2018年02月13日

京洛逍遥(484)変体仮名で書かれた高瀬川の橋の銘板

 木屋町から先斗町の狭い水路を南に流れる高瀬川では、平成2・3年に架けられた橋の銘板には、変体仮名が混在しています。
 しかし、平成5・6年に建て替えられた橋の文字は活字体で彫られていました。
 この時期に、何か方針の見直しがなされたのでしょうか。

180213_minamidaikoku-kanji.jpg

180213_minamidaikoku-kana.jpg

 少ないながらも、まだ変体仮名で書かれた橋はあります。
 なくなってしまわない内に、記録しておきます。

 「恵比須橋」の左岸側の橋柱には、こんな漢字で書かれていました。

180213_kanji-ebisu.jpg

 その西側の右岸には「盈比須波之」(えひすはし、平成2年3月竣工)とあります。

180213_ebisubasi.jpg

 それに向かい合う北の橋柱には「たかせ可は」とありました。

180213_takasegawa.jpg

 さらに上流には、「かみく流万や者し」(かみくるまやはし、平成3年3月竣工)と彫った銅板があります。

180213_kamikuruma-kana.jpg

 その反対側の左岸の柱には「上車屋橋」と銅板に書かれていました。


180213_kamikuruma-kanji.jpg

 今の内に、折を見て京洛に散在する橋の名前を刻んだ銘板を、写真で残しておきたいと思っています。
 
 
 
posted by genjiito at 21:12| Comment(0) | ◎京洛逍遥