12月14日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その10)ひらがなの「天・弖・氐」」(2018年01月11日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その11)ひらがなの「盤・半」」(2018年01月25日)

「熊取ゆうゆう大学:「若紫」を読む(その12)言葉と文字にこだわる」(2018年02月08日)

 
 
 
posted by genjiito at 22:42| Comment(0) | ■講座学習

2018年04月03日

京洛逍遥(486)上方温泉「一休」京都本館でお花見

 好天続きです。暖かさというよりも暑さで、このあたりは一気に開花しています。
 玄関脇の花壇では、チューリップが赤白黄色と咲き揃いました。

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 賀茂川の桜も雪柳も満開です。

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 去年の今ごろ、桜はまだ蕾でした。「京洛逍遥(433)半木の道の桜はまだまだ蕾です」(2017年04月02日)

 そして、去年もこの時期に温泉へ行きました。「京洛逍遥(434)鞍馬の霊気を浴びて温泉で英気を養う」(2017年04月03日)

 同志社大学からほど近い近鉄新田辺駅よりバスに乗り、青谷川沿いを信楽に向かって走りました。
 バス停「一休温泉前」で降りると、目の前に温泉施設「一休」があります。
 新年度の始まりにあたり、一仕事を終えてから、温泉で鋭気を養うことにしました。山の中だけあって、静かなところです。ちょうど桜が満開です。来週だと、もう葉桜だったことでしょう。

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 入口には来館者への謎掛けなのか、「履き物」か「着物」かを試すかのように、有名な言葉が書いてあります。さすがは一休さんゆかりの温泉です。ここまできたら、それに続く「おはきものは下足入れに」も一捻りがほしいところです。

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 きれいな施設です。野天風呂では、ライトアップされた満開の桜が頭上から覆いかぶさります。夕闇に包まれる頃には、ハラハラと花吹雪も舞い散ってきます。湯船に浮かぶ花びらを掬いながら、花見と湯浴みを満喫しました。

 レストラン「雲水」で、ゆったりと食事をいただきました。
 戸外では夜桜が楽しめます。

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 気分転換にいい所を見つけました。
 機会を得て、駅の反対側にある一休寺へも行きたいものです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:00| Comment(0) | ◎京洛逍遥

2018年04月02日

中之島で見かけた橋の名前

 入学式に参列するため中之島に出かけたので、辞令交付式と入学式の間のお昼時間に、大阪市庁舎の周辺を散策しました。現在、公共の物に刻まれ、書かれた仮名文字に興味をもっています。そこで、以下で川に架かる橋の名前をとりあげます。
 式典の会場となっている中央公会堂は、堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島公園の東端で、市役所の後ろにあります。
 次の図は、「ウィキペディア」からの転載です。

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 公会堂がある中之島を挟んで、土佐堀川と堂島川の2つの川に架かる「難波橋」には、変体仮名混じりで「な尓者ばし」と刻まれています。これは、704年に行基が架けたと言われ、天神橋と天満橋を合わせて「浪華三大橋」とも呼ばれています。今の橋は大正4年に架けられたものです。

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 この橋の仮名文字表記に「ばし」と濁点があることに注目しています。「橋」を「ばし」とするか「はし」とするか、ということに問題意識を持つようになったからです。

 市役所の前を通る御堂筋の堂島川側には「大江橋」が架かっています。コンクリートの橋ながら、国の重要文化財です。江戸時代の元禄年間に架けられたそうです。今の橋は、昭和10年に完成しました。

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 ここに刻まれている仮名文字は「おほえはし」であり、「おおえばし」ではありません。

 この「大江橋」の前の御堂筋を市役所から南側に渡り、土佐堀川には「淀屋橋」が架かります。

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 刻まれた文字は「よどやはし」です。これも、大江橋とともに昭和10年に完成し、共に重要文化財です。「ど」は濁るのに「は」は濁っていません。その違いは何に由来するのでしょうか。

 そして公会堂の南側の土佐堀川に架かるのが「栴檀木橋」です。昭和60年に架け替えられたものです。

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 上の写真にある通り、標柱には「せんだんのきはし」と鋳造の文字が嵌め込まれ、その横には大正時代の親柱が建っています。

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 これも「はし」となっており、濁ってはいません。

 橋の名前に変体仮名を使ったり、仮名遣いを異にしたり、濁ったり濁らなかったりと、よくわからないことだけらけです。私はこうしたことは専門ではないので、何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示をお願いします。
 
 
 
posted by genjiito at 20:00| Comment(0) | ・ブラリと

2018年04月01日

大阪中之島の中央公会堂での入学式

 今日も暖かな日となりました。玄関先のチューリップも、朝から赤だけが先に咲いています。

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 平成30年度・大阪観光大学の入学式が、晴れ渡った青空の下、大阪中之島にある中央公会堂でありました。会場の雰囲気にのまれることもなく、厳かに感動的な入学式が挙行されました。明日からは、若者たちの歓声が大学の校舎内に響くことでしょう。元気をもらえる、新年度の始まりです。

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 今から40年ほど前になります。大阪府立の高校で教員をしていた時、視聴覚観賞行事でこの中央公会堂を使いました。私が担当だったので、いろいろと検討を重ねた末に、デュークエイセスを呼んで男声コーラスグループの歌声を聴くことにしました。そして、司会役として私はこの壇上でマイクを握ったことを思い出しました。この公会堂は、私にとっても懐かしい舞台です。

 その公会堂に、今日は来ているのです。
 旧懐は、ちょうど1年前のこの日に至り、いろいろと思い出しました。
 昨年は3月31日まで、定年退職に伴う残務処理に忙殺されていました。「大阪観光大学国際交流学部に着任しました」(2017年04月01日)
 今でも、一昨年の年末からの4ヶ月間を思い出すたびに、よく頭の中が溶け落ちなかったものだと身震いがします。身体がよくぞ持ち堪えてくれたものだと思うたびに、茫然自失と言うしかない空白の時間が脳裏を去来します。生まれてこのかた65年の中でも、衝撃に翻弄され、大車輪の対応を強いられた、非常に息苦しい日々でした。

 この一年間も、それなりに暴風雨が吹き荒れていました。それでも、なんとかこうして入学式に列席し、同僚と今年のこれからを語り合えるのですから、平穏な日々の中にいるといえます。支えてくださっているみなさまには、心から感謝しています。

 昨年からの懸案の課題は、まだ数多く残っています。これまでがそうだったように、これからも多くの方々の手助けを得て、なんとかやり遂げたいと思っています。お待たせしている方々には、もう少し時間をくださいと念じています。ご迷惑とご心配をかけていることに恐縮しながら、身体に無理や負担をかけないように心掛けて過ごしています。
 体調はそれなりに、そして精神的にも安定してきています。平成30年度は、昨年度とは打って変わって、静かに始まりました。今年度は、自分らしい仕事をしたいものだと、あらためて気持ちを引き締めているところです。
 
 
 
posted by genjiito at 21:11| Comment(0) | *身辺雑記