2015年11月26日

スペイン・マドリッドから届いた紅葉の写真

 スペインにいらっしゃる高木香世子先生から、お宅の紅葉の写真を送ってくださいました。


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 これまで、スペイン語で紅葉は翻訳できないと聞いていました。
 『源氏物語』の翻訳で、みなさん苦心しておられたのに、高木先生のお宅に紅葉があり、しかもこんなにきれいなのです。

 先般の研究会でも、紅葉のことが話題になったので、非常に興味のあるところです。
 『海外平安文学研究ジャーナル 第3号』に掲載している淺川槙子さんの「各国語訳『源氏物語』「桐壺」について」の説明でも「スペインには存在しないとされる「紅葉」」(71頁)とあります。

 これは、スペインに一般的にあるものなのか、それとも、高木先生のお宅が特別なのか、お尋ねしたところ、すぐに詳しい説明をしてくださいました。

 今先生がお住まいの家は、長い間オランダ人に貸していたそうです。
 そこで、多分そのオランダ人が植えたのではないか、とのことです。
 高木先生からの説明を引用します。


紅葉はとても育ちが遅く、落ちた種が萌芽すると鉢に植え替えて育てております。
もう少し早く気がつけば良かったのですが、現在4本ほど垣根近くに植え、育成しております。
ただマドリードはとても乾燥が激しく、夏季は日照り状態になりますので安心はできません。
気温の高い間は朝晩水撒きを良くして直射が強くないことを祈るばかりです。

確かに他の方たちの話しでは、日本から紅葉を持ってきても葉が赤くならないとのこと。
拙宅では紅葉がきれいに楽しめます。
もっとも昨年は春に水分が不足したようで、残念ながら枝が何本か枯れました。
今年は気を付けておりましたので、紅葉を皆様に自慢しているところです。
春の緑もこの紅葉が一番きれいです。


 またマドリッドに伺う機会がありましたら、ぜひともこの紅葉を拝見したいと思います。
 高木先生、貴重な写真と説明をありがとうございました。
posted by genjiito at 01:16| Comment(0) | ◎国際交流