2016年01月20日

インドビザの申請で悪戦苦闘

 インドへ行くためには、あらかじめビザを取得しておく必要があります。

 先週から作成に取り組み、昨日と今日、やっとインドビザセンターに申請書類を持参し、手続きを終えました。
 東京のインドビザセンターは、現在は三田にあります。
 そのビルの入口は目立たないので、うっかりしていると通り過ぎてしまいます。


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 これまでは九段下や茗荷谷にあったビザセンターに行って手続きをしていました。

「インドビザの申請に行って」(2012年02月04日)

 2002年から10年間にわたって毎年行っていたインドも、2012年に『インド国際日本文学研究集会の記録』(2012年04月05日)をまとめてから、しばらく足が遠のいていました。
 久しぶりのビザの申請ということもあり、いろいろと戸惑いながら手続きをしました。
 ビザセンターの移転と共に、ウエブサイトも移動しているので、この点も注意が必要でした。

 ビザ申請の経験がある方なら、障害物競争でさまざまなバリアをクリアして走ったことが、まざまざと思い出されるかと思います。今回も、思いがけないところで躓き、三田のビザセンターに2度も通うことになりました。

 先週末には、娘と婿殿が私の申請書類を確認してアドバイスをしてくれました。英語が堪能な家族がいると、こんな時に心強いものがあります。
 しかし、それでも思いがけないフェイントというものがあるのです。

 私にとって障害となったことのうち、特に今回一番悩んだことをいくつか記しておきます。

(1)ウェブサイトにアクセスしてデータを入力し、申請書を作成した後、自分の写真をアップロードしようとしたところ、どうしてもエラー続きで先に進めません。
 ウェブサイトでは、次の「写真の仕様」が示されています。


フォーマット - JPEG
サイズ - 最小10キロバイト、最大1メガバイト
最小寸法 - 350ピクセル(幅)×350ピクセル(高さ)


 いろいろなサイズや容量の写真画像を作成して挑戦しました。しかし、艱難辛苦の末に作成した15パターンの写真のすべてが、ことごとくはねつけられます。
 先週の土曜日から昨日まで、3日にわたって試行錯誤をし、ついに諦めて昨日センターに直接電話をしました。先週も電話を何度かしました。しかし、いずれもつながらないか途中で切られてしまいました。
 結論は、顔写真はアップロードしないで持参してほしい、ということでした。それなら最初にホームページに明記しておいてほしい、などというのは禁句です。全身から力が抜けて、気持ちが萎えてしまいました。徒労とはこのことです。

(2)昨日、無事にネットのフォームに入力を終え、確認をしてからプリントアウトしたものをビザセンターに持参しました。しかし、いくつかの不備を指摘され、書類は再提出となりました。
 なお、このビザ申請のための入力フォームは、PDFによって申請書を作成するアプリケーションとなっています。入力したデータを、再利用できるテキストとして保存することはできません。つまり、印刷が終わった後は、何か修正が必要になると、また最初から入力することになります。
 再入力の繰り返しになったので、すぐに入力すべき文字列をテキストとして作っておき、それをコピー&ペーストしながら申請書類の再作成を繰り返しました。それでも、入力欄を間違えないように、結構気を使いました。
 すべて英語によるやりとりで書類を仕上げるので、なおさら頭はフル回転です。

(3)自分のパスポートの発行場所は、記載面にある奈良県だと思っていました。しかし、実は神奈川県だったのです。そのことは、パスポートの最終頁の行頭に手書きされた数字でわかるのだそうです。
 私のパスポートにメモとしてボールペンで記されたその数字が神奈川県であることは、教えてもらわないと一般には知りようがない情報だと思われます。事情通の方には常識かもしれませんが。
 パスポートの本籍欄には奈良県とあるので、てっきりこれが発行場所だとずっと思っていたのです。
 今のパスポートは、2007年2月に更新したものです。その時までは横浜の宿舎にいて、その年の8月に職場が品川から立川に移転したことに伴い、都内深川の宿舎に転居したのでした。
 確かに言われてみれば、横浜でパスポートの更新をしたのかもしれません。その時の本籍地が奈良県だったので、その奈良県が印字されており、神奈川県という新たな更新情報は、ボールペンで手書きされた番号だけで識別できるようになっていたようです。
 転居した覚えのある方は、印刷面だけでなく、ボールペンで手書きされた文字列から情報を復元できることもあるので、確認されたらいいかと思います。

(4)印刷した申請書の一枚目の最下部に、バーコードが印字されます。それが、私が印刷して提出したものは、印刷範囲からはみ出した部分が少し切れていました。紙面を一杯に使ったプリントになっていたために、プリンターの余白の調整が必要となるのです。
 印字の際に97パーセントにして、少し縮小した設定をして印字することで、この不備だと言われた件はクリアできました。少し縮小してプリントアウトしたものを提出することなど、申請者のコンピュータとプリンタの組み合わせによって変わることがあるようです。これも、事前にはわからないことでした。

 実際にはもっともっと苦労譚があります。しかし、今はこれだけにしておきましょう。

 2日目となった今日は、無事に受け付けてもらえました。上記の点や、その他もろもろの不備を調整して、何度も何度も点検して持参したのです。

 受け付けのカウンターで名前を呼ばれるまでは、どの項目の何がよくないと指摘されるのか、気が気ではありません。ハラハラドキドキの長い時間を、多くの申請者が待っておられらベンチシートに身を沈めてひたすら待ちました。

 受理されたことは、名前を呼んでくださった方が手にしておられる紙の種類でわかります。
 突き返される場合は、昨日がそうだったように、提出した3枚の書類とパスポートが握られているからです。
 今日は、最難関をクリアできました。

 パスポートの返送用となる宅急便のラベルに住所を書き、料金を支払って終了となりました。
 ほっとする間もなく、以下のメールがスマホに届きました。


Your FILE No is ○○○ and Application Status is Your application is accepted and your passport is now with agency. You will get the next update when the application reaches mission.
As on 20-JAN-16

This is an Auto generated mail please dont try to reply


 このあたりは、自動化されているようで、迅速な対応で安心できます。
 申請の煩雑さから疑心暗鬼になっている身としては、このようなメールが届くことはありがたいことです。

 とにかく、こうして無事にビザの申請を終えることができました。

 ネットでの体験談やアドバイスと事例紹介等も、事前に見ていました。しかし、やはり人それぞれに事情があるので、一発で完璧な書類を作成することは難しいことを痛感しています。
 今秋また訪印する予定です。
 今回の経験を生かして、次回は一度で申請手続が終わるようにしたいものです。
posted by genjiito at 22:39| Comment(0) | ◎国際交流